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中国産野菜の輸入が減少 −農水省 (4/3)


 農水省は中国産野菜の輸入検査実績について、週ごとの数量を公表した(期間は08年1月下旬〜3月下旬)。品目では、07年度に申請の多かったタマネギやニンジンなど10品目。
 前年度の同時期と比較すると、2月第1週までは全品目とも前年度実績とほぼ同数だった。しかし2月第2週に前年度比で約50%の減少となって以降、3月下旬まで毎週、前年度同時期の半数ほどしか輸入されていない。
 1月31日の中国産冷凍ギョーザに農薬が混入されていた事件を受けて、中国産の食品全般を敬遠する動きが明らかになった。
 6週間の総計では、前年度比で5割以上も減少。品目別に見ると、ニンジンは約6割の減少。06年度に比べると07年度の年間総計でも輸入量が半分ほどになっていたが、さらに減少傾向に拍車がかかっている。さらに、ここ3年間ほど年間輸入量に変化がなく安定していたタマネギも、4割半ほど輸入量が減少していた。
 ただしこの数はあくまでも輸入検査申請数であるため、実際の輸入数とは若干異なる。

(2008.4.8)

 

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