3月23日、インド国防研究開発機構（DRDO）は「インド東部オリッサ州のウィーラー島で核弾頭が搭載可能な弾道ミサイル『アグニI』（高さ15メートル、重さ12トン、射程距離700−900キロ）の発射実験を行い成功した」と発表した。今回のテストの責任者で先進システム研究所（ASL）のA・チャンデール氏によると、同日午前10時15分に発射された「アグニI」は、全ての技術試験項目をクリアし、予定通りの性能を発揮したとのこと。

 

　今回のテストは、実際にミサイルを運用するインド陸軍によって行われ、発射手順の慣熟、などを目的として行われた。DRDOはこのような実験を年に2行っており、6年前の「アグニI」の最初の実験と比べ、再突入技術、目標到達技術に格段の向上が見られている。