テロでマラソンの11人死亡 コロンボから北東へ25キロほど離れた町の運動場で、日本時間の6日午前11時ごろ、マラソン大会のスタートとほぼ同時に爆発があり、スターターを務めていた現職の閣僚や市民ら、少なくとも11人がこれまでに死亡しました。スリランカ軍の調べによりますと、爆発はランナーを装った男がユニフォームの下に隠し持っていたもので、スリランカ政府は、分離独立を目指す少数派タミル人の武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」による自爆テロ事件とみて捜査を進めています。スリランカ政府は、ことし1月、武装勢力と結んでいた停戦合意を破棄したうえで、北部にある武装勢力の支配地域への攻撃を強化し、軍事拠点を陥落させるなど、圧力を加えています。これに対して、コロンボなど都市部では、武装勢力によるとみられる爆弾テロが相次いでおり、双方による和平交渉再開のめどがたたないなか、治安は悪化の一途をたどっています。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|