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2008/04/04

ソメイヨシノと山桜

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年度替わりで何だか忙しいんだが、その合間を縫って大瀬神社のお祭り見物と山桜の花見に行ってきた。朝はほぼ無風で快適な機走で大瀬まで。

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今日のところ、ご覧のようにソメイヨシノが満開、山桜も咲き始めていて、微妙な色の違いが確かめられると思う。右端のピンクに見えるのがソメイヨシノで、白っぽいのが山桜、赤っぽく見えるのは、山桜の新芽だ。

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ソメイヨシノも色っぽくて派手でいいんだが、山桜はもっと色が薄くて、花と葉がいっしょに出るためにあまり派手ではない。その落ち着いた美しさを愛でて、

敷島の大和心を人とはば 朝日に匂う山桜花

と歌われたものなんだが、江戸を代表する「町民の花」ソメイヨシノと、同じサクラでもキャラクターが違うのが判るだろうか?

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いつもはダイビングのメッカである大瀬も、今日ばかりは古来よりの漁師の神社の顔を取り戻す。次々に飾りつけられた漁船が訪れ、勇み踊りを奉納する。

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山桜は、これからが見頃です。来週12日には、山桜を観賞しながら戸田港までタカアシガニを食べに行くグルメクルーズ開催です!

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コメント

山桜の薄い色気が私は好きです。
八重桜のこてこてのあつかましさも嫌いじゃないですが。

最高!

写真も景色も。

井上ひさしの短編小説の中で、浮世絵の版木は伊豆の山桜が一番っていう職人のせりふがあったと思いましたが、検索すると
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kabuki/kabuki040627.html
東伊豆か。

>敷島の大和心を人とはば…
作者はタバコの銘柄や戦艦の名前とかに使われるなどとは思ってもみなかったことでしょう。
wikiで見たらソメイヨシノ伊豆半島発生説というのがあるそうで…

風流ですなー。 来年はぜひ参加したいです。

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