武儀医師会の内科、小児科医が平日夜間の診療に対応する「初期夜間急病診療支援室」が7日、関市若草通の中濃厚生病院救命救急センター内に開設された。
医師の過酷な労働状況の緩和と、重病患者の受け入れ機能強化のため、病院と医師会、関市の3者が協力して開設した。月―金曜日の午後8時から同10時まで、同医師会加盟の内科、小児科医22人が、1人ずつ交代で診療に当たる。
この日、市役所で3者による協定書が結ばれ、田中孜院長、早川力会長、尾藤義昭市長が調印した。尾藤市長は「医療充実に向けた一歩を踏み出せた。ご協力感謝します」とお礼を述べた。
早川会長は、同センター利用者の9割が軽症患者であることを指摘し、「中核病院の医師は厳しい労働状況にある。まずは掛かりつけの診療所に相談してほしい」と話していた。 |
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