中1いじめ自殺に見舞金 愛媛・今治、新基準で昨年8月、いじめを苦に自殺した愛媛県今治市の中学1年の男子生徒=当時(12)=について、独立行政法人日本スポーツ振興センター(東京)は災害共済給付制度の死亡見舞金支給を決定し、12日、市に2800万円を支給した。市から遺族に渡される。 文部科学省はことし7月、いじめや体罰が原因の場合、自殺の場所にかかわらず見舞金の給付対象にするよう基準を変更。福岡県筑前町の中学2年の男子生徒が自宅で自殺したケースでは、既に支給が決まっている。 生徒の母親は「以前の制度がおかしかった。今後もし不幸なことがあった時、家族が救われる道が開かれたと思う」と話した。 市教委などによると、生徒は小学校のころからいじめを受け、昨年8月17日、「生きて行くのが嫌になった」と書いた遺書を残し、電柱で首をつって自殺した。 |
【共同通信】 |
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