文部科学省のキャリア官僚の汚職事件で、このキャリア官僚が、現金のほかにもゴルフ接待を受けるなど、業者と癒着していた実態が明らかになりました。
文部科学省・元文教施設企画部長の大島寛容疑者(58)は、五洋建設の子会社の顧問・倉重裕一容疑者(59)から現金50万円のわいろを受け取っていたとして逮捕されました。その後の調べで、大島容疑者は倉重容疑者と10年以上の付き合いがあり、少なくとも5年前から、十数回のゴルフ接待を受けたり、フランスやイタリアへ一緒に旅行する関係にあったことが分かりました。渡海文部科学大臣は7日朝、入省式で事件の再発防止を訴えました。
渡海文部科学大臣:「世間の目、世論が大変厳しいなかで、皆さんは新しいスタートを迎えた。これから綱紀粛正に努めて参ります」