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平武朗さんのシャツ受注展示会
 

今日のダーリン

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・ぼくの場合、ひとりで職人仕事をやってきた期間が、
 ずいぶんと長いのですが、
 「ほぼ日」をスタートさせたころから、
 チームでの仕事をやるようになりました。
 そうしたかったというよりは、
 そうでなければできないことばかりだったから、
 そうなったのだと思います。
 
 いまでは『ただいま製作中!』などのコンテンツで、
 「あ、社長」などとやや揶揄的に呼ばれておりますが、
 ダメなりにでも、その社長の役割はせざるを得ません。
 たとえ苦手でも、それなりの勉強もしなきゃならないし、
 溺れるものがつかむワラのような本を読んだりもします。
 でも、「付け焼き刃本」や、「流行理論本」や、
 「ちょっとうまくやるための本」は、
 やっぱり、どうにもおもしろくないのです。
 
 でも、ビジネスのことを多少でも知ろうと思って、
 超晩熟の「社長ちゃん」が、出合った本のなかには、
 とびっきりのおもしろいものがあったのでした。
 それが、自分では社会生態学者という肩書きを名乗る
 ピーター・ドラッカーという人の著作でした。
 ふつうにビジネスを考えている人なら、
 読んでない人のほうが少ないくらいの古典でしょうが、
 ぼくのようなものには、あまり縁がなかったのです。
 だからこそ、なのかもしれませんが、
 感動的なまでにおもしろかったのです。
 「会社の人たちって、
  こんなおもしろいものを読んでいたのか」と、
 あらためて社会を見る目が変わったくらいでした。
 
 そんな自分が、さっきまで、
 そのドラッカーの新しく出る本の帯を依頼されて、
 書いていたのですけれどね。
 これは、本気でもっとみんなに薦めたいと思ったんです。
 近々、ダイヤモンド社から出るはずなので、
 ぜひ憶えておいてください。
 昔読んだ方もいると思いますが、新装発売らしいです。
 『傍観者の時代』という本です。
 
世界中から、ご近所から、よくいらっしゃいました。
今週も来てくれて、ありがとうございます。

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著者名 タイトル 連載開始日
あ か さ た な は ま や ら わ
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