どこの世の中に、年間190日タクシーで帰宅する職員がいるのかと思ったら、国交省にはいるらしい。つうか、国交省の出先、関東地方整備局というのがミソで、霞ヶ関だったら国会やら何やらで忙しいので午前さまというのも判るんだが、出先機関でそんなに忙しいはずがない、と断言する人もいるわけだ。
そもそも、検証してみると、どう考えても
物理的に不可能なんだよね。タクシーでないと帰宅できないというと、午前1時過ぎの終業という事になるんだが、そこから2万5千円使って帰宅というと、2時間近く走らなければならない。もちろん、出勤にもそれだけ時間がかかる。出勤は電車なのでカネはかからないとしても、だ。9時に出勤するには、7時に家を出るわけで、逆算すると家に滞在する時間は4時間しかない。風呂入ったりメシ食ったりする時間をさっぴくと、睡眠時間が2時間くらいしか取れないんだが、
そんな生活が1年間に190日続くって、そもそも不可能なんだけどね。
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タイの高級ホテルが、貧乏人観察ツアーを開催して世界のVIPを無料招待した、というNEWSなんだが、
貧困撲滅のための支援を募ろうと、タイの高級ホテルが専用のチャーター機などを使って裕福な顧客に貧しい農村を訪れてもらう豪華なツアーが行われ、むしろ格差を象徴するものだという批判の声も上がっています。一行はバンコクから専用のチャーター機でタイ東北部のスリンに到着し、この地域で最も貧しい農村のひとつを訪れました。この村の住民は象を使った観光で暮らしてきましたが、収入は年々減り、子どもたちの教科書も購入できないとして参加者に支援を訴えました。このあと、一行はバンコクのホテルに戻り、ヨーロッパの一流シェフたちによる豪華な夕食会に参加し、今後の支援の方法などを話し合いました。
まぁ、アレだ、タイの高級ホテルというと、地元資本では政府系のカネが資本で作られたホテルというのもあったりするんだが、そんなのがやっているのかも知れないです。で、スリンというのはおいらも行った事があるんだが、小さな町です。つうか、タイではバンコクだけが東京並みの人口と繁栄を誇っているんだが、極端な一極集中で、二番目に大きい都市というのがマレーシア国境付近のハジャイとか有名なチェンマイなんだが、どちらも人口20万人くらいで、日本で言えば「沼津」くらいのサイズしかない。特に、今回出てきた東北部なんてぇのは、産業が皆無で、きわめて貧しいわけだ。
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