グラビアアイドルのほしのあきさん(31)が7日、中国映画「王妃の紋章」(チャン・イーモウ監督)のイベント試写会に、実際の撮影で使われた王妃用の金のドレスで登場。女官や兵士を30人ほど引き連れた。ほしのさんは「もっと(丈を)短くして、胸に切れ目を入れて、出すところを出して」とノリノリで、「プリンセスのコスプレは大好きなので、毎日やってもいいかな」と小躍りしていた。
映画は、中国史上最も華やかだった唐王朝末期、王(チョウ・ユンファさん)と王妃(コン・リーさん)、王子(ジェイ・チョウさん)らの愛憎劇を描いた歴史スペクタクルロマン。北京五輪の総合演出を手がけるチャン監督の最新作で、台湾出身のアジアのスター、ジェイさんがエンディングテーマ曲を手がけたのも話題だ。
ほしのさんは、映画の中で王が王妃に毒を盛るといった愛憎劇に「昼ドラのようなドロドロした話はワクワク、ドキドキしますね」と話したが、自分が王妃になったら「楽しい国にして嫌われないような可愛い王妃になりたい」と夢見ていた。映画は「とにかくすごいの一言。女性なら衣装やアクセサリーも楽しめるのでは」と総製作費50億円の大作にため息をついていた。
映画は、12日から東京・築地の東劇ほか全国でロードショー予定。【細田尚子】
2008年4月8日