聖書 コレヘトの言葉  

2008年 04月 08日


  コヘレトの言葉
  
  5章2節
  夢を見るのは悩みごとが多いから。愚者の声と知れるのは
  口数が多いから。

  5章3節
  神に願をかけたら/誓いを果たすのを遅らせてはならない。
  愚か者は神に喜ばれない。願をかけたら、誓いを果たせ。

  5章4節
  願をかけておきながら誓いを果たさないなら/願をかけないほうがよい。

  5章5節
  口が身を滅ぼすことにならないように。使者に「あれは間違いでした」
  などと言うな。神はその  声を聞いて怒りあなたの手の業を滅ぼ
  されるであろう。

  5章6節
  夢や空想が多いと饒舌になる。神を畏れ敬え。

  5章7節
  貧しい人が虐げられていることや、不正な裁き、正義の欠如などが
  この国にあるのを見ても、驚くな。なぜなら/身分の高い者が、身分
  の高い者をかばい/更に身分の高い者が両者をかばうのだから。

  5章8節
  何にもまして国にとって益となるのは/王が耕地を大切にすること。

  5章9節
  銀を愛する者は銀に飽くことなく/富を愛する者は収益に満足しない。
  これまた空しいことだ。

  5章10節
  財産が増せば、それを食らう者も増す。持ち主は眺めているばかりで、
  何の得もない。

  5章11節
  働く者の眠りは快い/満腹していても、飢えていても。金持ちは食べ
  飽きていて眠れない。
  
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