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近所の子どもたちの騒音や侵入

ブローノさんからの質問

> 近所の子ども達の騒音や侵入に、異常な程ノイローゼに
> 万策尽きてしまい、「私は深く悩んでいます。神様何とかしてください。」と
> 毎日アファメーションを唱えていますが、上手くいきません。
>
> 『願望を・・・』のP79にある「呪詛?」でMさんの事例が出てくるのですが
> この場合、Mさんはどういうアファメーションをすると良かったのでしょうか。
>
> P88にある「ネガティブな想念」に対する方法が良いのか、
> P180にあるように子ども達やその親に対して
> 「ありがとうございます」と瞑想するのが良いのか、
> (ただ、苦しめられているのに何故感謝しなければいけないのか・・・と
> 思ってしまう時があります)


「潜在意識を使って結果を引き寄せるアファメーション」のコメント欄(2008.03.18 Tuesday)より



拙書「願望を必ず実現させるセルフトレーニング術」を良く読み込んでますね。
質問の前にリスペクトされれば、私は催眠術にかかり、その質問に答えるようです(笑)。

私もマンション経営をしていて、そこに居住しています。
そのような状況では、腹が立って当然です。
子どもを遊ばせている親の笑い声さえも、怒りの対象になりますよね。
スピリチュアルっぽい本を読んでも解決しませんし。


私のマンションでは、管理は他所に任していますが、悪いボクちゃんたちを見かけたら、私は必ず注意しています。

貸し駐車スペースで、当マンションに関係ない、近所のボクちゃんたちが、たむろして、時々口から煙を吐いたり、夜中、話し声が延々したりと、ボクちゃんたちへの注意もしばしばです。

週、2回くらいは、大声を出して怒ったり、注意しているでしょうか。
自分で言うのも何ですが、注意は大得意。
効果は10割(笑)。
> 万策尽きてしまい

返答でかぶらないためにも、その策の数々を教えて下さい。


> 『願望を・・・』のP79にある「呪詛?」で事例では本来どのようなアファメーションを?

補足説明(要約):
アパートに住む男性(当時学生)が、隣人の音楽がうるさいので、注意したら険悪になった。
その後その男性は、「隣人がバイクでトラックにぶつかって死ぬイメージ」をし続けた。
本当に同じシチュエーションが起きた。
その後、相手を呪った男性は、、骨折などを始め、運がとてつもなく悪くなった。
(その男性は、仙道の訓練をし、仙道では有名なT氏作成の遁甲版を使用)

「アファメーション」では、「隣が、うるさいので神様、何とかして下さい」でOK!
できれば、怒りの本音も入れれば吉。
「隣が、うるさくて腹立ちます。うっとうしくてたまりません。ですから神様、何とかして下さい」

しかし、本の実例では、相手が反発する注意の方法だったのが問題。
この「アファメーション」を唱えれば、相手が聞き入れる注意の仕方が閃いていたかも知れませんし、相手が引っ越すかも知れません。
それは神のみぞ知る、でしょうか。


> 子ども達やその親に対して
> 「ありがとうございます」と瞑想するのが良いのか、
> (ただ、苦しめられているのに何故感謝しなければいけないのか・・・と
> 思ってしまう時があります)

最初に怒りを抜く
いえいえ、むかついているでしょうから、それはしなくてもOKです。
「イイ人もどき」となり、以後苦しみますから。
むしろ、「バカ野郎、糞ヤロウ!お前らのおかげで、こっちはノイローゼになってもうたやないかぁ!」
と車の中など、他人の居ない場所で、「怒りを抜く行為」が大切。
最低、5分は実行して下さい。
怒鳴るのが疲れるまですればOK。

怒りをコントロールする祈り
その上で、アファメーション。
「ありがとうなんて、かったるいこと、言ってられません。あいつらが、嫌いです。神様、私のむかつく気持ちを何とかして下さい。 怒っている時間がもったいないです。」

相手を何とかするより、自分の気持ちをコントロールのが、怒りをコントロールするコツ。

ついでに、「怒っている時間がもったいない」と言うのは有効。

そのとき、自分に向かって、
「あいつに腹を立てていたら、時間を無駄に過ごして、自分に不利、そうなるとあいつの思うつぼで、オレ(私)の負けや!」
という見方をしてみる。

怒りをムリに抑圧するのは、潜在意識の法則を知らない「いい人もどき」のすること。
そのうち、内心で、
「なんであいつのために我慢しなければならないねん!」
と理不尽に思うようになる。
それがストレスに。

視点を変え、怒りを認めて、
「怒っている時間が長いのはムダ!
その時間を私に味わわせた相手に負けていることになる!
負けたら悔しいから、怒りをコントロールして、時間を前向きに使うぞ!
相手の作戦に乗るような私じゃない。
そう考える私ってエライ!」

と、最終的に自分を褒めるように思考を導いてみる。

怒りに流されて終わるだけの(頭を使わない)人もいれば、
怒りに流される自分がみっともないし、心をコントロールできない自分がうっとうしいので、
工夫して、怒りをコントロールしようと様々な方向から、アプローチする人もいる。

「怒っている時間がもったいない」
というアファメーションは、「時間を有効に使い、前向きな心」に導くための「自分の潜在意識」へ仕掛けるトリッキーなアファメーション。

理性で怒りを抑えるのは、聖人君子でないとムリ(キッパリ)。

「下位の感情(怒り・自責の念など)」を「上位の感情」で、コントロールする方法を依頼された原稿に書きました。
潜在意識活用【願望達成法】幸せの法則 http://hukuennohouhou.blog98.fc2.com/


このように、先ず、怒りを収めるアファメーションを。
これは大切。
「呪詛でもしてやるか」という気持ちになるのを防げます。

呪詛の倫理的な是非は問いませんが、呪詛をすれば、たぶん罪悪感が出るはず。

人を呪わば…
「意識を集中して呪詛しているとき」や、相手に「仮に最悪の結果が相手に出たとき」、
無意識に「あいつらが、悪いから仕方がない」と自分へ言い聞かせる言葉掛け(自分への言い訳)をしてしまうでしょう。

となると、背後にある罪悪感を打ち消そうと努力していることになります。
罪悪感を否定すると、その罪悪感は抑圧され、潜在意識へ潜り込みます。

人を呪わば穴二つ、の原理。
「あいつが悪いから…」と、ふと思った時点で、自分にも呪いがかかります。
もちろんこれを読んで「あいつが悪いから…と思ってはいけない」と思っても穴二つ。

相手に、悪意が強くあるわけでなく、こちらが嫌な思いをしている場合、呪詛の反動は大きいです。
ちなみに相手に悪意がある場合、例えば、匿名掲示板でこちらの実名(伏せ字含む)を名指しし「氏ね(死ねの隠語)」などの言葉を使う相手へは、やられた分だけのネガティブなエネルギーを返すのは可でしょう。
(このあたりは、人により見解が割れると思います。一つの意見として頭の片隅にでも…)

もちろん相手が正当な批判なら、悪意の想念を、相手へ向けてはいけませんよ。
辛くても甘受しなければ、自分が成長しませんから。

宇宙の法則は、人を呪わば穴二つですから、法則に沿って2倍程度お返しするなら問題ないはず、と私は考えています。
隠れて相手を攻撃する者へ、責任を取らせるためにも、それは必要でしょう。
自己責任の時代ですからね。

悪意のある相手をサーチする心的技法を知っていれば、相手がどこに隠れていようが、なんの問題もありません。
(方法は、現時点では公開しませんのであしからず)



感情に流されないように、怒りを収めた次は、
「神様、この状況が何とかなりますように」と祈ります。


※ 怒りを我慢(抑圧)すると、性格が悪くなります。
抑圧した怒りは、潜在意識に伝達され、自分の運命に影響を与えます。
「バカ野郎!」と叫ぶのは、心のデトックス。
もちろん、相手の前では言っては、収集するのが大変になるので、言わないように。

※ 言霊理論を過剰に拡大解釈している人なら、
「バカ野郎、はネガティブな言葉だぁー!ひぇー、マイナスがうつるー」
という、スピリチュアルが大好きな人もいるかもしれません。
そういう人は、「マイナス恐怖症」を治すことが先決。
(詳しくは省略)


ブローノさんへ
1)状況をもう少し詳しく。
2)どのような対策を取ったのか。

をコメ欄にどうぞ。
それなら、お答えできますよ。
この記事下に更新していきます。


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佐田弘幸 * 潜在意識の活用法 * comments(3) * trackbacks(0) * うさぎのことづて-ぷいぷい

コメント

佐田先生、ありがとうございます!
質問をしました、ブローノです。
目に見えている事柄だけではなく、それに潜んでいる問題まで現してくださって、
驚き、そして、感激しました。

いい人もどきのアンポンタン!まさに私のことです。
「なんであいつのために!」と理不尽に思い、それが余計なストレスになっています。
今回の騒音問題に限らず、常にこのような思考でいると思いました。
小さい頃から怒りを抑圧していたので、まさにその通り、性格もひねくれています。
『願望を必ず実現させるセルフトレーニング術』のP244、気付きのポイントに
「いつもニコニコ」という項目がありますが、私もこれではないのか?と考えていたところです。
深い説明をありがとうございました。


>1)状況をもう少し詳しく。
>2)どのような対策を取ったのか。
とのこと、お言葉に甘えて、もう少し書いてみます。

状況は、家が少し変わっている構造で上手く説明できるか分からないのですが、
一戸建ての貸家が何軒か並んでいるところに住んでおります。
家と家の間には塀がありません。
庭には(隣同士が行き来できる隙間がある)フェンスがあります。
道路から見るとうるさいの住人達の家々が奥にあり、彼らは私の家の前を必ず通ることになります。

窓を閉めている今のような季節だと、
お互いに家の中にいる場合は、他の家の音はほとんど聞こえません。
ただ、うるさい家々の庭では奇声をあげながら毎日子ども達が何人も遊び、
私の家の窓のすぐ下を通り道にして騒いでいます。
うるさい家同士の出入りは自由にしているようで、私の家にも同じ感覚で侵入してきます。
気が付くと私の家の玄関前が溜まり場になっていたこともあります。

対策としては、
私の家の庭にいる場合は見つけ次第追いかけて、注意していました。
(逃げ足が速いので逃げられたこともしばしばです)
侵入対策には、フェンスの隙間に植物を植え、プランターを置いています。
小さな柵をつけたところもあります。
(それで、自分の家への出入りも制限されるようになってしまいました。)

大家さんにも相談したのですが、子どもがうるさいのは仕方がない、
あなたの子ども達は今はうるさくないだろうが(家にも子どもがいます)
これから大きくなるにつれ迷惑をかけるかもしれないから我慢した方が良い。
角が立つようなことをすると後々良いことがない。
相手が自分の庭で騒いでいる分には怒れない、
私の家の窓の下で騒いでいても、そこは相手の家の人間も通る部分なので怒れない、
唯一できることは、明らかに相手に非がある状態のところを現行犯で捕まえて
やさしく諭すことでした。
現行犯で捕まえることを意識すると、他の事は何も手に付かなくなり、
家にいても常に落ち着かなくなってしまいました。
そして、イライラしながら捕まえるチャンスを窺い、騒音に耐えている自分がいます。
その状況を怖く感じている部分もあります。
今は、(元々は家にいるのが好きなのですが)極力家にいないように、外に出るようにしています。

まさに

>子どもを遊ばせている親の笑い声さえも、怒りの対象になりますよね。

という状態で、近所から(うるさい家の人ではなくても)
少し子どもの声が聞こえるだけで過剰反応するようになってしまいました。
今月子どもが2回入院したのですが、あまりにも家にいるのが嫌になっている私の思いが
そうさせてしまったのではないかと悩んでしまいました。

これから、家に届いた『すべてはうまくいっている』と『ゼロ思考』を読みます!

>抑圧した怒りは、潜在意識に伝達され、自分の運命に影響を与えます。

この言葉を肝に銘じ、これからもアファメーションを唱えていきたいと思います。

宜しくお願い致します。
Comment by ブローノ @ 2008/03/29 10:29 AM
先生に質問です。恋愛で葛藤が多く、現状が思うに任せないときはありのままをアファメーションしたらよいのでしょうか?作成に試行錯誤してしまっております。
Comment by ベス @ 2008/03/30 8:45 PM
佐田先生、こんばんは!

先生の濃ゆい文章(あ、もちろん、“中身が”、ですよ!)を無料で読める贅沢をかみ締めている今日この頃です。
先生のご著書も素晴らしいながら、ますますブラッシュアップされているブログでの先生のお考えを拝読すると、やはり次のご著書を期待してワクワクしてしまいます。

ところで最近、“願望実現”も“シアワセな人生を過ごす”のも、そのコツは「自分を心から認め、愛すること」なのではないかな、と思うようになりました。
自分のこれまでを顧みて、“願望実現”も“シアワセ”もなんとなくいまいちなのは、「自分を心から認め、愛すること」が出来ていないからなのでは、と思うんです。

この僕の思いつきに近い気づきについて、先生はどう思われますか?
そして、「自分を心から認め、愛する」ために有効なテクニックがあるのであれば、ぜひご教授くださいませ。

Comment by TAK @ 2008/03/31 9:09 PM
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