生活ほっとモーニング
4月9日放送

タイトル

予期せぬ死〜その時 家族は〜

出演者

ゲスト:長谷川剛さん(自治医科大学教授)、北野 大さん(明治大学教授)
リポーター:大沼ひろみアナウンサー

番組の内容

もしも、家族が病院で診療を受けた直後に病状が急変し亡くなったら・・・。
理由を知りたいと考えても、現状ではカルテや医師の証言だけが唯一の証拠です。
客観的に検証できる唯一の手段、解剖は遺体に傷をつけるため、家族としては受け入れがたい場合もあります。
こうした中で、遺体にCTなどの画像診断を行い、画像から死因を正確に特定するAi(エーアイ:オートプシー・イメージング)に注目が集まっています。
わずか5分の画像撮影のみで作業が終わり、しかも改ざんできない「客観的な証拠」になるため、遺族にとって真相を知るための有力な手段になると期待されます。一方、医師から見ても、「説明責任を果たす」ものにもなるため、前向きにとらえる現場も出始めています。
“予期せぬ死”に対して、患者と医師が納得するためには、どのようにコミュニケーションしていけばよいのか考えました。

※Ai(エーアイ):オートプシー(解剖) イメージング(画像診断)の頭文字をとったもの。
遺体をCTやMRIといった画像診断をすることで正確な死因を探る取り組み

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