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「全裸でランニングさせられた」慰謝料求め提訴へ

2008年04月05日01時12分

 岡山県浅口市の私立おかやま山陽高校で05年6月、当時の硬式野球部監督(37)が男子部員に全裸でランニングをさせるなどした事件で、10〜20代の元部員7人が元監督と同校を運営する学校法人第一原田学園を相手取り、慰謝料として計450万円を求める損害賠償請求訴訟を、近く岡山地裁に起こすことがわかった。

 元部員らの代理人によると、元部員らは05年6月、元監督に全裸ランニングを強要され、同月と8月には食堂を散らかしたなどの理由で暴行を受け、精神的苦痛を被ったと主張。同校に対しては、「元監督への指導をしておらず、使用者としての責任を果たしていない」として賠償を求めるという。

 元監督は、元部員らに対する暴行と強要の疑いで岡山県警に逮捕され、07年3月に岡山地裁倉敷支部で懲役1年6カ月執行猶予3年が言い渡され、確定している。

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