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モズレー、スキャンダルの渦中に

4月3日10時55分配信 TopNewsレース速報


現在、国際自動車連盟(FIA)会長を務めるマックス・モズレーは、会長職を辞任するという意向はないという。

4月1日(月)にモズレーのスポークスマンが報道陣に語った内容によると、モズレーは予定されていたバーレーンGPへの参加をキャンセルするが、3月30日(日)に噴出したスキャンダルに唯々諾々と巻き込まれるわけではないという。

現在67歳になるモズレーは既にイギリスの悪名高いタブロイド紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド(News of the World)』に対して弁護士を立てて争うつもりだという。そしてモズレーの弁護士は既に『ニュース・オブ・ザ・ワールド』のウェブサイトから、スキャンダルの根拠となっている隠し撮りされた動画の掲載を中止させている。

またモズレーらしき人物が娼婦(しょうふ)とロンドンの高級マンションの地下でSMプレイに興じている写真も動画同様にウェブサイトから取り除かれている。

しかしモズレーの友人でもあるバーニー・エクレストンはモズレーがあまり事を荒立てないようにと忠告しているという。これはF1に参戦している自動車メーカーの幹部がこのスキャンダルを非常に不快に思っていることが原因らしい。

モズレーのスキャンダルについて「簡単に収まる問題ではないと思う」とエクレストンはイギリスの新聞『ザ・タイムズ(The Times)』に語っている。

「私が理解している限り、彼(モズレー)が損害賠償を新聞社に対して求め始めても訴訟で勝つ可能性は少ないだろうし、また訴訟に関してメディアが大喜びしながら書き立てることはわかりきっている」とエクレストンは付け加えている。

「もしマックスが二人の娼婦(しょうふ)と遊んでいる写真が出たら『いやあ、うらやましいね』というコメントがせいぜいだろう。でもこれは見た人間を不快にさせるものだよ。たぶんそこが一番の問題なのだろう」

またとある日本車メーカーチームの幹部が匿名で語ったところによると、モズレーがこのスキャンダルを乗り切って現在の地位にとどまり続ける可能性がないかもしれないと語っている。

「これは信頼と判断力の問題になってしまっている。20世紀最大の悲劇といわれる出来事をおもちゃにするようなことは、明らかに不適切だ」とその幹部は語る。

最終更新:4月3日10時55分

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