先日CAK施設内サンクチュアリ(通称:中庭2)において23羽の鳥が居なくなりました。
その経緯についてご報告申し上げます。
私どもの対応の悪さでご報告がたいへん遅くなったことを深くお詫び申し上げます。
また、鳥たちに対してたいへん申し訳ないことをしてしまったと猛省しています。
●居なくなったことが判明した日
2008年3月19日(3月15日までは確認済)
●居なくなった鳥種
オカメインコ:6羽
ラブバード:4羽
ミドリインコ:3羽
ワカケホンセイインコ:6羽
ダルマインコ:2羽
テンニョインコ:2羽
●2008年3月22日
オカメインコ:1羽
●合計:23羽
●そのときの状況
外部からの侵入を塞ぐ金網が設置されていませんでした。
定期的に実施する排水溝のドブ掃除の際、金網を設置し忘れたものです。
3月18日にドブ掃除実施していますので、18日と19日未明に起こった出来事です。
●居なくなった原因と思われること
1.排水溝からの逃走。
2.盗難
3.外部からの肉食獣の侵入
●実施したこと
1.地元警察と保険所への連絡、相談
2.周辺の捜索
3.排水溝の金網を3箇所設置
4.アルソック社(警備会社)へ確認
5.排水溝周辺に捕獲用の罠を設置
●3月22日に1羽いなくなったことについて
対策をしているにも関わらず、オカメインコが1羽いなくなったことで状況を確認しますと、3箇所の金網が設置されていました。
しかし、3番目の金網(一番鳥たちに近い場所)に500円玉大の隙間が見つかりました。
また、ルチノーの思われる羽毛が落ち、1mくらい離れた場所に血痕がありました。
●このことを踏まえて対策したこと
金網を固定しました。
掃除のときも取りはずさないルールを作りました。
さらに、新しい部屋へ移動することを決定し、安全な部屋作りに着手しました。
●4月3日移動完了しました。
現在のところ、鳥たちに問題ありません。
ただし、確たる原因はまだわからない状況です。
わかっていることは、盗難ではないことが警備会社の記録から判明しました。
また、排水溝からの逃走に関しては、専門家の方などにご相談しましたら、約5mある真っ暗な排水溝の中を、昼行性の鳥が通過することは考えられないそうです。
可能性が高いのは、3.肉食獣の侵入かもしれませんが、確認できない状況です。
何か進展がございましたら、TSUBASA NEWSでご案内いたします。
●CAKの開放について
この時期に開放することについて、ブログやメールで様々なご意見をいただきました。ありがとうございます。
TSUBASAとしては、おそらく原因が外部からの肉食獣の侵入であると想定し、その対策を講じました。
ただ、それだけでは不十分なので、日々の捜索や周辺の聞き込みも行っていく所存です。
開放に関しては、たしかに閉鎖することは簡単なことです。
でも、それだと皆様に現状を知ってもらえません。
可能な限り情報公開したいスタンスが崩れ、それこそ楽な隠蔽体質になることを一番恐れています。
ご来訪された皆様に謝罪し、いろいろな知恵やアドバイスを賜り、施設のさらなる安全に繋げていければと思っています。
私達スタッフだけの目線ではなく、多くの方々の目線で、いろいろな角度から見ていただき、ご意見いただければ幸いです。
TSUBASAではもう2度とこのようなことを起こさないように、全力を挙げて取り組んでまいります。
私達ではできない難問もたくさんあるかと思います。
そのときはどうか皆様のお力添えをお願い申し上げます。
最後に私達の不注意で居なくなった鳥たちに心からお詫び申し上げます。
そして、ご心配された愛鳥家の皆様に謝罪申し上げます。
●詳細につきましては、「TSBASA NEWS」ご覧いただければ幸いです。
なお、別のブログでの書き込みをTSUBASA NEWSに転記いたしました。
書き込まれた方にご承諾がとれませんでしたので、勝手に転記したことをお詫び申し上げます。
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