アメリカ海軍のイージス艦「プリンストン」がけさ、博多港に寄航し、船内を報道陣に公開しました。

アメリカ海軍所属のイージス艦「プリンストン」はけさ9時に、福岡市東区の箱崎ふ頭に接岸しました。

1989年に建造され、湾岸戦争にも加わったプリンストンは、全長が172メートル、幅17メートルで、乗組員はおよそ350人です。

船首と船尾に、ミサイルの保存庫や発射台などが設置されているほか、ヘリコプター2機を搭載できるようになっています。

博多港への寄港は、行動を共にしている原子力空母「ニミッツ」が佐世保に入港したのに合わせたもので、アメリカ海軍は、友好親善と兵士たちの休養などが目的だとしています。

プリンストンは今月15日に出港する予定で、寄港に反対する市民団体は、あす抗議活動をするとしています。