長浜市立長浜病院(同市大戌亥町)は8日から、助産師が中心になって正常分べんを担当する助産師外来を開設する。県内では、彦根市立病院などに続いて3例目。
全国で産婦人科医が不足し、産科の休診が相次ぐ中、県の院内助産所モデル事業の委託を受け、産婦人科医の役割を分担し、助産師を中心に妊娠中から出産、産後まで継続的にかかわる。対象は、妊娠22週目以降で、医師が正常に経過していると判断した妊婦。検診や健康管理、保健指導、育児相談などを行う。
診察日は毎週火、金曜の午後1時半~4時で、完全予約制。【野々口義信】
毎日新聞 2008年4月5日 地方版