[2008年4月8日(火)の KCT TVニュースから]倉敷市立短大で入学式(倉敷市)
倉敷市立短期大学で入学式が行われ、120人が学生としての第一歩を踏み出しました。 晴れて入学の日を迎えたのは保育学科62人、服飾美術学科58人のあわせて120人です。また、専攻科にも10人が入学しました。新入生を代表して保育学科の青木優美さんと服飾美術学科の赤松裕美さんが伊澤秀而学長から入学許可書を受け取りました。伊澤学長は「皆さんに何より大切にしてほしいのは、自分を発見し、個性を掘り起こすことです。大学でかけがえのない個性を掘り起こして下さい」と呼びかけました。これに応え、服飾美術学科に入学した嶋由希子さんが宣誓しました。新入生を迎え、先輩となった保育学科2年の松江美佳さんはサークル活動やイベント、地元アパレル企業での実習など倉敷市立短期大学ならではの魅力を紹介し、歓迎しました。新入生たちは2年という短い期間で資格や技術を取得するため新しい生活をスタートさせます。 「子育て王国構想」バックアップ申し出(総社市)
総社市が進める「子育て王国」構想に力強い味方の登場です。総社市民などで作る子育て応援団が総社市の片岡市長を訪ね子育てバックアップを申し入れました。 総社市役所を訪れたのは小児科医や岡山県立大学講師など22人で作る子育て王国応援団のメンバー6人です。メンバーらは総社市の子育て事業をバックアップしたいと片岡聡一市長に申し入れました。集まったメンバーらは子育て支援のためのSOSカードの配布や、小児科の医師との相談会などの子育て事業を平成17年度から3年間続けてきました。その事業が3月末でいったん終了しましたが子育てのネットワークを今後も活かしたいとこのほど申し入れを行いました。総社市では今後も応援団と定期的な会合の場を持つことも含め検討していくとしています。 若者による高齢者疑似体験交通スクール(玉野市)
若者に高齢者の特性を理解してもらおうと、玉野市内の自動車教習所で高齢者疑似体験交通スクールが開かれました。 体験教室には玉野市内の企業に勤める若者16人が参加し、ゴーグルや重りを装着して動きを制御し、教習コースを歩きました。これは6日から始まった春の交通安全運動にあわせ、玉野警察署などが実施しました。岡山県警が県内の市町村ごとに死傷率などを基にまとめた交通危険度ランキングでは玉野市は高齢者部門でワースト1位となっています。玉野署ではこうした状況を受け、体験することで高齢者のことを理解してもらい、運転に活かしてもらおうと今回初めて実施しました。参加した人は教官が運転する危険な走行をする車を横目に横断歩道や車道を動きづらそうに歩いていました。また、体験教室には高齢者も見学に訪れ、客観的な立場から高齢者に潜む交通の危険を再認識していました。岡山県内の交通事故による死亡者数は今年に入って7日までに去年の同じ時期に比べ6人少ない26人となっています。しかし、そのうちおよそ7割にあたる19人が高齢者でなかでも歩行中の事故が多いということです。 高齢者の安全運転教室(倉敷市)
倉敷市中庄の倉敷自動車学校で高齢者を対象にした自動車の安全運転教室が開かれました。 安全運転教室に参加したのは帯江学区老人クラブ連合会のメンバー20人で、ほとんどが免許を取って40年以上というベテランドライバーです。参加者はさっそく教習車に乗りこみ、普段の運転を指導教官にチェックしてもらいました。長年の運転でハンドル操作は手馴れているものの、ウィンカーの合図を出すタイミングが遅れるといった場面がありました。倉敷警察署管内の70歳以上の免許保有者は3月末現在で県内22の警察署管内別では最も多い1万1464人います。参加した高齢者は、反射神経が若い人に比べて鈍くなるため、より慎重な運転を心がけるよう指導員からアドバイスを受けていました。倉敷警察署管内では7日現在で2人が交通事故で亡くなっていて、いずれも60歳以上の人が被害にあっています。 鬼ノ城たたら倶楽部 たたら場の覆い屋根 完成(総社市)
古代たたら製鉄に取り組む鬼ノ城たたら倶楽部が、常設のたたら場の覆い屋根を完成させました。 たたら場の覆い屋根ができたのは、古代山城 鬼ノ城の麓総社市奥坂の公園です。完成式には、鬼ノ城たたら倶楽部のメンバーなど関係者が集まって完成を祝いました。覆い屋根は、高さおよそ5.5m屋根の一辺がおよそ8m四方で、天候に左右されずたたら操業を行うことが出来ます。鬼ノ城たたら倶楽部では、今後、県埋蔵文化財センターの指導で夏までに炉の建設を予定しています。完成した覆い屋根は、高梁川流域の広域観光を推進する倉敷産業観光ユニオンの助成で建設されました。倉敷産業観光ユニオンでは、新見市のたたら操業なども支援していて鉄などを通じた広域観光を目指しています。 ソロプチ児島がAED寄贈(倉敷市)
国際ソロプチミスト児島は先月開催したチャリティーゴルフの収益金で、AED1台を購入し、JR児島駅に寄贈しました。 鷹井和子会長がJR児島駅の三宅淳二駅長へAEDを手渡し、売店向かいのボックスへ設置されました。JR西日本岡山支社管内の在来線駅でAEDが設置されるのは倉敷・中庄・尾道についで4駅目です。 トマト銀行が交通安全資材を寄贈(総社市)
フラッシュ交通事故防止を願いトマト銀行交通安全協力会は、総社市に横断旗と夜光タスキを寄贈しました。 総社市役所を訪れたトマト銀行中山雅司総社支店長は、「新入学児童の交通安全のために役立てください。」と黄色の横断旗200本と夜光タスキ90本の目録を片岡聡一総社市長へ手渡しました。寄贈を受けた横断旗は、市内の通学路などに設置するほか夜光タスキは、高齢者交通安全教室の参加者などへ配ることにしています。 田井将博ガラス展(倉敷市)
倉敷芸術科学大学卒業で香川県綾歌郡に工房を構える田井将博さんのガラス作品展が日本郷土玩具館で始まりました。 田井さんは倉敷芸術科学大学で倉敷ガラスの小谷眞三さんからガラスの基本を学びました。今年で大学卒業からちょうど10年。大きな節目を迎えました。個展は毎年、倉敷で開催されており今回は「風のかたち」をテーマに細い線の入った「レースガラス」の花瓶やグラスなどおよそ200点が並べられました。土台になるグラスに色のついた別のガラスを型枠にたてかけてゆっくりねじることで細いラインが生まれます。洗練された都会的な雰囲気と線が生み出す面白さがやさしい風を表現しています。普段は白い気泡の入ったシンプルな作品を作っている田井さんですが、個展の時には表現者としての自分を試したいと話します。10年間のガラス作りを通してさらにステップアップした田井将博さんの個展は15日まで日本郷土玩具館で開かれています。 (最終更新 04/08-19:49) |