先日お伝えした、中国・上海からの大型クルーズ船、第1陣が博多港へ寄港しました。
およそ2,000人の乗船客の多くが、中国人を中心とする富裕層。
天神での買い物ぶりはどうだったのでしょうか。
一昨日、博多港に姿を現した、アメリカのラプソディ・オブ・ザ・シーズ号。
全長279メートル。
福岡タワーを横にしたよりも長く、博多港に入港した豪華客船ではこれまでで最大規模です。
中央部分には大きな吹き抜け。
フルコースの料理が楽しめるメインダイニング。
プールやシアター、カジノなどの設備も充実しています。
客室はおよそ1,000室。
最も広いロイヤルスイートは、バルコニーも含め100平方メートル以上と、まさに「動く豪華ホテル」です。
初寄港となる今回のクルーズは、中国・上海発着。
福岡、プサン、済州島に寄港する5泊6日のツアーです。
およそ1,900人の乗船客の6割が、中国人の富裕層。
半日間滞在する福岡での最大の目的は、「買い物」です。
さて、こちらは、ツアーの買い物ポイントとなっている岩田屋です。
この日のために、中国で広く普及している決済カードを導入し、従業員の研修も行ってきました。
さらに、ハンカチ売り場には、バーバリーの商品ばかりを目立つ場所に陳列し、資生堂の特設コーナーも設置しました。
どちらも中国人に人気が高いブランドなのです。
準備万端で客を待つ岩田屋。
ところが…。
上陸の手続きに手間取り、ツアーのスケジュールが大幅に遅れる事態となったのです。
正午前になってやっと到着。
さて、買い物ぶりはいかがでしょうか。
やはり、バーバリーのハンカチに足を止める客がいました。
カードで支払います。
しかし、客が殺到すると予想された化粧品売り場は、それほどでもありません。
続々と店内に入ってくるクルーズ客は一体どこへ行っているのか…、いました。
食品売り場です。
デパートの後は家電量販店へ。
こちらも大にぎわいです。
デジタルカメラやアイポッド、時計などが大人気。
中国語の説明書がついているメーカーの商品には、売切れも出ました。
夕方、2時間半の買い物を終えて、戦利品を抱えた乗船客たちが続々と船へ戻ってきました。
ラプソディ号は来月初旬までにあと5回寄港し、さらにイタリアのクルーズ船も、夏から秋にかけて16回も博多港に入る予定で、乗船客は合わせて最大3万人と予想されています。
今回は予想よりやや慎重な買い方でしたが、相当の経済効果が見込めることになります。
先行き不透明な景気動向に個人消費が落ち込む中、福岡の商業施設にとって願ってもないビジネスチャンス。
今後も、続々とやってくるクルーズ客を狙って、商業施設の動きも活発化しそうです。