« 柴田元幸×川上未映子・トークショウ・サイン会の決定!! |
2008.04.07
お知らせと日記のような
GWの柴田元幸さんとの「モンキービジネス」発刊記念トークショウ、一日で完売してしまいました。うひー。ありがとう&ごめんね&ありがとう。何お話しようかしら。打ち合わせ楽しみ。まだ詳細決まってないけれど、早稲田文学のイベントを今月中にしようねという話もありますので、どうぞお楽しみにしてください。どうぞよろしくお願いします。早稲田文学もなにとぞよろしくお願いします。内容は、一読、つまりにつまってすばらしいと思う。
土曜日は新宿の「風花」で、古井由吉さんと佐伯一麦さん
と朗読の夜でした。
古井さん。手を合わせたくなる。わたしは「そらすこん」から数編と、それから早稲田文学の今号に掲載されています「戦争花嫁」を朗読しました。いまいち掴みきれない、耳と目の関係。朗読は、ものすごくよくわからない。わからなさが、心地よいそれかというと、それまでもがわからない。でも聴いてくれた人はまたちがった感想が当然ながらあって一晩あけても自身には見えぬ着地点。結局夜中の四時くらいまで、みんなで文章のこと、色々を話す。足を運んでくださったみなさまありがとうございました。
AERAの表紙ができました。撮影はもちろん坂田栄一郎さん
だ!撮影したのはもう2ヶ月半前のこと。ご依頼いただいたいのは年末のことだから、もうなんていうかずいぶんまえの時間ってはやすぎる。ものすごくチャーミングな坂田さんだった。イタリアの少年のようだった。(マジで。しかしイタリアには行ったことないけれど)また会いたい。貴重な写真集を2冊もいただいた。
さてこれから徹夜で仕事だ。わあ。はあ。
告知をいくつか!
「文藝」夏号
<作家ファイル1998~2008・古川日出男から川上未映子まで>中原昌也さんと巻頭対談。撮影ではふたりで原宿ラフォーレのくるりとした部分の横に立ちました。風がすごく強い日でふたりはまじでびびっていた。撮影はトニーさん。すてきどす。
「文學界」5月号
松浦理英子さんと対談。どきどきした。対談タイトルは「性の呪縛を越えて」。どきどきした。三時間、お話しました。ああ。松浦理英子。松浦理英子。
「ユリイカ」4月号
松浦寿輝さんと蜂飼耳さん
と鼎談。詩と小説とそのあわいの諸々を。そのあと松浦さんちのでっかい犬の「民ー」(たみー)に会う。まるまったらわたしより大きい。めさんこかわいかった。
忙しいなあとかいいながら、桜はなかなか見れなかったけれど、しかし春は楽しめてるような気がします。天気いいしなあ。先週散歩してたら、垣根のなかに茶色い猫が丸まってるのを発見した。死んでるのかと息をひそめて見ていたら、お腹が上下してるので、眠っているのか。しかし苦しそうでもあって。わからない。五分くらい見て、何もできないのでふたたび歩く。神保町、歩けどめあての本には出合えず。
髪の毛がやっと伸びてきて、落ち着き、もうかつらをかぶらなくてもすみそうなものだ。ちょっとうれしい。取材とか撮影のときなんかにお化粧とか髪の毛とかしてもらうのって、時間かかってけっこうしんどいものなので、かつらだとすこんでしょ、だから時間短縮、けっこう楽ちんだったのだけれど、もう暑くなってくるし、これからは地毛だ。ふわふわしてきた地毛だよ。ありがとうかつら。坪内逍遥賞のときに何気に買ったきみを、ここまで酷使、というかヘビーに使うなんて思ってなかったよ。眠たいよ。寝たいよ。無理だよ。
投稿:by 未映子 10:23 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク
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