リチャード・ギアが豆柴と共演
リチャード・ギアと豆柴が主演でハリウッド映画になるというんだが、アメリカ映画もネタがないのかね?
「忠犬ハチ公」がハリウッドに進出することになった。題して「ハチコー・ある犬の物語」。主演にリチャード・ギアさんを起用し、今年末の全米公開を目指す。暴力とセックス描写が全盛のハリウッドで、なぜ今「ハチコー」なのか。その理由と勝算は…。
プロデューサーは日系三世だそうだが、1980年代に来日した折、渋谷でハチ公の銅像を見てそのストーリーを知り、自分でも「ハチコー」と名付けた犬を飼い、その犬が死んだのを機に映画化を決意した、という物語があるそうだ。で、
「ハチコーが教えてくれるのは、見返りや報酬を求めない無条件の愛。極めて日本的でありながら、普遍的に心に訴えかけるものでした」。
というんだが、それはさておき。
正月に拾ってきたウチの豆柴は、相変わらず元気です。とにかく食欲はいつでも全開バリバリで、何でもよく食べる。お散歩命で、何度でも行きたがります。ほとんど吠えるという事がないのは何よりなんだが、いつもおいらの膝の上で寝てます。どうやらオトナらしいんだが、体重は7.5kgなので、豆柴の部類だね。柴犬と豆柴には厳密な区別はなくて、柴犬の小さいのを豆柴と称しているわけだ。普通の柴犬は、大きくなると14kgくらいあったりするんだが、豆柴は7~8kg以下のモノを言う。で、もちろん日本独自の犬種であり、特別天然記念物に指定されている。
むかしは、柴犬は「里犬」と呼んだものなんだが、甲斐犬みたいなのは「山犬」と呼ぶわけだ。おいらが色々と調べたところでは、甲斐犬とか北海道犬、琉球犬みたいなのが縄文の血筋を引く犬で、柴犬は弥生人が連れてきた犬だと思う。むかしは地域によって何種類か別れていたんだが、今では一種類になってしまった。日本犬では、川上犬というのが復元されて定着しつつあるんだが、あれは甲斐犬と血筋が近いようだ。川上犬はひと頃は絶滅寸前だったのが、今では300頭まで増えた。マスコミで紹介される事も多くなり、動物園で公開されたりして、今では飼育希望者が多くて少なくとも1年間は待たないと入手できないようだが、あれも風格が立派で、なかなか面構えが良い犬です。
川上犬物語 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2007-05 |
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