2008.04.09 Web posted at:  19:02  JST Updated - CNN/AP
USA

核計画申告で大きな打開なしとヒル次官補、米朝直接協議

北京――北朝鮮の核開発問題でシンガポールで8日、6者協議の北朝鮮首席代表、金桂寛外務次官と直接協議した米首席代表、ヒル国務次官補は9日、滞在先の北京で記者団に、北朝鮮が昨年末までの履行が義務付けられていたすべての核計画の申告で大きな打開は得られなかったことを明らかにした。

次官補はすべての問題は解決していないと指摘。「まだやるべきことが多数ある」と述べた。ヒル次官補は9日、北京で6者協議の議長国、中国の武大偉外務次官、日本、韓国の首席代表と相次いで会談、シンガポールでの協議結果を説明した。

次官補は8日、米朝協議を終え、「良い話し合いだった」と総括。韓国の聯合ニュースは、金桂寛外務次官が米朝間の意見対立は「大きく狭まった」と評価した、と伝えていた。

ヒル次官補は北京の会見で、シンガポール協議での詳細には触れず、米朝間の意見対立の範囲や程度にも言及しなかった。

すべての核計画の申告が遅れ、6者協議の再開もとん挫している。米朝両首席代表は今年3月、スイスのジュネーブで会談、申告問題を話し合っているが決着していなかった。ヒル次官補はシンガポールで、ジュネーブ協議より進展したとの見方を示していた。

申告では、北朝鮮のウラン濃縮活動やシリアへの核拡散活動の報告が対立点となっている。北朝鮮はウラン濃縮活動の事実などを否定。また、核計画申告については米国に昨年11月に行ったと主張、米国は完全な内容に足りないとして新たな提出を求めている。

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