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    同級生3人の不処分を決定  福岡、自殺生徒にいたずら


     福岡県筑前町で昨年10月、町立三輪中学校2年の森啓祐君=当時(13)=がいじめを苦に自殺した問題をめぐり、いじめとは別のいたずらをしたとして暴力行為法違反(共同暴行)の非行事実で家裁送致された同級生3人の福岡家裁の少年審判が18日開かれ、坂主勉裁判官はいずれも不処分とする決定をした。  審判は非公開で、午後から1人ずつ順次行われた。坂主裁判官は3人や保護者から、事実関係に加え、反省の態度や家族の今後の監督などについて尋ねた結果、保護観察や少年院送致などの保護処分は適当でないと判断したとみられる。  送致事実などによると、当時14歳だったこの3人と、13歳だった別の2人(児童相談所に通告)は昨年10月11日夕、学校の男子トイレで森君の手足を押さえ、ズボンを脱がせようとしたとされる。森君は同日夜に自宅倉庫で自殺した。
      【共同通信】

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