エクストリーム・聖火リレー

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

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エクストリーム・聖火リレー
ピクトグラム
発祥 アテネ及び中国
競技人口 3000人余
各言語表記
英語 Extreme Torch Relay (ETR)
フランス語 L'extrémité incendient le relais
イタリア語 Relè estremo della torcia
ドイツ語 Extremes Fackelrelais
ギリシャ語 Ακραίος ηλεκτρονόμος φανών
オランダ語 Extreem toortsrelais
ポルトガル語 Relé extremo da tocha
スペイン語 Relais extremo de la antorcha
スウェーデン語 Ytterlighetfacklarelä
ロシア語 Весьма релеий факела
ハングル 극단적인 토치 릴레이
アラビア語 متطرّفة مشعل مرحل
中国語 なし[1]
「紳士はこういうときに聖火を消すものです!」
~ エクストリーム・聖火リレー について、イギリス人
「聖火を消さないで下さい!」
~ エクストリーム・聖火リレー について、フランス人
「上官から聖火を消せとの命令です!」
~ エクストリーム・聖火リレー について、ドイツ人
「聖火を消せば英雄になれますよ!」
~ エクストリーム・聖火リレー について、アメリカ人
「セニョリータは聖火を消す強い男を求めてます!」
~ エクストリーム・聖火リレー について、アルゼンチン人
「他の人はみんな聖火を消してますよ!」
~ エクストリーム・聖火リレー について、日本人
「日本人が聖火を消してるのに!」
~ エクストリーム・聖火リレー について、韓国人

 エクストリーム・聖火リレー(もしくはエクストリーム・消火リレー)とは、夏季オリンピック2008年大会(北京オリンピック)において、通常はセレモニーとされる聖火リレーをエクストリームスポーツとして競技まで発展させた新しいスポーツである。

基本ルールは「聖火を運び終えたら、リレーチームの勝ち」「聖火を奪い取ったり消火すれば、妨害チームの勝ち」である。今回は通常の聖火リレーとは異なり、護送車や船舶、自転車の使用が特例として認められた。リレーチームはIOCおよびオリンピック委員会の選定した選手、各国オリンピック協会の推薦する選手、および各国の警官から構成される。妨害チームは自由参加となっているが、妨害チームに参加する理由をあらかじめ宣言しなければならない。

今回の競技では、妨害チームは3/24のスタート地点で行われた採火式典の最中に国境なき記者団代表選手がいきなり登場し、試合開始前のアタックで新競技の開幕に花を添えた。今大会ではイギリス(4/6)、フランス(4/7)、アメリカ(4/9)が有力チームとされているが、媚中派と見られている日本チームも、一部の関係者筋では、意外なダークホースかもしれぬと世界の注目の的となっており、過去のメダリスト陣を擁するリレーチームとの間での熱戦が期待される。

目次

[編集] 開催要件

エクストリーム・聖火リレーはオリンピック開催時に必ず開催されるとは限らない。開催されるか否かは開催国の情勢に左右される。 以下のような国でオリンピックが開催される場合、エクストリーム・聖火リレーが競技に採用される可能性が高い。

  • 独裁国家である
  • テロ支援国家である
  • 言論の自由が認められていない
  • 民族浄化を行っている
  • 核兵器を保有している
  • 地球に悪影響を及ぼしている

なお、以上のような開催要件を満たす国でオリンピックが開催される確率は非常に低く、次回のエクストリーム・聖火リレーが催行される可能性はきわめて低い。

[編集] 特徴

  • 公式競技としてはまだ認定されていないエキシビジョン競技ではあるが、一般人の参加(ただし妨害チームに限る)が認められたオリンピック史上初の競技であり、近代オリンピックの精神である「参加することに意義がある」を具現化した競技とも言える。
  • 競技あたりの参加者数が2008年4月7日現在、既に史上最高をマークしている。
  • 車両に搭乗しての参加が認められた(ただしリレーチームに限る)史上初の競技である。
  • 競技場が開催国内に限らない、極めて異例の競技の一つである。

以上のような類を見ない特徴を有する競技であるため、世界中から注目を集めている。

[編集] ルール

リレーチームが聖火を目的地まで無事に運び終えた場合、リレーチームの勝利となるというルールであった。しかし、消火されたにもかかわらず再点火してそこから再スタートするというルール変更に伴い、国別順位をつけるために妨害チームの行動を得点に換算して評価する方式が採用された。以下の得点リストは暫定版であり、採点方法は継続して議論されている。また、車椅子走者の時に妨害行為をした場合はその場で失格となる。

[編集] 技術点

抗議(1人あたり1点)
抗議により得られる得点が妨害チームの基本点となる。それゆえに以下で述べる技によって得られる得点にも大きな影響を与える。
高得点を狙うためには政府やマスコミの協力が欠かせないが、路上でのビラ配りや呼びかけ、インターネット等を利用した広報等の草の根活動を欠かしてはならない。そのため、競技に参加できない人も事前の活動で自国の得点アップに貢献することが可能である。
妨害(一人あたり10点)
エクストリーム・聖火リレーに何らか影響を与えたものに点数を与えられる。
水鉄砲攻撃や自転車などの特殊装備を伴った、秀逸な妨害に対しては別途追加点が与えられる。
乱入(1人あたり50点)
走者の進行を阻むことに成功した場合に与えられる。乱入者がリレーチーム側の関係者である場合、特殊な職業についている場合、マスコミに晒された場合には別途追加点が与えられる。
消火(1回あたり1500点、種火9000点)
競技中に聖火が消えた場合、1回ごとに妨害チームに与えられる得点。アメフトでいうタッチダウンにあたるものであり、妨害チーム側は常にこれを目指すことになる。非常に高いポイントが加算され,暫定総合1位=消火・消火未遂数1位であることが多い。消火無くして勝利無し。
聖火はいくつかの予備が用意されているため、同時消しによって高得点を稼ぎ出すことが出来る。
種火を消火した場合、ボーナス点として9000点が与えられるが、これを決めることができる状態とは麻雀でいうところの国士13面待ち状態である。
鎮火
火種を含む全ての聖火を同時に消火し、競技の続行が不可能になった場合、その時点で優勝を決めることが可能である。

また、火種を含む全ての聖火を別の由来の火にすりかえた場合も同様。日本では「原爆の火」とすりかえる計画が準備中。

乱闘(100点~)
妨害チームとリレーチーム間で乱闘が発生した場合に与えられる得点である。乱闘の規模に応じて得られる点数は変動する。次に述べる逮捕との組み合わせで高い得点を得ることが期待できる。
逮捕・拘束(1人あたり50点)
妨害チームに逮捕者が発生した場合に与えられる得点。状況によっては一発逆転が可能な要素と言えるが、やりすぎは禁物である。

[編集] 美術点

旗(1点~)
妨害チームが持ち寄った旗やプラカード等に与えられる芸術点。参加者が多ければ多いほど高得点が得られる可能性が高くなる。
ピカチ○ウやナ○ト等の人気キャラクターを使用することで絶大なアピールをすることができるものの、これは反則行為にあたるため本大会での使用はペナルティが課せられると思われる。
なお、本大会では特別ルールとして、チベット国旗には高い美術点が与えられるという規定が設けられている。
衣装(1点~)
デモ隊の衣装に与えられる芸術点。ただし、民族衣装や僧衣、奇抜な衣装のみに加算される。一般市民が着るような洋服では加算されない。そのため、まだ加算された国がなく、日本に期待が高まっている。このため日本の一部の一般選手団では、着物や侍姿でのデモ参加を予定している。

[編集] 構成点

警備(1点~)
リレーチームにどれほどの警備体制を築かせたかどうかが評価される。高得点を得るためには政府の協力が不可欠であるが、国によってはマジで危険な目にあうため、妨害チームは高い得点を得たからといって油断をしてはならない。
フランスチームは走者1名に対して装甲車48両、警官(ローラースケート装備)100人、消防隊員100人、白バイ65台という総勢400人を超える警備体制をリレーチーム側から引き出すことに成功した。また、競技の後半で更なる警備の強化を余儀なくさせるなど、他の追随を許さない圧倒的な構成力を世界に見せ付けた。
ルート変更(50点~)
予定されていたルートが変更された場合、ルート変更の程度に応じた得点が与えられる。走者が護送車に乗って移動した場合や、リレー国の拒否によりその国での走行がなくなった場合にも得点が与えられる。
中断(3000点)
リレーチームを競技続行不可能まで追い詰めた場合に与えられる得点である。本大会では優勝候補のフランスチームが期待に背くことなく中断点を獲得し、優勝候補の意地を世界に見せ付けた。
リレー国政府による遺憾の意(150点)
IOCによる遺憾の意(200点)
オリンピック開催国による遺憾の意(300点)
今期におけるエクストリーム・聖火リレーにおいては中国への遺憾の意が対象となるが、これに関する得点は極めて困難である。
そもそもにこれの得点は競技の開催に異議を見出すことと同意のことであるため、これに関しては点数の変更が現在協議されている。
現段階(4月8日現在)において、これを獲得した国は皆無である。
オリンピック開催国による謝罪と賠償の要求(300点〜)
上記の「オリンピック開催国による遺憾の意」に対する加点法の見直しで追加された項目。要求の度合いにより点数が増える。これにより日本チームが俄然有利になるとの観測がある。

[編集] ペナルティー

死者 (-3000点)
重傷 (-50点)
軽傷 (-1点)

[編集] ルート

  • 本大会ではスタート地点はオリンピック発祥の地であり、前回開催地であるギリシャのオリンピアである。
  • 競技期間は公開種目だった過去の開催を超え最長で、2008年3月31日から8月8日の130日間に渡って行われる。リレー距離は13万7000km(エクストリーム・聖火リレー最長記録)。ルートには標高8848mのチョモランマも含まれる。
  • 2007年4月、五輪組織委員会はリレー経路について、香港から中国と対立している台湾に渡る(下記表の21番と22番の順番を逆転させる)ルートへ変更を行った。このことについて台湾のオリンピック委員会は、「中国が台北を自国内の路線と位置づけようとしている」として抗議、聖火の受け入れを拒否し、台湾はリレーのルートから外れることになった。
  • Relay Route

[編集] 競技結果 (妨害チーム側)

  • 3/24 アテネ(ギリシャ:首都)…採火式・式典乱入で3名拘束。リレー6人拘束。
  • 3/27 テッサロニキ(ギリシャ)…30人以上が警察と揉み合い。
  • 3/28 ボロス、ラリッサ(ギリシャ)…1人逮捕。数十人が警官と揉み合い。抗議集会。
  • 3/30 アテネ(ギリシャ:首都)…コースを大幅に短縮。引き渡し式典で13人拘束。
  • 4/3 イスタンブール(トルコ)…6人拘束。大規模抗議集会。
  • 4/5 サンクトペテルブルク(ロシア)…横断幕を掲げ1人拘束。
  • 4/6 ロンドン(イギリス:首都)…35人拘束。大規模抗議集会。ロンドンのイギリスチームはさすが紳士の国らしく、自転車で突貫をかます者や消火器を持って突貫ぶちかます者が続出。トーチをテムズ川に投げ込めば芸術点の加算で優勝は確実だったが残念ながら行われることは無かった。
  • 4/7 パリ(フランス:首都)…総勢400名の包囲網を敷くも、関係者が火を消すと言う空気を読んだ事態を起こし優勝候補の一角である(一部では関係者が火を消すのはルール上問題ないのかという意見もある)。リレー中止という審査員が事前に想定していなかった華麗なプレーも飛び出した。しかしながらこれは妨害チームのプレーを阻むものであるため加点を行うべきであるとの声もある。


#チーム日時順位得点抗議(1点)警備順路変更消火(種火:9000点)乱闘乱入(50点)逮捕者(50点)備考
1ギリシャ3月24日-1620点200人+10点+10点+100点0点0点3人23人 [1]
2アルマトイ4月2日棄権
3イスタンブル4月3日-820点200人+10点+10点0点0点0点6人6人 [2]
4サンクトペテルブルク4月5日予選落ち50点------1人
5ロンドン4月6日暫定二位5875点1000人+50点+50点+25点1500点×1+500点25人37人 [3]
6パリ4月7日暫定一位集計中-+50点+50点+500点1500点×3(確定)+1000点25人28人(確定)ゴール阻止(確定)
7サンフランシスコ4月9日- 州議会で抗議を持って迎えることを決議
8ブエノスアイレス4月11日-
9ダルエスサラーム4月13日-
10マスカット4月15日-
11イスラマバード4月16日-
12ニューデリー4月17日- +100点
13バンコク4月19日-
14クアラルンプール4月21日-
15ジャカルタ4月22日-
16キャンベラ4月24日-
17長野4月26日- 中国から競技を鎮圧するよう指示されるも当局は無視[2]
18ソウル4月-日-
19平壌4月-日- 妨害チームの栄養不足により棄権の見込み
20ホーチミン4月-日-
21台北4月-日棄権
22香港4月-日-
23マカオ4月-日-
39チベット4月-日-

[編集] 採点法別集計

現在の暫定順位(拘束者1名につき1pt、華麗な演技にはその都度技術に応じてポイントを加算)
1位 France フランス 拘束28名 ☆トーチ自主消火3回+300pt ルート変更+100pt 聖火リレーキャンセル約3分の1+421.95/3pt(140.65pt)  ★568.95pt.
2位 Britain イギリス 拘束36名 ☆消火器噴霧+100pt 聖火強奪未遂+30pt ★166pt.
3位 Greece ギリシャ 拘束計23名 ☆採火妨害+100pt ★123pt.
4位 Turkey トルコ 拘束計6名 ★6pt.
5位 Russia ロシア 拘束1名 ★1pt.

[編集] 脚注

  1. 中国政府の弾圧により記録が無いため
  2. ただし、これはダチョウ倶楽部のギャグを交えた、中国から日本代表チームへの激励の言葉だと捉える見方もある。「抗議するなよ!絶対するなよ!絶対だぞ!」
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