大月市立中央病院(新田澄郎院長)は5月の連休明けから、病床数を約40床休止し、150床前後にする。病床稼働率が低いためで、石井由己雄市長は「今までの実績から考え、市民に支障は与えないと考えた」と話した。一方、同時期から常勤医が2人増え8人になる見込みであることを明らかにした。
中央病院の許可病床数243床のうち、産科や小児科などの51病床を04年12月から休止しており、現在稼働しているのは192床。病床稼働率は05年度から40%台に落ち込み、07年度の見込みは34・1%という。
一方、常勤医は4月1日から内科医が1人減り5人になるが、現在3人の医師と交渉中で、5月の連休明けにも着任予定という。【藤野基文】
毎日新聞 2008年4月9日 地方版