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    居場所づくりや条例策定  筑前町、いじめ防止で指針


     福岡県筑前町は5日、町立中学2年の森啓祐君=当時(13)=が昨年10月にいじめを苦に自殺したことを受け、いじめ防止に向けた今後の活動目標を指針にまとめた。学校や家庭に居場所がない子どもの受け皿となる施設づくりや、子どもの健全育成を目指す条例制定などが中心で、指針は町の全世帯に配る。  子どもの居場所としては新たに「こども未来センター」(仮称)を設置。児童や生徒、保護者から相談も受け付け、関係機関と連携していじめなど問題解決の機能をもたせる。子どもの健全教育のための基金設置なども盛り込まれた。  同町は2月、学校関係者や有識者による「子ども未来会議」を設置し、中学生代表15人、小中学校の教諭12人(各校2人ずつ)らから意見を聞き指針を策定。今後は同会議が指針の実施状況を確認してゆく。
      【共同通信】

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