きょう午前、福岡市東区でコンテナの中で農薬が漏れてガスが発生し、男性作業員3人が病院に運ばれました。

3人は意識があり、命に別状はないということです。

けさ10時すぎ、福岡市東区箱崎ふ頭のコンテナ置き場で「コンテナの中で農薬が漏れ、作業員3人が気分が悪くなった」と消防に通報がありました。

3人はいずれも、JR貨物の関連会社「九州ロジスティクス」の男性社員で、吐き気のほか目やのどの痛みを訴えて病院に搬送されたものの、意識ははっきりしていて、命に別状はないということです。

九州ロジスティクスによると、おとといこのコンテナで土壌の害虫を駆除する「キルパー」という農薬を運んだ際、液体状の農薬を入れた金属製の容器の1つの蓋がはずれていて、10リットルほどが漏れ出したため、けさから社員らがコンテナの中で掃除をしていたということです。