「今年の冬は、インフルエンザが例年になく早期に立ち上がっている」として、神奈川県保険医協会などが注意を呼び掛けている。これから到来する本格的な流行時期を前に、同協会は「予防対策など十分な注意を心掛けてほしい」と話している。
同協会によると、インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染して起こり、39℃から時には40℃くらいの高熱が出る上、頭痛・吐き気・腰の痛みや身体の節々の痛み等いろいろな症状があるという。多くは冬に流行し、その年によってインフルエンザの種類が異なる。
今年は9月の愛知県を筆頭に、10月には千葉県と神奈川県の順にインフルエンザの報告が出ており、神奈川県内では集団かぜとして相模原市・厚木市・藤沢市・鎌倉市と毎週のように、いずれも小学校低学年で発生している。 インフルエンザに掛かったと思ったら、早めに医師の診察を受けることが大切だが、「掛からないようにするために」同協会は、インフルエンザが流行ってきたら人込みの多い所への外出はなるべく避ける▽外出から帰ったら、うがいをするようにする▽あらかじめ予防接種を受けておく−ことに加え、普段から健康に注意し、乾布摩擦などをして病気に対する抵抗力をつけておくのも良いと呼び掛けている。
また、夜ふかし等による睡眠不足やタバコ、深酒等、身体に悪いようなことはできる限り避けるようにすることも注意している。
詳しくは同協会ホームページのインフルエンザ関連の医療・健康情報を参照。
更新:2007/11/22 12:46 キャリアブレイン
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