現在位置:asahi.com>デジタル>日刊工業新聞ニュース> 記事 日立システム、SEを東京・品川に集約2008年04月07日 日立システムアンドサービスは東京都内や川崎市の拠点7カ所に分散していたシステム技術者(SE)約2000人を5月に「日立大森ビル」(東京都品川区)に集約する。約8000万円を投じて同ビル内に無線LANシステムを構築、社員の定席を持たせないフリーアドレス制を導入する。これによりプロジェクトチームの結成のたびに行っていたSEの席替えが不要となり、席替えに伴う工事費用を削減できる。
日立システムアンドサービスでは、SE集約が社員間の情報共有やコミュニケーションの円滑化にも役立つとみて、SEの生産性10%アップを目指す。
日立大森ビルは5月7日に営業を始める。12階建てで、延べ床面積約1万2000平方メートル。フリーアドレス制の導入に向け、米アルバネットワークス製のアクセスポイント(AP)100台とAPの制御装置22台で構成する無線LANシステムを採用した。
同システムは携帯電話を内線電話として利用できるインターネット・プロトコル(IP)電話システムも構築できることから、無線LANに対応したNTTドコモの携帯電話端末「N902i」約1000台を社員に貸し出す。
今後は日立システムの他の拠点や日立グループ各社に米アルバ製の無線LANシステム構築を提案していく。出張先でも携帯電話が内線として利用できる体制の構築を目指す。
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