(お殿様)に1リットル25円下げの庶民の喜びは解らない!
夜間大学で苦労した小沢代表こそ、1リットル25円下げの庶民の喜びが理解出来る
(金のゆりかご)でお育ちの(お殿様)に任せるのであれば、特に民主党で無くとも良いのではないか。

暫定税率の廃止、継続を語る前に、政界には(金のゆりかご)でお育ちになられた福田、麻生、安倍、鳩山、岡田等の政治家と、苦労して現在の地位にある小沢、菅等の政治家、そして(金のゆりかご組)に摺り寄って現在の地位を保全しようとする古賀、谷垣、細田、二階、前原、大江、仙石等政治家とも言えない3種類がある事を前提にしなければならない。
私は思うのだが、一体(金のゆりかご)でお育ちのお家柄の方々は、どこで私達の声を聞いているのだろう、聞く基になるボキャブラリーをどこで得ているのだろうか。
未だに民主党小沢代表の印象が(恐い)等のイメージが強いが、農家に生まれ、夜間大学卒業より、苦労して政治家になり、自民党の幹事長を長きに渡り勤め、そして現在の民主党の代表となっている。
苦労をしているうち、嫌でも底辺の生活をも見ざるを得ない。
ならば言う。
ガソリン高で流通コスト高より、家計を預かる主婦の10円の苦労を果たして(金のゆりかご)組は理解出来るだろうか。もし暫定税率を廃止、若しくは税率を下げる事が出来れば、多くのこのような主婦が救済されると、一体(金のゆりかご)組、苦労して政治家になった政治家、どちらが本当に理解出来るだろう。
日本人は(金のゆりかご)でお育ちのお家柄に大変弱い。この人達は嘘を付かない。そう、嘘はつかない代わりに、その言うところの根拠は結局財界に帰結する。財界に帰結せざるを得ないのである。なぜならこの(金のゆりかご)でお育ちのお家柄の方々は、それ以下の生活を知る必要性にないからである。
この(金のゆりかご)でお育ちの方々の言う(国民のため)に私達は入っていない。そう、マジョリティーを占めている私達は一切入っていない。この方々の言う(国民の為)の国民は財界でお過ごしの皆様方のみの事である。
一番恐れなければならないのは、この方々が如何にも私達の味方で在るが如く装い(国民の為)を装いつつ、結局私達マジョリティーを、財界が潤う栄養とされる事である。
暫定税率、廃止か継続か、これを私達が論じる時、物価高騰からの苦労を考えてなくても良い(金のゆりかご)組みか、一つまみの土の重さ、たかが10円の価値の重さを知っている苦労組、果たしてどちらが私達の生活の苦労を理解出来る立場にあるかを考えながら論じなければ、選択を間違えれば、結局私達の生活を財界の利益に差し出す事になるでしょう。
ちなみに(金のゆりかご)組に擦り寄っている政治家。これは論外です。これらの(国民の為)は実は国民の為ではなく、自らが如何に長く政治家でいられるか、如何に出世出来るか、のみを考えている、主体性の無い(コバンザメ)政治家であるからである。

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