仏五輪代表ら、人権バッジで中国批判 聖火ランナーも2008年04月05日12時26分 【パリ=飯竹恒一】中国・チベット自治区騒乱への中国政府の対応を批判するフランスの北京五輪出場選手らが、五輪期間中に着用する予定の人権擁護バッジの図柄が4日、パリで公表された。五輪マークとともに仏語で「より良い世界のために フランス」と書かれている。
会見したシドニー五輪の男子柔道金メダリスト、ダビド・ドイエ氏によると、まずは聖火リレーが7日にパリを通過する際に、有志の走者がこのバッジを着用して走る。バッジを提案した棒高跳びのロマン・メニル選手は「チベット問題での中国の対応がきっかけだった」と説明。同席した選手からは「中国の(人権)状況は耐え難い」などの声があがっている。 五輪憲章は競技場での政治や宗教上の宣伝行為を禁じているが、仏オリンピック委員会は国際オリンピック委員会(IOC)に、このバッジの五輪期間中の着用許可を求める方針だ。 PR情報この記事の関連情報国際
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