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韓国大統領府、公用車をハイブリッドカーに

 大統領府は4日、環境保護対策やエネルギー節約の観点から、大統領府の公用車を順次ハイブリッドカーに交換していくことを決め、まず小型のハイブリッドカー2台を購入した、と発表した。

 ハイブリッドカーは内燃エンジンと電気モーターを併用し、また車体の重量を軽減することで空気抵抗を最小限まで減らすことにより、これまでの自動車よりも燃費を高めるとともに、有害物質の排出量を大きく減らした、次世代型の環境にやさしい自動車だ。

 大統領府の李東官(イ・ドングァン)報道官はこの日、「最近、現代ベルナと起亜プライドのハイブリッド車(ともに1400㏄)を各1台ずつ、公用車として購入した。今後交換の対象になる大型車13台もすべてハイブリッドカーにする予定だ」と述べた。今回購入した車は主に大統領府構内の移動用とし、李明博(イ・ミョンバク)大統領も随時利用することが予想される。

 大統領府では「エクスやグレンジャー(ともに現代自)など、これまでの大型車は1台当たりの価格が約4000万ウォン(約417万円)だが、ハイブリッドカーは今年まで、購入に際して政府からの補助金(1400㏄の場合、1台当たり1400万ウォン=約146万円)が交付されるため、1000万ウォン(約104万円)程度で購入できる。燃費も良いため、燃料代も1台当たり年間190万ウォン(約20万円)ほど節約できる」と話している。

ペ・ソンギュ記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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