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ラサへの観光、5月1日から再び開放に

2008年04月05日

 拉薩(ラサ)市政府はこのほど、5月1日から国内外の旅行客に対し、ラサへの観光を再び全面的に開放する決定をした。

 観光業はいまやラサの中心産業へと発展し、観光業の就業者数は直接的には2万6千人余り、間接的には14万人余りに上る。またラサに訪れた国内外の旅行客は昨年、270万人を突破、今年は30%増の330万人を目指す。ラサ市では「3・14事件」の発生以降、観光業の経済的な打撃は大きく、国内外の団体ツアーはキャンセルが続き、現地の旅行関係者の多くは失業または半失業状態になっている。

 ラサの情勢が安定するつれ、国内外の旅行会社や旅行客からラサの旅行会社やホテルなどへの問合せの電話がひっきりなしに鳴り始めた。現在、各ホテルではいつでも受け入れができるよう、スタッフの教育やインフラ整備に忙しい。関係部門では観光業をできるだけ早く復興するため、旅行関連企業に対する課税や商工業費の減免措置を検討しているという。

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