家裁が少年審判の開始決定 福岡・筑前町のいじめ自殺福岡県筑前町で昨年10月、町立三輪中学校2年だった森啓祐君=当時(13)=がいじめを苦に自殺した問題で、福岡家裁(坂主勉裁判官)は5日、暴力行為法違反(共同暴行)の非行事実で家裁送致されていた同級生3人の少年審判を開始する決定をした。 審判は非公開。事実関係の調査に加え、同級生らの反省の状況などを基に処分が決定される。 送致事実などによると、当時14歳だったこの3人と13歳だった別の2人は昨年10月11日夕、学校の男子トイレで、森君の手足を押さえ、ズボンを脱がせようとしたとされる。森君は同日夜に自宅倉庫で自殺した。 町の調査委員会は自殺の原因を「同級生らによる長期のからかいや冷やかしの蓄積」と結論付けたが、直前のいたずらにかかわった5人は、からかいや冷やかしをした生徒ではなかった。 |
【共同通信】 |
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