米ヤフーに期限付き通告 MS、敵対的買収も【ニューヨーク5日共同】ソフトウエア最大手、米マイクロソフト(MS)は5日、買収を申し入れている米インターネット検索大手ヤフーの経営陣に対し、今後3週間以内に受け入れを決めない場合、敵対的買収に踏み切ると通告する内容の書簡を送付した、と発表した。 書簡はMSのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)がヤフー取締役会メンバーにあてて送付。ヤフーが今月26日までに受け入れなければ、取締役会メンバーを入れ替えるため株主の支持獲得に乗り出す考えを示した。2月の提案から2カ月以上足踏みが続いたMSの買収戦略が再び大きく動き始めた。 ヤフー側は書簡への対応を検討中とみられる。 ヤフー側はMSによる446億ドル(約4兆5000億円)の買収提案に対し額の大幅な引き上げを求めており、今後の株主総会に向け、株主の委任状争奪戦に発展する可能性が強まっている。 |
【共同通信】 |
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