・優秀なビジネスマンだとか、
優秀な学生さんだとか、優秀な先生だとか、
優秀な官僚だとか、優秀な政治家だとか、
優秀な経営者だとか、優秀な犬だとか優秀な新郎だとか、
ほんとにいろんな場面で、
「優秀な」ということばが使われています。
ひとつ思うのは、
優秀かそうでないかのジャッジをしているのは、
いったい誰なんだろうということですよね。
就活中の大学生が、先輩の会社員のことを
「彼はひじょうに優秀なビジネスマンですよね」
なんて言うのは、失礼でしょう。
もうひとつ思うのは、
「優秀な」とわざわざ言われるような存在って、
なんか「季節ネタ」というか、
短い期間の評価をされているような気がするんです。
ずっっっっと優れた状態でいる場合は、
「優秀な」と言われないんじゃないでしょうか。
野球選手としての長嶋茂雄さんや王貞治さんを、
「優秀な選手」と表現した人はいないでしょう。
「優秀な」と付けないと
その人の価値を表わしにくい場合に、
あえて人は「優秀な」という冠をかぶせるんじゃない?
さらにもうひとつ思うのですが、
「優秀な」と言われる人って、
成績や成果というものが問題にされていることが、
多いんじゃないですか。
人柄だとか、人格、魅力みたいなことは、
「優秀な」ということばの外にあるみたいです。
そんな気、しない?
・いや、なんでそんなことを思ったかというとね、
いま、ほら『はたらきたい。』も売れているし、
就職だとか仕事だとか働くだとかのことを、
よく考えているでしょ。
でね、うち(ほぼ日)だったら、
「優秀な人に入ってきてほしい」って言うのかなぁ?
と、考えてみたら、そうでもないような気がしてさ。
「優秀な」の価値が、わからなくなっちゃったんです。
日曜日ですね。今日も来てくれて、ありがとう。
優秀な学生さんだとか、優秀な先生だとか、
優秀な官僚だとか、優秀な政治家だとか、
優秀な経営者だとか、優秀な犬だとか優秀な新郎だとか、
ほんとにいろんな場面で、
「優秀な」ということばが使われています。
ひとつ思うのは、
優秀かそうでないかのジャッジをしているのは、
いったい誰なんだろうということですよね。
就活中の大学生が、先輩の会社員のことを
「彼はひじょうに優秀なビジネスマンですよね」
なんて言うのは、失礼でしょう。
もうひとつ思うのは、
「優秀な」とわざわざ言われるような存在って、
なんか「季節ネタ」というか、
短い期間の評価をされているような気がするんです。
ずっっっっと優れた状態でいる場合は、
「優秀な」と言われないんじゃないでしょうか。
野球選手としての長嶋茂雄さんや王貞治さんを、
「優秀な選手」と表現した人はいないでしょう。
「優秀な」と付けないと
その人の価値を表わしにくい場合に、
あえて人は「優秀な」という冠をかぶせるんじゃない?
さらにもうひとつ思うのですが、
「優秀な」と言われる人って、
成績や成果というものが問題にされていることが、
多いんじゃないですか。
人柄だとか、人格、魅力みたいなことは、
「優秀な」ということばの外にあるみたいです。
そんな気、しない?
・いや、なんでそんなことを思ったかというとね、
いま、ほら『はたらきたい。』も売れているし、
就職だとか仕事だとか働くだとかのことを、
よく考えているでしょ。
でね、うち(ほぼ日)だったら、
「優秀な人に入ってきてほしい」って言うのかなぁ?
と、考えてみたら、そうでもないような気がしてさ。
「優秀な」の価値が、わからなくなっちゃったんです。
日曜日ですね。今日も来てくれて、ありがとう。