ええとこだっせ「京橋」 (2)
100%、オヤジのための街
JR京橋駅の改札を東へ抜ける。目の前には立ち飲み居酒屋やチケットショップが並び、所狭しと仕事帰りのサラリーマンが闊歩する。道行くオヤジを呼び止めて店に呼び込むキャバクラの若い男女。良く言えば庶民的な歓楽街だが、薄汚れた街である。だがそれが京橋のオンリーワンであり、人々を寄せ付けてやまないブラックホールのような混沌が存在する。この街では良くも悪くも底抜けの開放感が支配する。エンドレスで流れる「グランシャトーのテーマソング」もそれに拍車をかけていることだろう。上半身の開放感は途方も無い数の居酒屋で満たして、下半身の開放感は…言わずもがな。
しかし客引き禁止と垂れ幕が掛かっているのに、どこのキャバクラも正々堂々と客引きを行っているではないか。お姉ちゃんまで出てきてさ。私みたいに遊ぶことをしないしみったれ(笑)にはいささか居心地悪く感じる瞬間だ。
立ち食いうどん屋が店の前にテーブルを出している。昼時ともなれば通路の半分くらいが塞がれて、つかの間のうどんテラス状態に早変わり。なんとも京橋らしい風情だ。
グランシャトービルの横の路地へ入ると、そこはひと世代前もふた世代前もの雰囲気を残す歓楽街。しかし、やはりというべきか、通行人はチンピラ紛いの者も少なくない。写真の撮影には細心の注意を払うべきである。因縁をつけられたくなければ、本来カメラは出さないほうが良い。
そんなグランシャトービルの一角にある「ナイトクラブ香蘭」という名のキャバレー。
ここもグランシャトービルと同じ老舗中の老舗キャバレーとして京橋では不動の地位を譲らぬ有名な場所である。店内は日本国内でも数少なくなった70年代スタイルを今に残す。
ただ老舗だけではない。キャバ嬢の平均年齢まで「老舗」だというのだ。平均50代、最高齢では80代のキャバ嬢までいると言われる。もはや「魔界」だ。しかし人生の荒波に呑まれ幾多もの皺を刻んだ分、女性にも品格が出るものであろう。だからこその人気を博しているものだろうと思う。まだ入ったこと無いけどね(笑)
でも、飲み放題でセット料金2000円からというのは破格。ババアばかりという訳でもないので身構える必要なしです。キャバクラ好きな人はぜひどうぞ。
しかし大阪では駅前と言えば必ずと言っていいほど焼肉屋とパチンコ屋が存在する。それがどんな辺鄙な駅前でもだ。
終戦後間近に焼け野原になった駅前の一等地が「戦勝国民」と名乗る三国人(朝鮮・中国・台湾)によって不法に占拠され、そこに闇市が出来て、それも間もなく警察に撤去された後も、このように焼肉屋、パチンコ屋という形で残っている。だから今になってどうこう言うつもりもないが、そんなことがあった事も日本の戦後史の一つの事実であったことも忘れてはならない。
「洋酒喫茶」という言葉も珍しく聞こえる。京橋という街もとことん昭和の空気が残っている一画だ。
京橋はキャバクラ密集地帯。ツーショットキャバクラってことは女の子と一対一ですか。この街には男の欲望を満たすものが何でもありそうな気がする。
京橋はどこまでも男の為、いや、オヤジのための街である。
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