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ザビエル聖堂 復元工事着々

2008年04月07日

写真

 福岡県宗像市で移築復元が進められている鹿児島カトリック・ザビエル教会旧聖堂の「立柱式」が6日、福岡黙想の家・宗像修道院の建築現場で開かれた=写真。鹿児島から「ザビエル聖堂を文化財として再生させる会」会員ら34人が駆けつけ、工事の進行を祝った。

 鈴木忠一神父がつかさどる式には地元を含め約60人が参加した。再生させる会の森忠親会長(63)は「柱を目の前にして感激でいっぱい。宗像の皆さんの善意と汗でここまできた」と話し、高さ8メートルの石柱を見上げていた。

 昨年4月の起工式後、秋に土台部分が完成。正面と両側面の石柱や石階段のモルタルを落とし、柱を立てる工事を終えた。今後もボランティアで柱や梁(はり)の修復、組み立てを進め、来年6月に上棟式。11年春に完成予定という。

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