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ブログ初心者のapj@山形大学です。
共同研究先のウェブサイトの方がずっとにぎわっていたりします。
連絡はこちらへ(spam除けのため、画像でメールアドレスを記載しています)
apj_yamagata@yahoo.co.jpを名乗る私の偽者が現れました。ご注意ください。
裁判専用掲示板(学外)と、裁判専用blog(コメント、tb無し)を作りました。
本気で私にクレームをつけるつもりがあるなら、メールではなく、法的に有効な情報を記載した文書を、内容証明郵便で、住所は大学でかまいませんが私を名指しで送って下さい。まともな文書でないクレームには一切対応しません。ってか対応すると逆にまずいでしょう。法的根拠のないことをすることになるわけで。
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apj_yamagata@yahoo.co.jpを名乗る私の偽者が現れました。ご注意ください。
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本気で私にクレームをつけるつもりがあるなら、メールではなく、法的に有効な情報を記載した文書を、内容証明郵便で、住所は大学でかまいませんが私を名指しで送って下さい。まともな文書でないクレームには一切対応しません。ってか対応すると逆にまずいでしょう。法的根拠のないことをすることになるわけで。
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2007/08/07 :: 追試終わった……そしてちょっと趣味の方で嬉しい話題
本日、追試を2つ終了。追試でもっと通る人が多いと思っていたのに、通る人は1回目に通ってしまったらしく、3人しか合格者が増えなかった……。ただ、1回目に通って点数を上げようとした人で、逆に点数が下がった人(ただし、成績判定では最も良かったものを採用するので、学生さんに有利な条件にしている)も出た。難易度は合わせているつもりだが難しいな。これはレポート課題か何かを出して、難易度調整できる余地を作るべきか……。とにかく、判定表やら講評やらを書いていたら日が変わってしまった。
で、疲れたのでちょっと軽い趣味の話題。私にとっては嬉しいニュース。
---------(ここから)
永井豪漫画家生活40周年記念Tシャツ販売開始!!
!!$photo1!!
Point.1 豪先生の漫画家生活40周年を記念して企画されたTシャツです。
Point.2 あのアニメ版デビルマンを見事なまでにコミカライズした
ダイナミックプロの第1号アシスタント蛭田充氏による完全プロデュース の下で製作されています。
Point.3 絵柄は全てこのための描き下ろし!!! 当時のタッチを可能な限り再現したここでしか手に入らない一品です。
■絵柄
「キッカイくん」「まろ」「ドジラがゆく他」の3種類。
■色
白、グレー、黒の3種類。
■価格
一律¥3,990―
■購入方法
(株)アイムに電話等で申し込み。
■問い合わせ先
(株)アイム
〒970-8022 福島県いわき市平下塩字古川57-1
TEL:0246-35-0067
FAX:0246-35-0076
※お問い合わせの際は番号等お間違えのないようご注意ください。
---------(ここまで)
豪ちゃんの作品の中でも、結構マニアックな路線を狙って作っている模様。売れ行き好調なら次の企画もあるかもしれない。
私は、「ハレンチ学園」のコミックス連載がリアルタイムだった世代で、ダイナミックなロボットアニメも欠かせなかったので、まあ、子供の頃の情操の半分は豪ちゃん&ダイナミックに育てられたようなものだったりする(残りの半分は……手塚治虫か?)。いやその、情操の涵養がアニメのデビルマンやらキューティーハニーやらで本当によかったのか?という自分ツッコミは入れたくなるんだが、おかげさまで三つ子の魂何とやらで、永井豪ファンクラブの隅っこの方に居たりするわけで。
これからまた講義やら講演会やら院試やらで、学生は夏休みでも教員は仕事に終われまくるわけだが、そんな中でまあちょっと息抜きできる情報ではある。
※今回、引用した画像の使用ついては許可が出ているので問題は無い。
本日、追試を2つ終了。追試でもっと通る人が多いと思っていたのに、通る人は1回目に通ってしまったらしく、3人しか合格者が増えなかった……。ただ、1回目に通って点数を上げようとした人で、逆に点数が下がった人(ただし、成績判定では最も良かったものを採用するので、学生さんに有利な条件にしている)も出た。難易度は合わせているつもりだが難しいな。これはレポート課題か何かを出して、難易度調整できる余地を作るべきか……。とにかく、判定表やら講評やらを書いていたら日が変わってしまった。
で、疲れたのでちょっと軽い趣味の話題。私にとっては嬉しいニュース。
---------(ここから)
永井豪漫画家生活40周年記念Tシャツ販売開始!!
!!$photo1!!
Point.1 豪先生の漫画家生活40周年を記念して企画されたTシャツです。
Point.2 あのアニメ版デビルマンを見事なまでにコミカライズした
ダイナミックプロの第1号アシスタント蛭田充氏による完全プロデュース の下で製作されています。
Point.3 絵柄は全てこのための描き下ろし!!! 当時のタッチを可能な限り再現したここでしか手に入らない一品です。
■絵柄
「キッカイくん」「まろ」「ドジラがゆく他」の3種類。
■色
白、グレー、黒の3種類。
■価格
一律¥3,990―
■購入方法
(株)アイムに電話等で申し込み。
■問い合わせ先
(株)アイム
〒970-8022 福島県いわき市平下塩字古川57-1
TEL:0246-35-0067
FAX:0246-35-0076
※お問い合わせの際は番号等お間違えのないようご注意ください。
---------(ここまで)
豪ちゃんの作品の中でも、結構マニアックな路線を狙って作っている模様。売れ行き好調なら次の企画もあるかもしれない。
私は、「ハレンチ学園」のコミックス連載がリアルタイムだった世代で、ダイナミックなロボットアニメも欠かせなかったので、まあ、子供の頃の情操の半分は豪ちゃん&ダイナミックに育てられたようなものだったりする(残りの半分は……手塚治虫か?)。いやその、情操の涵養がアニメのデビルマンやらキューティーハニーやらで本当によかったのか?という自分ツッコミは入れたくなるんだが、おかげさまで三つ子の魂何とやらで、永井豪ファンクラブの隅っこの方に居たりするわけで。
これからまた講義やら講演会やら院試やらで、学生は夏休みでも教員は仕事に終われまくるわけだが、そんな中でまあちょっと息抜きできる情報ではある。
※今回、引用した画像の使用ついては許可が出ているので問題は無い。
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■ Re:コンピュータ利用メモ
└ カータン。 at 2008/04/02 11:40:15
└ apj at 2008/04/02 16:51:06
└ Nと〜 at 2008/04/02 20:29:52
└ 酔うぞ at 2008/04/02 21:02:06
└ apj at 2008/04/04 10:24:55
└ apj at 2008/04/04 18:34:42
└ apj at 2008/04/04 18:44:18
└ apj at 2008/04/05 0:01:18
└ カータン。 at 2008/04/02 11:40:15
└ apj at 2008/04/02 16:51:06
└ Nと〜 at 2008/04/02 20:29:52
└ 酔うぞ at 2008/04/02 21:02:06
└ apj at 2008/04/04 10:24:55
└ apj at 2008/04/04 18:34:42
└ apj at 2008/04/04 18:44:18
└ apj at 2008/04/05 0:01:18
■ Re:児童ポルノ規制に一部反対する
└ tamtam at 2008/04/03 8:34:51
└ zorori at 2008/04/03 8:51:24
└ Kei at 2008/04/03 9:05:47
└ JosephYoiko at 2008/04/03 9:48:53
└ 技術開発者 at 2008/04/03 9:54:31
└ 山本弘 at 2008/04/03 10:33:41
└ VOT at 2008/04/03 11:30:40
└ apj at 2008/04/03 11:48:01
└ Noe at 2008/04/03 12:49:10
└ JosephYoiko at 2008/04/03 13:24:33
└ Toshi at 2008/04/03 14:00:56
└ apj at 2008/04/03 14:31:47
└ apj at 2008/04/03 14:42:28
└ gallery at 2008/04/03 15:09:28
└ apj at 2008/04/03 15:47:04
└ 技術開発者 at 2008/04/03 17:01:01
└ zorori at 2008/04/03 20:58:26
└ 訳合って匿名希望 ^^; at 2008/04/03 21:08:42
└ Kei at 2008/04/03 22:30:22
└ (ぱ) at 2008/04/03 23:20:09
└ com at 2008/04/03 23:37:24
└ apj at 2008/04/04 3:11:17
└ apj at 2008/04/04 3:31:32
└ Kei at 2008/04/04 6:03:11
└ Kei at 2008/04/04 6:09:30
└ Kei at 2008/04/04 6:19:33
└ Kei at 2008/04/04 8:41:45
└ JosephYoiko at 2008/04/04 10:45:07
└ com at 2008/04/04 12:14:39
└ JosephYoiko at 2008/04/04 12:24:47
└ 技術開発者 at 2008/04/04 12:57:12
└ 山本弘 at 2008/04/04 18:43:37
└ Kei at 2008/04/04 21:48:14
└ Kei at 2008/04/04 21:59:34
└ apj at 2008/04/04 23:59:55
└ tamtam at 2008/04/03 8:34:51
└ zorori at 2008/04/03 8:51:24
└ Kei at 2008/04/03 9:05:47
└ JosephYoiko at 2008/04/03 9:48:53
└ 技術開発者 at 2008/04/03 9:54:31
└ 山本弘 at 2008/04/03 10:33:41
└ VOT at 2008/04/03 11:30:40
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└ Noe at 2008/04/03 12:49:10
└ JosephYoiko at 2008/04/03 13:24:33
└ Toshi at 2008/04/03 14:00:56
└ apj at 2008/04/03 14:31:47
└ apj at 2008/04/03 14:42:28
└ gallery at 2008/04/03 15:09:28
└ apj at 2008/04/03 15:47:04
└ 技術開発者 at 2008/04/03 17:01:01
└ zorori at 2008/04/03 20:58:26
└ 訳合って匿名希望 ^^; at 2008/04/03 21:08:42
└ Kei at 2008/04/03 22:30:22
└ (ぱ) at 2008/04/03 23:20:09
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└ apj at 2008/04/04 3:11:17
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└ Kei at 2008/04/04 6:03:11
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└ Kei at 2008/04/04 6:19:33
└ Kei at 2008/04/04 8:41:45
└ JosephYoiko at 2008/04/04 10:45:07
└ com at 2008/04/04 12:14:39
└ JosephYoiko at 2008/04/04 12:24:47
└ 技術開発者 at 2008/04/04 12:57:12
└ 山本弘 at 2008/04/04 18:43:37
└ Kei at 2008/04/04 21:48:14
└ Kei at 2008/04/04 21:59:34
└ apj at 2008/04/04 23:59:55
■ Re:【ネタ】犯罪防止のために禁止にすべきものリスト
└ 北斗柄 at 2008/03/27 1:24:50
└ Kei at 2008/03/27 6:48:46
└ zorori at 2008/03/27 7:07:06
└ com at 2008/03/27 9:12:52
└ A-WING at 2008/03/27 9:33:00
└ kori at 2008/03/27 9:50:32
└ 山本弘 at 2008/03/27 9:53:27
└ kori at 2008/03/27 9:55:54
└ kori at 2008/03/27 10:01:59
└ Seagul-X at 2008/03/27 12:33:17
└ No.4560 at 2008/03/27 12:47:30
└ YO at 2008/03/27 13:10:36
└ Toshi at 2008/03/27 14:18:02
└ 元SF者 at 2008/03/27 17:42:09
└ TAKESAN at 2008/03/27 19:52:33
└ TAKESAN at 2008/03/27 20:02:56
└ 蝉丸 at 2008/03/27 20:15:04
└ a-gemini at 2008/03/27 21:54:11
└ 一技術屋 at 2008/03/27 22:12:33
└ Seagul-X at 2008/03/27 22:50:59
└ オキナタケ at 2008/03/28 0:28:44
└ A-WING at 2008/03/28 11:48:04
└ 杉山真大 at 2008/03/28 15:59:22
└ 山口貴士 at 2008/03/28 18:58:53
└ ひご丸 at 2008/03/28 20:01:03
└ Niimi at 2008/03/28 21:27:43
└ 青木裕一 at 2008/03/28 23:19:42
└ 田部勝也 at 2008/03/28 23:58:12
└ No.4560A at 2008/03/29 1:56:25
└ sasico at 2008/03/29 3:55:53
└ zorori at 2008/03/29 6:56:20
└ Niimi at 2008/03/29 12:13:21
└ ドラゴン at 2008/03/29 16:44:01
└ 猫またぎ at 2008/03/29 22:02:23
└ nomad at 2008/03/29 23:15:39
└ Kei at 2008/03/29 23:58:50
└ Seagul-X at 2008/03/30 9:25:38
└ zorori at 2008/03/30 15:17:45
└ zorori at 2008/03/30 15:36:18
└ zorori at 2008/03/30 15:53:50
└ zorori at 2008/03/30 16:00:45
└ 黒猫 at 2008/03/30 18:45:49
└ Kei at 2008/03/30 21:11:51
└ No.4560 at 2008/03/31 2:05:55
└ zorori at 2008/03/31 8:28:28
└ gallery at 2008/03/31 18:45:08
└ nomad at 2008/03/31 23:26:17
└ apj at 2008/04/01 5:03:55
└ Seagul-X at 2008/04/01 23:31:40
└ プヒ at 2008/04/02 10:45:22
└ なざろふ at 2008/04/02 19:06:16
└ ひなゆきせ at 2008/04/03 22:55:00
└ 北斗柄 at 2008/03/27 1:24:50
└ Kei at 2008/03/27 6:48:46
└ zorori at 2008/03/27 7:07:06
└ com at 2008/03/27 9:12:52
└ A-WING at 2008/03/27 9:33:00
└ kori at 2008/03/27 9:50:32
└ 山本弘 at 2008/03/27 9:53:27
└ kori at 2008/03/27 9:55:54
└ kori at 2008/03/27 10:01:59
└ Seagul-X at 2008/03/27 12:33:17
└ No.4560 at 2008/03/27 12:47:30
└ YO at 2008/03/27 13:10:36
└ Toshi at 2008/03/27 14:18:02
└ 元SF者 at 2008/03/27 17:42:09
└ TAKESAN at 2008/03/27 19:52:33
└ TAKESAN at 2008/03/27 20:02:56
└ 蝉丸 at 2008/03/27 20:15:04
└ a-gemini at 2008/03/27 21:54:11
└ 一技術屋 at 2008/03/27 22:12:33
└ Seagul-X at 2008/03/27 22:50:59
└ オキナタケ at 2008/03/28 0:28:44
└ A-WING at 2008/03/28 11:48:04
└ 杉山真大 at 2008/03/28 15:59:22
└ 山口貴士 at 2008/03/28 18:58:53
└ ひご丸 at 2008/03/28 20:01:03
└ Niimi at 2008/03/28 21:27:43
└ 青木裕一 at 2008/03/28 23:19:42
└ 田部勝也 at 2008/03/28 23:58:12
└ No.4560A at 2008/03/29 1:56:25
└ sasico at 2008/03/29 3:55:53
└ zorori at 2008/03/29 6:56:20
└ Niimi at 2008/03/29 12:13:21
└ ドラゴン at 2008/03/29 16:44:01
└ 猫またぎ at 2008/03/29 22:02:23
└ nomad at 2008/03/29 23:15:39
└ Kei at 2008/03/29 23:58:50
└ Seagul-X at 2008/03/30 9:25:38
└ zorori at 2008/03/30 15:17:45
└ zorori at 2008/03/30 15:36:18
└ zorori at 2008/03/30 15:53:50
└ zorori at 2008/03/30 16:00:45
└ 黒猫 at 2008/03/30 18:45:49
└ Kei at 2008/03/30 21:11:51
└ No.4560 at 2008/03/31 2:05:55
└ zorori at 2008/03/31 8:28:28
└ gallery at 2008/03/31 18:45:08
└ nomad at 2008/03/31 23:26:17
└ apj at 2008/04/01 5:03:55
└ Seagul-X at 2008/04/01 23:31:40
└ プヒ at 2008/04/02 10:45:22
└ なざろふ at 2008/04/02 19:06:16
└ ひなゆきせ at 2008/04/03 22:55:00
■ Re:博士持ち教員
└ 欣 at 2008/03/11 9:22:15
└ アマサイ at 2008/03/11 10:06:33
└ ひろのぶ at 2008/03/11 10:39:16
└ 杉山真大 at 2008/03/11 11:09:59
└ 杉山真大 at 2008/03/11 11:16:35
└ hir at 2008/03/11 11:51:43
└ 技術開発者 at 2008/03/11 12:30:38
└ apj at 2008/03/11 12:42:59
└ アマサイ at 2008/03/11 12:47:18
└ JosephYoiko at 2008/03/11 13:14:32
└ ひろのぶ at 2008/03/11 17:52:19
└ 杉山真大 at 2008/03/11 18:12:08
└ mimon at 2008/03/11 19:55:43
└ kaey at 2008/03/11 20:24:57
└ koekoe at 2008/03/11 21:00:24
└ mishi at 2008/03/11 23:24:40
└ heisan at 2008/03/12 0:15:46
└ apj at 2008/03/12 1:02:36
└ JosephYoiko at 2008/03/12 12:06:23
└ JosephYoiko at 2008/03/12 12:21:03
└ apj at 2008/03/12 19:22:01
└ miya.h at 2008/03/12 23:21:32
└ apj at 2008/03/12 23:25:44
└ apj at 2008/03/12 23:30:43
└ 杉山真大 at 2008/03/12 23:45:09
└ JosephYoiko at 2008/03/13 9:30:54
└ apj at 2008/03/13 10:17:15
└ apj at 2008/03/13 10:19:43
└ apj at 2008/03/13 10:24:41
└ mimon at 2008/03/13 11:38:12
└ アマサイ at 2008/03/13 12:49:48
└ アマサイ at 2008/03/13 13:04:48
└ mimon at 2008/03/13 16:22:08
└ なざろふ at 2008/03/13 19:49:29
└ apj at 2008/03/13 21:20:44
└ apj at 2008/03/13 21:53:22
└ birii3 at 2008/03/13 22:44:38
└ apj at 2008/03/13 23:43:24
└ 杉山真大 at 2008/03/14 0:46:52
└ apj at 2008/03/14 1:02:14
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└ JosephYoiko at 2008/03/14 12:09:16
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└ JosephYoiko at 2008/03/14 12:22:11
└ たま at 2008/03/14 14:17:29
└ JosephYoiko at 2008/03/14 16:01:53
└ apj at 2008/03/14 21:06:37
└ JosephYoiko at 2008/03/15 2:16:40
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└ Pz.W at 2008/03/15 6:57:14
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└ apj at 2008/03/15 11:58:47
└ apj at 2008/03/15 12:28:56
└ Poo at 2008/03/15 14:37:53
└ birii3 at 2008/03/15 16:15:50
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└ apj at 2008/03/15 16:48:00
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└ Poo at 2008/03/16 11:03:28
└ apj at 2008/03/16 16:33:08
└ アマサイ at 2008/03/17 0:13:28
└ koekoe at 2008/03/17 0:24:45
└ koekoe at 2008/03/17 1:32:23
└ Poo at 2008/03/17 9:58:38
└ JosephYoiko at 2008/03/17 10:41:57
└ JosephYoiko at 2008/03/17 10:51:22
└ apj at 2008/03/17 12:25:57
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└ JosephYoiko at 2008/03/17 13:02:38
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└ apj at 2008/03/17 20:02:14
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└ いろものさんの近所 at 2008/03/17 22:00:38
└ apj at 2008/03/17 23:17:54
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└ いろものさんの近所 at 2008/03/19 9:54:43
└ JosephYoiko at 2008/03/19 11:28:48
└ JosephYoiko at 2008/03/19 11:41:49
└ 企業の採用担当者 at 2008/03/19 22:04:28
└ apj at 2008/03/19 22:47:50
└ ちがやまる at 2008/04/01 1:14:21
└ apj at 2008/04/01 4:56:37
■ Re:引っ越さないってば……
└ Dr.Spock at 2008/03/28 7:34:01
└ apj at 2008/03/28 12:04:17
└ ひご丸 at 2008/03/28 20:06:24
└ dmpx at 2008/03/29 19:40:08
└ mimon at 2008/03/29 23:09:25
└ apj at 2008/03/29 23:26:59
└ Dr.Spock at 2008/03/28 7:34:01
└ apj at 2008/03/28 12:04:17
└ ひご丸 at 2008/03/28 20:06:24
└ dmpx at 2008/03/29 19:40:08
└ mimon at 2008/03/29 23:09:25
└ apj at 2008/03/29 23:26:59
■ Re:偏向報道の典型
└ 杉山真大 at 2008/03/24 12:37:49
└ apj at 2008/03/24 14:02:50
└ bugbird at 2008/03/24 15:56:44
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└ ながぴい at 2008/03/24 20:20:56
└ Kei at 2008/03/24 21:27:03
└ apj at 2008/03/24 21:54:55
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└ TAKESAN at 2008/03/24 23:46:50
└ com at 2008/03/24 23:47:52
└ TAKESAN at 2008/03/24 23:48:17
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└ zorori at 2008/03/25 7:35:00
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└ Kei at 2008/03/25 16:34:55
└ と at 2008/03/25 16:42:10
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└ Kei at 2008/03/25 20:24:33
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└ apj at 2008/03/25 21:23:14
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└ 新参者 at 2008/03/25 22:21:01
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└ (ぱ) at 2008/03/26 0:45:04
└ オキナタケ at 2008/03/26 0:48:29
└ 新参者 at 2008/03/26 0:56:18
└ Kei at 2008/03/26 2:27:23
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└ (ぱ) at 2008/03/26 3:20:57
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└ Kei at 2008/03/26 6:58:11
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└ 一技術屋 at 2008/03/26 7:45:33
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└ Blatanda at 2008/03/26 8:49:19
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└ bonta at 2008/03/26 13:32:31
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└ 新参者@西原 at 2008/03/26 14:58:24
└ Noe at 2008/03/26 15:21:04
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└ Kei at 2008/03/26 16:55:47
└ 技術開発者 at 2008/03/26 17:28:51
└ Kei at 2008/03/26 17:49:16
└ たこやき at 2008/03/26 18:13:34
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└ ちがやまる at 2008/03/26 21:41:59
└ 新参者@西原 at 2008/03/26 21:46:35
└ Kei at 2008/03/26 21:52:27
└ ちがやまる at 2008/03/26 22:34:35
└ Kei at 2008/03/26 23:15:40
└ ちがやまる at 2008/03/26 23:58:15
└ com at 2008/03/27 0:14:06
└ エディ at 2008/03/27 1:54:49
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└ 技術開発者 at 2008/03/27 15:59:31
└ ちがやまる at 2008/03/27 17:17:34
└ 技術開発者 at 2008/03/27 18:09:00
└ 杉山真大 at 2008/03/27 20:38:40
└ com at 2008/03/27 20:50:33
└ Blatanda at 2008/03/27 21:37:30
└ TAKESAN at 2008/03/27 23:21:40
└ Kei at 2008/03/28 0:03:06
└ Kei at 2008/03/28 0:12:23
└ zorori at 2008/03/28 7:02:59
└ 元洗剤屋 at 2008/03/28 10:46:08
└ zorori at 2008/03/28 10:57:11
└ 杉山真大 at 2008/03/24 12:37:49
└ apj at 2008/03/24 14:02:50
└ bugbird at 2008/03/24 15:56:44
└ upup at 2008/03/24 17:17:22
└ newKamer at 2008/03/24 17:57:05
└ TAKESAN at 2008/03/24 18:31:51
└ ながぴい at 2008/03/24 20:20:56
└ Kei at 2008/03/24 21:27:03
└ apj at 2008/03/24 21:54:55
└ Kei at 2008/03/24 23:00:46
└ apj at 2008/03/24 23:43:35
└ 一技術屋 at 2008/03/24 23:45:20
└ TAKESAN at 2008/03/24 23:46:50
└ com at 2008/03/24 23:47:52
└ TAKESAN at 2008/03/24 23:48:17
└ com at 2008/03/24 23:50:36
└ com at 2008/03/24 23:57:43
└ TAKESAN at 2008/03/25 0:45:13
└ 酔うぞ at 2008/03/25 4:04:01
└ apj at 2008/03/25 4:08:06
└ 技術開発者 at 2008/03/25 4:51:07
└ zorori at 2008/03/25 7:19:05
└ zorori at 2008/03/25 7:35:00
└ Kei at 2008/03/25 11:24:29
└ TAKESAN at 2008/03/25 12:24:03
└ com at 2008/03/25 12:37:27
└ Kei at 2008/03/25 12:56:24
└ Kei at 2008/03/25 13:05:06
└ TAKESAN at 2008/03/25 13:16:06
└ Kei at 2008/03/25 13:57:26
└ TAKESAN at 2008/03/25 14:31:55
└ Kei at 2008/03/25 14:56:35
└ A-WING at 2008/03/25 14:58:02
└ と at 2008/03/25 15:35:44
└ ドラゴン at 2008/03/25 16:04:20
└ LS at 2008/03/25 16:23:18
└ TAKESAN at 2008/03/25 16:23:23
└ Kei at 2008/03/25 16:34:55
└ と at 2008/03/25 16:42:10
└ A-WING at 2008/03/25 16:56:56
└ ドラゴン at 2008/03/25 17:25:21
└ Kei at 2008/03/25 17:32:22
└ apj at 2008/03/25 17:33:16
└ apj at 2008/03/25 17:38:46
└ Kei at 2008/03/25 17:52:49
└ Kei at 2008/03/25 17:58:03
└ A-WING at 2008/03/25 18:09:34
└ Kei at 2008/03/25 18:17:00
└ ドラゴン at 2008/03/25 18:23:28
└ A-WING at 2008/03/25 18:44:14
└ TAKESAN at 2008/03/25 18:44:58
└ Kei at 2008/03/25 18:46:51
└ ドラゴン at 2008/03/25 18:52:46
└ apj at 2008/03/25 18:55:51
└ Kei at 2008/03/25 18:56:47
└ Kei at 2008/03/25 19:03:36
└ A-WING at 2008/03/25 19:41:44
└ apj at 2008/03/25 19:44:41
└ com at 2008/03/25 20:08:43
└ apj at 2008/03/25 20:16:01
└ Kei at 2008/03/25 20:18:30
└ Kei at 2008/03/25 20:24:33
└ apj at 2008/03/25 20:27:11
└ apj at 2008/03/25 20:33:04
└ Kei at 2008/03/25 20:37:21
└ Kei at 2008/03/25 20:44:01
└ zorori at 2008/03/25 20:52:45
└ Kei at 2008/03/25 21:05:57
└ apj at 2008/03/25 21:23:14
└ Kei at 2008/03/25 21:36:46
└ apj at 2008/03/25 21:49:22
└ com at 2008/03/25 22:09:35
└ Kei at 2008/03/25 22:10:11
└ 新参者 at 2008/03/25 22:21:01
└ Kei at 2008/03/25 22:28:45
└ kei-2 at 2008/03/25 22:29:26
└ Kei at 2008/03/25 22:42:43
└ com at 2008/03/25 22:45:39
└ nomad at 2008/03/25 23:17:44
└ 杉山真大 at 2008/03/25 23:18:14
└ hrgy at 2008/03/25 23:31:04
└ Kei at 2008/03/25 23:45:27
└ 杉山真大 at 2008/03/25 23:47:19
└ (ぱ) at 2008/03/26 0:08:24
└ Kei at 2008/03/26 0:16:15
└ Seagul-X at 2008/03/26 0:19:18
└ apj at 2008/03/26 0:31:51
└ (ぱ) at 2008/03/26 0:45:04
└ オキナタケ at 2008/03/26 0:48:29
└ 新参者 at 2008/03/26 0:56:18
└ Kei at 2008/03/26 2:27:23
└ Kei at 2008/03/26 3:06:44
└ apj at 2008/03/26 3:12:56
└ (ぱ) at 2008/03/26 3:17:21
└ (ぱ) at 2008/03/26 3:20:57
└ Kei at 2008/03/26 6:33:47
└ Kei at 2008/03/26 6:49:56
└ Kei at 2008/03/26 6:58:11
└ zorori at 2008/03/26 7:35:38
└ 一技術屋 at 2008/03/26 7:45:33
└ zorori at 2008/03/26 7:50:40
└ Blatanda at 2008/03/26 8:49:19
└ Kei at 2008/03/26 9:01:35
└ Noe at 2008/03/26 9:34:59
└ Kei at 2008/03/26 10:14:24
└ ドラゴン at 2008/03/26 10:26:26
└ Noe at 2008/03/26 12:53:23
└ A-WING at 2008/03/26 13:24:36
└ bonta at 2008/03/26 13:32:31
└ 新参者 at 2008/03/26 13:49:23
└ Kei at 2008/03/26 14:29:58
└ 新参者@西原 at 2008/03/26 14:58:24
└ Noe at 2008/03/26 15:21:04
└ Kei at 2008/03/26 15:32:53
└ Kei at 2008/03/26 15:38:44
└ bonta at 2008/03/26 15:43:48
└ Kei at 2008/03/26 16:31:33
└ Kei at 2008/03/26 16:55:47
└ 技術開発者 at 2008/03/26 17:28:51
└ Kei at 2008/03/26 17:49:16
└ たこやき at 2008/03/26 18:13:34
└ apj at 2008/03/26 19:15:21
└ zorori at 2008/03/26 19:19:57
└ com at 2008/03/26 20:19:48
└ apj at 2008/03/26 20:38:37
└ Kei at 2008/03/26 20:53:07
└ Kei at 2008/03/26 20:58:54
└ Kei at 2008/03/26 21:12:49
└ ちがやまる at 2008/03/26 21:21:03
└ ちがやまる at 2008/03/26 21:26:15
└ ちがやまる at 2008/03/26 21:32:13
└ Kei at 2008/03/26 21:32:32
└ Kei at 2008/03/26 21:34:22
└ ちがやまる at 2008/03/26 21:41:59
└ 新参者@西原 at 2008/03/26 21:46:35
└ Kei at 2008/03/26 21:52:27
└ ちがやまる at 2008/03/26 22:34:35
└ Kei at 2008/03/26 23:15:40
└ ちがやまる at 2008/03/26 23:58:15
└ com at 2008/03/27 0:14:06
└ エディ at 2008/03/27 1:54:49
└ zorori at 2008/03/27 8:53:17
└ apj at 2008/03/27 12:33:32
└ 技術開発者 at 2008/03/27 15:59:31
└ ちがやまる at 2008/03/27 17:17:34
└ 技術開発者 at 2008/03/27 18:09:00
└ 杉山真大 at 2008/03/27 20:38:40
└ com at 2008/03/27 20:50:33
└ Blatanda at 2008/03/27 21:37:30
└ TAKESAN at 2008/03/27 23:21:40
└ Kei at 2008/03/28 0:03:06
└ Kei at 2008/03/28 0:12:23
└ zorori at 2008/03/28 7:02:59
└ 元洗剤屋 at 2008/03/28 10:46:08
└ zorori at 2008/03/28 10:57:11
■ Re:博士課程に進学する前に読むべき本
└ 通りすがり at 2007/10/16 17:11:42
└ apj at 2007/10/16 17:35:05
└ ひご丸 at 2007/10/17 1:14:40
└ なざろふ at 2007/10/17 2:55:43
└ 酔うぞ at 2007/10/17 10:45:33
└ apj at 2007/10/17 12:35:38
└ apj at 2007/10/17 12:40:30
└ しもふり at 2007/10/17 13:25:18
└ apj at 2007/10/17 16:14:08
└ nomad at 2007/10/17 20:52:53
└ ひご丸 at 2007/10/18 1:53:11
└ apj at 2007/10/18 2:09:15
└ 通行 at 2007/10/18 9:33:16
└ 杉山真大 at 2007/10/18 16:17:01
└ apj at 2007/10/18 17:26:47
└ mimon at 2007/10/18 20:25:04
└ nomad at 2007/10/18 23:55:28
└ rico at 2007/10/20 22:46:17
└ apj at 2007/10/21 14:20:42
└ 嫌われ元素 at 2008/02/20 22:58:16
└ 杉山真大 at 2008/03/26 16:27:57
└ apj at 2008/03/26 18:56:05
└ 杉山真大 at 2008/03/26 22:54:15
└ 通りすがり at 2007/10/16 17:11:42
└ apj at 2007/10/16 17:35:05
└ ひご丸 at 2007/10/17 1:14:40
└ なざろふ at 2007/10/17 2:55:43
└ 酔うぞ at 2007/10/17 10:45:33
└ apj at 2007/10/17 12:35:38
└ apj at 2007/10/17 12:40:30
└ しもふり at 2007/10/17 13:25:18
└ apj at 2007/10/17 16:14:08
└ nomad at 2007/10/17 20:52:53
└ ひご丸 at 2007/10/18 1:53:11
└ apj at 2007/10/18 2:09:15
└ 通行 at 2007/10/18 9:33:16
└ 杉山真大 at 2007/10/18 16:17:01
└ apj at 2007/10/18 17:26:47
└ mimon at 2007/10/18 20:25:04
└ nomad at 2007/10/18 23:55:28
└ rico at 2007/10/20 22:46:17
└ apj at 2007/10/21 14:20:42
└ 嫌われ元素 at 2008/02/20 22:58:16
└ 杉山真大 at 2008/03/26 16:27:57
└ apj at 2008/03/26 18:56:05
└ 杉山真大 at 2008/03/26 22:54:15
■ Re:訂正行脚
└ 北斗柄 at 2008/03/24 2:06:55
└ apj at 2008/03/24 3:11:45
└ Seagul-X at 2008/03/24 12:27:40
└ koekoe at 2008/03/24 14:01:25
└ apj at 2008/03/24 14:06:58
└ apj at 2008/03/24 14:20:23
└ 黒猫亭 at 2008/03/26 13:48:27
└ mimon at 2008/03/26 21:25:29
└ 北斗柄 at 2008/03/24 2:06:55
└ apj at 2008/03/24 3:11:45
└ Seagul-X at 2008/03/24 12:27:40
└ koekoe at 2008/03/24 14:01:25
└ apj at 2008/03/24 14:06:58
└ apj at 2008/03/24 14:20:23
└ 黒猫亭 at 2008/03/26 13:48:27
└ mimon at 2008/03/26 21:25:29
■ Re:逆だった(?)わけだが……
└ modoki at 2008/03/14 17:52:19
└ apj at 2008/03/14 21:40:50
└ 氷山の一角 at 2008/03/15 18:02:40
└ 某国立大学化学科出身 at 2008/03/15 22:04:40
└ apj at 2008/03/15 22:51:07
└ apj at 2008/03/15 22:53:43
└ あがたし at 2008/03/16 10:28:40
└ まいまい at 2008/03/25 20:27:08
└ apj at 2008/03/26 20:42:16
└ modoki at 2008/03/14 17:52:19
└ apj at 2008/03/14 21:40:50
└ 氷山の一角 at 2008/03/15 18:02:40
└ 某国立大学化学科出身 at 2008/03/15 22:04:40
└ apj at 2008/03/15 22:51:07
└ apj at 2008/03/15 22:53:43
└ あがたし at 2008/03/16 10:28:40
└ まいまい at 2008/03/25 20:27:08
└ apj at 2008/03/26 20:42:16
■ Re:信じぬ者は救われる
└ nomad at 2008/03/18 1:42:04
└ 酔うぞ at 2008/03/18 2:36:21
└ 青木裕一 at 2008/03/18 2:41:38
└ apj at 2008/03/18 10:39:53
└ 青木裕一 at 2008/03/18 21:32:02
└ apj at 2008/03/18 23:26:24
└ 石田剛 at 2008/03/25 21:48:18
└ apj at 2008/03/26 18:49:22
└ nomad at 2008/03/18 1:42:04
└ 酔うぞ at 2008/03/18 2:36:21
└ 青木裕一 at 2008/03/18 2:41:38
└ apj at 2008/03/18 10:39:53
└ 青木裕一 at 2008/03/18 21:32:02
└ apj at 2008/03/18 23:26:24
└ 石田剛 at 2008/03/25 21:48:18
└ apj at 2008/03/26 18:49:22
■ Re:amazonを使った新手の嫌がらせ
└ metanest at 2008/03/18 19:49:48
└ 瑞垣 at 2008/03/18 23:07:42
└ apj at 2008/03/18 23:32:28
└ mimon at 2008/03/19 11:38:53
└ 酔うぞ at 2008/03/19 11:51:56
└ あがたし at 2008/03/19 19:18:09
└ apj at 2008/03/19 21:21:41
└ kei-2 at 2008/03/19 21:24:24
└ 酔うぞ at 2008/03/19 21:35:29
└ apj at 2008/03/19 21:38:39
└ mishi at 2008/03/19 21:57:02
└ apj at 2008/03/19 22:58:10
└ kei-2 at 2008/03/19 23:39:17
└ apj at 2008/03/22 23:54:44
└ 瑞垣 at 2008/03/23 8:39:43
└ next49 at 2008/03/24 17:19:54
└ metanest at 2008/03/18 19:49:48
└ 瑞垣 at 2008/03/18 23:07:42
└ apj at 2008/03/18 23:32:28
└ mimon at 2008/03/19 11:38:53
└ 酔うぞ at 2008/03/19 11:51:56
└ あがたし at 2008/03/19 19:18:09
└ apj at 2008/03/19 21:21:41
└ kei-2 at 2008/03/19 21:24:24
└ 酔うぞ at 2008/03/19 21:35:29
└ apj at 2008/03/19 21:38:39
└ mishi at 2008/03/19 21:57:02
└ apj at 2008/03/19 22:58:10
└ kei-2 at 2008/03/19 23:39:17
└ apj at 2008/03/22 23:54:44
└ 瑞垣 at 2008/03/23 8:39:43
└ next49 at 2008/03/24 17:19:54
■ Re:訴状を見たい、是非見たいぞ……
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/03/18 11:59:06
└ apj at 2008/03/18 13:43:35
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/03/18 15:53:29
└ apj at 2008/03/18 16:35:14
└ SHR at 2008/03/18 18:01:24
└ 6 at 2008/03/18 18:46:25
└ 青木裕一 at 2008/03/18 21:16:45
└ apj at 2008/03/18 23:21:19
└ 6 at 2008/03/19 8:26:17
└ やまき at 2008/03/19 12:14:58
└ 佐藤文昭 at 2008/03/19 21:01:11
└ apj at 2008/03/19 21:32:39
└ apj at 2008/03/19 21:48:59
└ やまき at 2008/03/21 18:58:43
└ apj at 2008/03/21 20:10:31
└ やまき at 2008/03/24 12:42:45
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/03/18 11:59:06
└ apj at 2008/03/18 13:43:35
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/03/18 15:53:29
└ apj at 2008/03/18 16:35:14
└ SHR at 2008/03/18 18:01:24
└ 6 at 2008/03/18 18:46:25
└ 青木裕一 at 2008/03/18 21:16:45
└ apj at 2008/03/18 23:21:19
└ 6 at 2008/03/19 8:26:17
└ やまき at 2008/03/19 12:14:58
└ 佐藤文昭 at 2008/03/19 21:01:11
└ apj at 2008/03/19 21:32:39
└ apj at 2008/03/19 21:48:59
└ やまき at 2008/03/21 18:58:43
└ apj at 2008/03/21 20:10:31
└ やまき at 2008/03/24 12:42:45
■ Re:第5回口頭弁論だった
└ 杉山真大 at 2008/03/21 12:48:09
└ apj at 2008/03/22 3:52:24
└ 杉山真大 at 2008/03/22 21:18:29
└ 杉山真大 at 2008/03/21 12:48:09
└ apj at 2008/03/22 3:52:24
└ 杉山真大 at 2008/03/22 21:18:29
■ Re:女だというだけでこんなのと一緒にされたくない件
└ 田部勝也 at 2007/07/03 0:08:06
└ apj at 2007/07/03 0:46:01
└ RBの残党 at 2007/07/03 1:04:43
└ (ぱ)こと前橋和弥 at 2007/07/03 1:05:40
└ nomad at 2007/07/03 2:32:54
└ 崎山伸夫 at 2007/07/03 5:07:11
└ 酔うぞ at 2007/07/03 6:13:46
└ y_ikeda at 2007/07/03 8:29:49
└ あがたし at 2007/07/03 19:49:56
└ トレペ at 2007/07/04 2:57:15
└ 杉山真大 at 2007/07/04 11:17:10
└ 杉山真大 at 2007/07/04 17:21:17
└ apj at 2007/07/04 17:50:42
└ nomad at 2007/07/04 23:44:58
└ みつを at 2007/07/05 21:44:06
└ 田部勝也 at 2007/07/06 19:33:53
└ みつを at 2007/07/07 0:40:24
└ イカフライ at 2008/02/02 8:17:48
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/03/18 12:57:07
└ 杉山真大 at 2008/03/21 22:28:29
└ 田部勝也 at 2007/07/03 0:08:06
└ apj at 2007/07/03 0:46:01
└ RBの残党 at 2007/07/03 1:04:43
└ (ぱ)こと前橋和弥 at 2007/07/03 1:05:40
└ nomad at 2007/07/03 2:32:54
└ 崎山伸夫 at 2007/07/03 5:07:11
└ 酔うぞ at 2007/07/03 6:13:46
└ y_ikeda at 2007/07/03 8:29:49
└ あがたし at 2007/07/03 19:49:56
└ トレペ at 2007/07/04 2:57:15
└ 杉山真大 at 2007/07/04 11:17:10
└ 杉山真大 at 2007/07/04 17:21:17
└ apj at 2007/07/04 17:50:42
└ nomad at 2007/07/04 23:44:58
└ みつを at 2007/07/05 21:44:06
└ 田部勝也 at 2007/07/06 19:33:53
└ みつを at 2007/07/07 0:40:24
└ イカフライ at 2008/02/02 8:17:48
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/03/18 12:57:07
└ 杉山真大 at 2008/03/21 22:28:29
■ Re:量子ファイナンス工学入門
└ ながぴい at 2006/06/08 22:32:32
└ 田部勝也 at 2006/06/08 23:18:47
└ zorori at 2006/06/09 12:03:07
└ naka64 at 2006/06/10 8:18:46
└ と at 2006/06/10 14:26:51
└ さくま at 2006/06/15 0:01:48
└ と at 2006/06/15 19:28:50
└ thorysgary at 2006/09/25 5:30:44
└ 杉山真大 at 2008/03/19 1:34:55
└ ながぴい at 2006/06/08 22:32:32
└ 田部勝也 at 2006/06/08 23:18:47
└ zorori at 2006/06/09 12:03:07
└ naka64 at 2006/06/10 8:18:46
└ と at 2006/06/10 14:26:51
└ さくま at 2006/06/15 0:01:48
└ と at 2006/06/15 19:28:50
└ thorysgary at 2006/09/25 5:30:44
└ 杉山真大 at 2008/03/19 1:34:55
■ Re:昔を思い出した
└ とらこ at 2008/02/18 15:19:22
└ apj at 2008/02/18 23:56:45
└ 山大OB at 2008/03/16 8:33:57
└ apj at 2008/03/16 16:36:34
└ とらこ at 2008/02/18 15:19:22
└ apj at 2008/02/18 23:56:45
└ 山大OB at 2008/03/16 8:33:57
└ apj at 2008/03/16 16:36:34
2008/04/04
[覚え書き]
久しぶりにコンピュータのファンに手をかざして暖をとっている。
節電のために夜には暖房が切られてしまう>大学。
昔は、サーバ室の作業で、今からみれば巨大なディスク装置に抱きついて暖をとったものだが。コンピュータ用にめちゃくちゃに冷房が効いていて、夏場は外を歩いていた服のまま中に入って作業すると、冗談抜きで凍えそうになるもんで。
節電のために夜には暖房が切られてしまう>大学。
昔は、サーバ室の作業で、今からみれば巨大なディスク装置に抱きついて暖をとったものだが。コンピュータ用にめちゃくちゃに冷房が効いていて、夏場は外を歩いていた服のまま中に入って作業すると、冗談抜きで凍えそうになるもんで。
posted at 2008/04/04 23:54:20
lastupdate at 2008/04/04 23:54:20
【修正】
2008/04/02
[覚え書き]
asahi.comの記事より。特に問題がある部分を赤字にしてみた。
児童虐待防止の目的で表現の自由に制限を加えることが可能なのは、その表現が(他人)児童の権利を侵害する場合に限られるべきである。
児童ポルノのうち、写真については、被写体となった子供の人格権が侵害されている可能性があるので、規制の対象とすることに異議はない。ただし、児童ポルノを作る意図があったかどうかについては個別事例ごとに検討しないと、今度は冤罪が発生するおそれがあるので、規制の手順や判断基準を慎重に作るべきである(子供の成長を記録する目的で親が撮った写真がたまたま裸に近かった→何らかの過失で流出→児童ポルノとして第三者が消費、といったケースもあり得るので)。
ところが、実写を伴わないアニメ、漫画、ゲームソフトについては、子供の裸が出てきたとしても、その子供が作者の空想上の産物であるため、誰の権利も侵害していない。他人の権利を侵害していない表現を規制の対象にするのは、表現の自由の確保という点からはすべきではない。どうしても規制が必要なら、現行の一般のポルノの規制の範囲内で行えば足りるはずである。
なお、絵はいくらでもデフォルメ可能なので、絵柄から児童ポルノだと判断するといろいろ無理なことになりそうである。登場人物全員が子供に見える絵にデフォルメするという表現も可能である。
※実際、警察の検挙が公平に行われているとも思えず基準の透明性が確保されているようにも見えないわけで、別件逮捕の山を築けそうな法案を通されるとなると、かなり不安である。
【追記】
権利侵害部分の記述について、児童虐待防止目的に限定しないと範囲が広すぎるので訂正。
【追記その2】
書いてからまた考えたのだが……。児童虐待を防止することが目的ならば、児童虐待を処罰する規定を作ればよく、そうすれば実写の児童ポルノは虐待が行われたことの証拠として取り扱われることになる。児童ポルノを規制するというのは、本来の目的とはずれた部分を規制することになる上、児童虐待ではないものまで余分に規制することになってしまう。
児童ポルノ規制強化を 日本ユニセフがキャンペーン今さらの気がするが、新聞に書かれた通りの内容で規制されると問題が大きいと考えるので反対意見を表明しておく。
2008年03月11日22時15分
日本ユニセフ協会などが11日、「なくそう!子どもポルノキャンペーン」を始めた。「子どもポルノ大国」といわれる日本で、はんらんする子どもポルノへの規制を強めようとのねらい。
同協会やNPO、民間企業のマイクロソフト、ヤフーなど23団体、25人が呼びかけ人・賛同団体に名を連ね、要望書への署名を呼びかけている。
要望書は児童買春・児童ポルノ禁止法を改正し、(1)子どもポルノの単純所持を禁止し、処罰の対象とする(2)アニメ、漫画、ゲームソフトなども規制の対象とする(3)18歳以上が子どものふりをしたものも規制する――などを求めている。
日本ユニセフ協会の早水研専務理事はこの日、与野党の国会議員らと会見し、「子どもポルノは子ども虐待画像そのもの。製造過程で子どもを虐待し、インターネットにのれば、生涯にわたって人間の尊厳を侵害し続ける」と話した。同協会大使を務めるアグネス・チャンさんも「日本の子どもポルノについての規制は不十分。子どもたちのために協力して」と訴えた。
児童虐待防止の目的で表現の自由に制限を加えることが可能なのは、その表現が
児童ポルノのうち、写真については、被写体となった子供の人格権が侵害されている可能性があるので、規制の対象とすることに異議はない。ただし、児童ポルノを作る意図があったかどうかについては個別事例ごとに検討しないと、今度は冤罪が発生するおそれがあるので、規制の手順や判断基準を慎重に作るべきである(子供の成長を記録する目的で親が撮った写真がたまたま裸に近かった→何らかの過失で流出→児童ポルノとして第三者が消費、といったケースもあり得るので)。
ところが、実写を伴わないアニメ、漫画、ゲームソフトについては、子供の裸が出てきたとしても、その子供が作者の空想上の産物であるため、誰の権利も侵害していない。他人の権利を侵害していない表現を規制の対象にするのは、表現の自由の確保という点からはすべきではない。どうしても規制が必要なら、現行の一般のポルノの規制の範囲内で行えば足りるはずである。
なお、絵はいくらでもデフォルメ可能なので、絵柄から児童ポルノだと判断するといろいろ無理なことになりそうである。登場人物全員が子供に見える絵にデフォルメするという表現も可能である。
※実際、警察の検挙が公平に行われているとも思えず基準の透明性が確保されているようにも見えないわけで、別件逮捕の山を築けそうな法案を通されるとなると、かなり不安である。
【追記】
権利侵害部分の記述について、児童虐待防止目的に限定しないと範囲が広すぎるので訂正。
【追記その2】
書いてからまた考えたのだが……。児童虐待を防止することが目的ならば、児童虐待を処罰する規定を作ればよく、そうすれば実写の児童ポルノは虐待が行われたことの証拠として取り扱われることになる。児童ポルノを規制するというのは、本来の目的とはずれた部分を規制することになる上、児童虐待ではないものまで余分に規制することになってしまう。
posted at 2008/04/02 23:40:58
lastupdate at 2008/04/03 12:42:09
【修正】
2008/03/31
職場でずっと使ってきたPowerMac G5の動作がここ1年近く不穏で、ひどい時だと一日に何回も止まってしまうということが起きるようになった。修理するにせよ、代替マシンがないと仕事にならなくなるので、昨年の予算でIntelMacを購入したのだが、ソフトウェアの対応具合がわかってからでないと移行出来ず、様子見していた。そのうち年度末で忙しくなってそれどころではなくなった。やっと一息つけそうなので、思い切って移行することにした。まあ、Leopardで動かしたいとか、Windowsも動かしてみたいというのはあるが、とりあえずTigerで、普段使っているソフトがきちんと動くことを確認して移行した。
Intelになっても、CodeWarrriorが動くので驚いた。Igor ProのXFUNCやXOPのソースがまだCodeWarrior用なので、XCodeで作るように直すまでは動いてほしいと思っているのだけど。さっさと移行したい……というか以前にも同じことをどこかで書いた気がするが、なかなかまとまった時間が取れず、作業が進まない。
さすがに、OS9のソフトは軒並み禁止マークが出て、動かなくなった。これまで使っていたPowerMacはOS9が動くので、処分せず保存しておこうと考えている。
しつこく使っているPalmのHotSyncがちゃんと動くかとか、TeX関連ツールが問題無く動くかとか、あんまりメジャーでないものを使っているから、一通りチェックしてからでないと移行できないのよ……^^;)。スキャナやら、ブラザーのテープ用プリンタなんてのまでぶら下がってるし。おかげで作業が終わったら今日の日も終わって、午前1時を回っていた。
家のPowerBookG4も何とかしたいんだけど、モバイル環境のドライバが10.5に対応してないということで、単にLeopardに上げるにしても、別のテスト用の環境で動作確認してからでないと恐くて移行できない。本当は、MacBookProを思い切って買って、Windowsとのデュアルブートをやりたいんだけど、先立つものもないしなぁ。
【追記】
やっぱりというか案の定というか、Palm Desktop日本語版との間のHotSyncが動かなくてはまった。Palm Desktop付属のコンジットを後から追加して、Missing SyncでHotSyncすると、日本語が文字化けしまくる。
メモソフトは添付のMark/Space Notebookを使うことにして、MacのiCalとアドレスブックを相手にすれば、普通にHotSyncできる。Microsoft Entourageの利用も考えたのだが、Office2004の時にEudoraとの間でコピー&ペーストすると文字化けすることが分かって止めたので、もう一度試すのはさぼった。
【さらに追記】
Kacisマイノート2が動かない。TigerでもIntel Macではダメなのかも。文書の多くはTeXなので単なるテキストファイルだが、いくつかアウトライン機能が必要だったものがある。旧環境でデータをRTFに落としておかないとダメっぽい。←Leopardにしたら何故か動いて、ファイルの中も見えている。
Intelになっても、CodeWarrriorが動くので驚いた。Igor ProのXFUNCやXOPのソースがまだCodeWarrior用なので、XCodeで作るように直すまでは動いてほしいと思っているのだけど。さっさと移行したい……というか以前にも同じことをどこかで書いた気がするが、なかなかまとまった時間が取れず、作業が進まない。
さすがに、OS9のソフトは軒並み禁止マークが出て、動かなくなった。これまで使っていたPowerMacはOS9が動くので、処分せず保存しておこうと考えている。
しつこく使っているPalmのHotSyncがちゃんと動くかとか、TeX関連ツールが問題無く動くかとか、あんまりメジャーでないものを使っているから、一通りチェックしてからでないと移行できないのよ……^^;)。スキャナやら、ブラザーのテープ用プリンタなんてのまでぶら下がってるし。おかげで作業が終わったら今日の日も終わって、午前1時を回っていた。
家のPowerBookG4も何とかしたいんだけど、モバイル環境のドライバが10.5に対応してないということで、単にLeopardに上げるにしても、別のテスト用の環境で動作確認してからでないと恐くて移行できない。本当は、MacBookProを思い切って買って、Windowsとのデュアルブートをやりたいんだけど、先立つものもないしなぁ。
【追記】
やっぱりというか案の定というか、Palm Desktop日本語版との間のHotSyncが動かなくてはまった。Palm Desktop付属のコンジットを後から追加して、Missing SyncでHotSyncすると、日本語が文字化けしまくる。
メモソフトは添付のMark/Space Notebookを使うことにして、MacのiCalとアドレスブックを相手にすれば、普通にHotSyncできる。Microsoft Entourageの利用も考えたのだが、Office2004の時にEudoraとの間でコピー&ペーストすると文字化けすることが分かって止めたので、もう一度試すのはさぼった。
【さらに追記】
Kacisマイノート2が動かない。TigerでもIntel Macではダメなのかも。文書の多くはTeXなので単なるテキストファイルだが、いくつかアウトライン機能が必要だったものがある。旧環境でデータをRTFに落としておかないとダメっぽい。←Leopardにしたら何故か動いて、ファイルの中も見えている。
posted at 2008/04/01 4:45:52
lastupdate at 2008/04/02 16:48:47
【修正】
2008/03/30
[覚え書き]
先日、学会のついでに東京に立ち寄ったので、都内の茶葉専門店で、ハイビスカスティーを買ってきた。スーパー等で手に入りやすいのは、ローズヒップとブレンド済みのティーバッグなので、ブレンドしていないものを探していたのだが、池袋の地下の三國屋善五郎という店で見つけた。花弁をそのまま乾燥させてあり、砕いてないので、茶濾し付きのガラスのマグカップも一緒に買ってきた。
今から三十数年前に、ハイビスカスティーを飲んだことがある。私はまだ小学校に行く前だったと思う。確か、カネボウ食品が新製品で開発したのを、グループ会社の製品ということで親が入手したのだった。見慣れた紅茶のティーバッグと同じ形で、細かく砕いて袋に小分けされていた。子供だったので、ハイビスカスと言われても何が何だかわからず、親がまず飲んでみたら酸っぱかったので、砂糖を入れて甘くしたものをもらった。もともとの酸味が強いので、はっきりした甘酸っぱい味になり、大変に美味しかったのを覚えている。赤い色が印象的だった。
しかし、手に入れたのはその時だけで、なにぶん田舎の事なので、近場のスーパーに出回ることもなく、そのうち製造販売を止めてしまったのか、その後見ることはなかった。
最近になって、近くのスーパーで、ローズヒップ&ハイビスカスのティーバッグを見つけたので飲んでいたのだが、ちょっと物足りない。今回、ブレンド前のものを入手してみて、やっと納得できた。多分、子供の時に飲んだのはブレンドしていないものだったのではないかと思う。
色鮮やかなので、ガラスのカップを使った方が見て楽しめる。夏場なら、濃いめに出して、砂糖も多めに入れて氷を加えて飲むと良さそうである。
今から三十数年前に、ハイビスカスティーを飲んだことがある。私はまだ小学校に行く前だったと思う。確か、カネボウ食品が新製品で開発したのを、グループ会社の製品ということで親が入手したのだった。見慣れた紅茶のティーバッグと同じ形で、細かく砕いて袋に小分けされていた。子供だったので、ハイビスカスと言われても何が何だかわからず、親がまず飲んでみたら酸っぱかったので、砂糖を入れて甘くしたものをもらった。もともとの酸味が強いので、はっきりした甘酸っぱい味になり、大変に美味しかったのを覚えている。赤い色が印象的だった。
しかし、手に入れたのはその時だけで、なにぶん田舎の事なので、近場のスーパーに出回ることもなく、そのうち製造販売を止めてしまったのか、その後見ることはなかった。
最近になって、近くのスーパーで、ローズヒップ&ハイビスカスのティーバッグを見つけたので飲んでいたのだが、ちょっと物足りない。今回、ブレンド前のものを入手してみて、やっと納得できた。多分、子供の時に飲んだのはブレンドしていないものだったのではないかと思う。
色鮮やかなので、ガラスのカップを使った方が見て楽しめる。夏場なら、濃いめに出して、砂糖も多めに入れて氷を加えて飲むと良さそうである。
posted at 2008/04/01 4:25:44
lastupdate at 2008/04/01 4:25:44
【修正】
2008/03/28
[覚え書き]
東北電力から電話があった。一体何事かと思ったら「お引っ越しの予定でしょうか?」と訊かれた。身に覚えが全く無いので、何があったのかと尋ねたら、「今度入居するので電力を使いたい」という連絡を東北電力に入れた人の入居予定の部屋が私が今居る部屋に一致したのだそうで。「引っ越しの予定はないので、東北電力さんに伝えられた番号が間違っているのではないでしょうか」とお返事したが、ちょっと驚いた。
posted at 2008/03/28 2:58:30
lastupdate at 2008/03/28 2:58:30
【修正】
2008/03/27
別エントリーとして立てる。
インチキ「ゲーム脳」理論レベルの考察で話を進めると、結論がどれほどひどいことになるかを考えてみる。
【ルール】
・現実の殺人事件等の容疑者が、時間と手間をかけてやっていたことをリストアップし、禁止リストを作る。
・因果関係の立証は必要としない(ゲーム脳の立証レベル及びゲーム脳を信じる人達のリテラシーレベルに準拠することが重要、そういう設定の話なので)
・「○○脳」を自由に定義して構わない。
・関係性の立証らしき理屈付けは「ニセ科学」に基づいて行うものとする。
【例】
■テレビゲームを禁止(元祖)、ゲーム脳
■ビデオの収集を禁止(さらに元祖、参考:宮崎勤事件)、ビデオ脳
■無職ひきこもりは禁止
■弓道を禁止(金川容疑者のもう一つの特技)、弓道部脳
■ラグビーを禁止すべき(大麻と集団レイプ)、ラグビー脳
■他人を応援する行為の禁止(集団リンチは応援団の仕業だったな……)、応援団脳
■社交的なサークル活動の禁止(スーフリ事件)、サークル脳
■学校内放送の禁止(岡山突き落とし事件)、放送部脳
■アメフト、サッカー禁止(レイプ事件)、アメフト脳とかサッカー脳とか
■高校生の野球の禁止(飲酒喫煙が記事になるとたいてい野球部)、野球部脳
項目追加と、ゲーム脳あるいはマスコミのバッシングレベルのお粗末な説明を追加するのも有りかと。
皆様の秀逸なアイデアを募集します。
インチキ「ゲーム脳」理論レベルの考察で話を進めると、結論がどれほどひどいことになるかを考えてみる。
【ルール】
・現実の殺人事件等の容疑者が、時間と手間をかけてやっていたことをリストアップし、禁止リストを作る。
・因果関係の立証は必要としない(ゲーム脳の立証レベル及びゲーム脳を信じる人達のリテラシーレベルに準拠することが重要、そういう設定の話なので)
・「○○脳」を自由に定義して構わない。
・関係性の立証らしき理屈付けは「ニセ科学」に基づいて行うものとする。
【例】
■テレビゲームを禁止(元祖)、ゲーム脳
■ビデオの収集を禁止(さらに元祖、参考:宮崎勤事件)、ビデオ脳
■無職ひきこもりは禁止
■弓道を禁止(金川容疑者のもう一つの特技)、弓道部脳
■ラグビーを禁止すべき(大麻と集団レイプ)、ラグビー脳
■他人を応援する行為の禁止(集団リンチは応援団の仕業だったな……)、応援団脳
■社交的なサークル活動の禁止(スーフリ事件)、サークル脳
■学校内放送の禁止(岡山突き落とし事件)、放送部脳
■アメフト、サッカー禁止(レイプ事件)、アメフト脳とかサッカー脳とか
■高校生の野球の禁止(飲酒喫煙が記事になるとたいてい野球部)、野球部脳
項目追加と、ゲーム脳あるいはマスコミのバッシングレベルのお粗末な説明を追加するのも有りかと。
皆様の秀逸なアイデアを募集します。
posted at 2008/03/27 0:26:07
lastupdate at 2008/03/27 0:37:30
【修正】
2008/03/26
薬学会のシンポジウムで、水関連のニセ科学について話をしてきた。
発表直前に、「ニセ科学とは何か」の説明を頼まれたので、急遽スライドを並べ替えた。普通の会場だと、自分のパソコンを持っていって繋いで手元でスライドを変えながら話すのだけど、今回の会場は、パソコンを別の機器につないで、USB経由でマウスやキーボードを動かす方式だった。パソコンを受け付けてもらって繋ぐと、担当の人がマウスを振ると操作していてもポインタが動いてしまう。その状態でスライド追加をやって、余分なものを消したりしたから、1枚目のはずのスライドをうっかり消してしまっていた(オペレータ側でマウスを動かしたりしているチェック処理と私の操作が干渉したっぽい)。その上、Macだからか、演台の別のパソコンにスライドは出ているのに、そのパソコンから切り替えができない。合図して切り替えてもらうことになったが、元々かなり早くしゃべらないと終わらない量だったので、とても最後までたどり着けそうになく、磁気水の話をカットした。そのかわり、対策としてどうするかということを少しだけ入れた。
なぜ研究者が正しい情報を出さないのか、具体的に何をしているのか、とか、一部の研究者が怪しいモノに手を貸すことをどうにかできないのかといった質問が出た。また、情報を出して大丈夫なのかという質問もあった。
大学発で懐疑的な情報を出すことのやりにくさというのは、所属組織が訴えられる可能性があるという部分なので、研究者の情報発信について組織を免責する仕組みが必要である、と簡単に答えた。また、学問の自由との関連で、組織が法的責任を負うのは、むしろしてはいけないことだろうとも付け加えた。具体的な対策としては、教育面では、健康情報を評価するフローチャートなどを教えて実際に出回っている健康情報を当てはめて判断する練習をしてもらうといったことを一般向けにやっていると説明した。
全体が終わってから、共同通信社の人に、訴訟について訊かれたので、大学が訴えられたけど私は弘中絵里弁護士を代理人にして訴訟参加、冨永教授も壇弁護士を代理人にして訴訟参加、で、悪徳商法じゃないかと求釈明が連発され、訴えた原告は3人からあれこれ言われる事態になってます、と答えた。山形の方は削除要求に対する債務不存在確認訴訟で本人がやってる上、勤務先にも不作為を要求し、東京のは2年分の名誉毀損の責任追及だと……。「まあ、手間はかかるが代理人が仕事してくてるのでかなり楽、費用と時間はそれなりにかかりますが……訴訟はまあ普通にやるもんでしょう」と言ったのだけど、どうも向こうは「訴訟でとんでもなく大変なことになっている」というコメントが欲しかったんじゃないかと^^;)。でもなぁ、私の方は、弁護士&裁判所御用達の訴訟資料専用ファイルってすごく便利、と思ってたりするわけで、気にするところがずれているような。
再来年の集中講義の予定が入ってみたり。今度は水の物理化学で測定法込みで、という話で、やっと専門に近いことを話させてもらえることになった。
発表直前に、「ニセ科学とは何か」の説明を頼まれたので、急遽スライドを並べ替えた。普通の会場だと、自分のパソコンを持っていって繋いで手元でスライドを変えながら話すのだけど、今回の会場は、パソコンを別の機器につないで、USB経由でマウスやキーボードを動かす方式だった。パソコンを受け付けてもらって繋ぐと、担当の人がマウスを振ると操作していてもポインタが動いてしまう。その状態でスライド追加をやって、余分なものを消したりしたから、1枚目のはずのスライドをうっかり消してしまっていた(オペレータ側でマウスを動かしたりしているチェック処理と私の操作が干渉したっぽい)。その上、Macだからか、演台の別のパソコンにスライドは出ているのに、そのパソコンから切り替えができない。合図して切り替えてもらうことになったが、元々かなり早くしゃべらないと終わらない量だったので、とても最後までたどり着けそうになく、磁気水の話をカットした。そのかわり、対策としてどうするかということを少しだけ入れた。
なぜ研究者が正しい情報を出さないのか、具体的に何をしているのか、とか、一部の研究者が怪しいモノに手を貸すことをどうにかできないのかといった質問が出た。また、情報を出して大丈夫なのかという質問もあった。
大学発で懐疑的な情報を出すことのやりにくさというのは、所属組織が訴えられる可能性があるという部分なので、研究者の情報発信について組織を免責する仕組みが必要である、と簡単に答えた。また、学問の自由との関連で、組織が法的責任を負うのは、むしろしてはいけないことだろうとも付け加えた。具体的な対策としては、教育面では、健康情報を評価するフローチャートなどを教えて実際に出回っている健康情報を当てはめて判断する練習をしてもらうといったことを一般向けにやっていると説明した。
全体が終わってから、共同通信社の人に、訴訟について訊かれたので、大学が訴えられたけど私は弘中絵里弁護士を代理人にして訴訟参加、冨永教授も壇弁護士を代理人にして訴訟参加、で、悪徳商法じゃないかと求釈明が連発され、訴えた原告は3人からあれこれ言われる事態になってます、と答えた。山形の方は削除要求に対する債務不存在確認訴訟で本人がやってる上、勤務先にも不作為を要求し、東京のは2年分の名誉毀損の責任追及だと……。「まあ、手間はかかるが代理人が仕事してくてるのでかなり楽、費用と時間はそれなりにかかりますが……訴訟はまあ普通にやるもんでしょう」と言ったのだけど、どうも向こうは「訴訟でとんでもなく大変なことになっている」というコメントが欲しかったんじゃないかと^^;)。でもなぁ、私の方は、弁護士&裁判所御用達の訴訟資料専用ファイルってすごく便利、と思ってたりするわけで、気にするところがずれているような。
再来年の集中講義の予定が入ってみたり。今度は水の物理化学で測定法込みで、という話で、やっと専門に近いことを話させてもらえることになった。
posted at 2008/03/26 23:54:20
lastupdate at 2008/03/26 23:54:20
【修正】
2008/03/25
幻影随想さんのところの「疑似科学と「空気」の研究」より。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
科学の役割
技術は人に利益をもたらすが、科学の役割の1つは人に真実を認識させることである。たとえ、都合が悪くても……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これを見せて、科学技術と一言で呼ぶことが多いが科学と技術は本来別物あることを指摘し、「科学の知識を学んだり、科学の方法論やロジックを学んだりしても、都合の悪いことを受け入れたくないという心でいる限り、科学は身に付かないよ。楽しくないこと、不都合なことでも受け入れる心の強さが、知識の習得以前にまず最初に必要なんだよ」と話をしている。こうなると、心構えの問題というかむしろ躾の問題になってしまうのだけど。こういうことを教えるとしたら、割と早い内に教育の一部として訓練しないといけないだろうということで、主に学校から講演を頼まれたときには、意識してこの内容を出すようにしている。
人に都合の良いことを意識的に目指すのが技術、人の都合はどうでもよくて身も蓋もない真実をはっきりさせるのが科学ということになる。
【余談:別の種類の妄想、以下ヨタ話につき注意】
ところで、幻影随想さんのところのエントリーで取り上げられた、山本七平氏の『「空気」の研究』だが、もしかしたら、この「空気」を打ち破る一つの方向とは、「ヲタク」に徹し「萌え」を追求することではないかと思ってしまった。エントリーを読んでいて、アニミズムのところでふと連想してしまったのが「擬人化たん白書」。blog主の黒影さんがまとめておられるところにいくつか当てはめていくと、「ヲタク」のやり方で進んだ場合は次のようになりそうである。
私の想像(というか妄想)がもし合っていれば、ヲタクのこのような性質は山本氏が指摘した「空気」と真っ向から対立するものになりそうで、するとなぜヲタクバッシングが時折起きるかの説明がつくかもしれないなぁ、と思ったり。非ヲタが真実として消費したがっている(が客観的真実ではない)ものが、ヲタクにかかると虚構として消費されてしまう、とも言えそうだし……。
いや、何でこんなことを連想したのかは自分でもよくわからないのだけど。
疑似科学のビリーバーが彼らだけの虚構の世界に暮らしているというのは、疑似科学をウォッチしていると誰しもすぐに気づくことだろう。なぜなら疑似科学ウォッチャーは彼らの虚構を共有していないし、彼らの虚構は大抵現実とはうまく折り合いをつけることができないからだ。しかしビリーバー達は、通常その世界が虚構であることに気が付いていないし、気が付きたくもないと思っている。なぜなら往々にしてその虚構は彼らの心の拠りどころであるからだ。ゆえに彼らは、その虚構を壊そうとするものに対しては、激しい拒絶を示すし、どれだけ事実を突き付けられたところで、決して態度を変えることはない。それを認めてしまえばそれまで自分が安住してきた虚構の世界が崩壊してしまうからだ。そして、それを認めず目を背けさえすれば、とりあえず彼らの虚構は保たれるのである。彼らの虚構はもともと彼らの心の中にしかない、現実に根ざさないものだから。このことについて、去年の夏頃から、ニセ科学関連の講演の最後にこんなスライドを見せることにしている:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
科学の役割
技術は人に利益をもたらすが、科学の役割の1つは人に真実を認識させることである。たとえ、都合が悪くても……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これを見せて、科学技術と一言で呼ぶことが多いが科学と技術は本来別物あることを指摘し、「科学の知識を学んだり、科学の方法論やロジックを学んだりしても、都合の悪いことを受け入れたくないという心でいる限り、科学は身に付かないよ。楽しくないこと、不都合なことでも受け入れる心の強さが、知識の習得以前にまず最初に必要なんだよ」と話をしている。こうなると、心構えの問題というかむしろ躾の問題になってしまうのだけど。こういうことを教えるとしたら、割と早い内に教育の一部として訓練しないといけないだろうということで、主に学校から講演を頼まれたときには、意識してこの内容を出すようにしている。
人に都合の良いことを意識的に目指すのが技術、人の都合はどうでもよくて身も蓋もない真実をはっきりさせるのが科学ということになる。
【余談:別の種類の妄想、以下ヨタ話につき注意】
ところで、幻影随想さんのところのエントリーで取り上げられた、山本七平氏の『「空気」の研究』だが、もしかしたら、この「空気」を打ち破る一つの方向とは、「ヲタク」に徹し「萌え」を追求することではないかと思ってしまった。エントリーを読んでいて、アニミズムのところでふと連想してしまったのが「擬人化たん白書」。blog主の黒影さんがまとめておられるところにいくつか当てはめていくと、「ヲタク」のやり方で進んだ場合は次のようになりそうである。
・「空気」や疑似科学の根とは、「モノに何かを見出す心の働き(アニミズム)」である。は、モノを萌えキャラ化した上で萌えキャラの方に何かを見出す心の働きになるから、ナマのアニミズムを切り離してしまっている。
・「空気」とは人々の間の「お約束」によって成り立つ社会的な虚構である。萌えを共有できるという部分は虚構だが、そもそも萌えキャラ化の段階で虚構であることを明確に意識することになる。
・「空気」に引きずられることなく理性を保つためには、空気とは何かを理解し、その特性と影響を把握して、自身と社会を相対化できる必要がある。自分自身と萌えキャラの区別がつかなくなるヲタクは、普通は居ないんじゃないか。基本的にヲタクは唯物論者である(by山口貴士弁護士)。
私の想像(というか妄想)がもし合っていれば、ヲタクのこのような性質は山本氏が指摘した「空気」と真っ向から対立するものになりそうで、するとなぜヲタクバッシングが時折起きるかの説明がつくかもしれないなぁ、と思ったり。非ヲタが真実として消費したがっている(が客観的真実ではない)ものが、ヲタクにかかると虚構として消費されてしまう、とも言えそうだし……。
いや、何でこんなことを連想したのかは自分でもよくわからないのだけど。
posted at 2008/03/25 18:01:56
lastupdate at 2008/03/25 18:40:59
【修正】
2008/03/24
[覚え書き]
Yahoo!ニュースの記事より。注目すべきところを赤字にしてみる。
マンガ100冊ってのも、マンガ好きな人を基準にするとどう考えても少ない方だろう。シリーズで巻数が増えるマンガは結構あるから、何作品か集めただけで100冊は越える。花とゆめコミックスの「パタリロ!」を集めただけで80冊だったりするわけで、追加で別の漫画家さんの作品を集めたら100冊越えなんか簡単だろう。私なんざ、もはや数えるのが面倒だから正確な冊数はわからないが、マンガ単行本は多分1000冊近いんじゃないかな(それ以外の専門書以外の一般の活字の本はとっくに2000冊を突破し、データベース管理している)。
人付き合いは少ない……かもしれない。しょっちゅうパーティーやコンパに出たり他人と会ったりするわけではないし。
生活時間帯が合わなければ、家族と食事の時間がずれるのは普通だし、食事の趣味が合わなくても、一人で外食になるのは珍しくない。なお、私は今日は昼朝食兼用のたこ焼きを一人で食ってたが、これでもし午後に誰かを殺したら「昼朝食兼用のたこ焼きを一人で(以下略)」と報道されるんかね。何だかなぁ。
ゲームに負けて機嫌が悪くなるのも普通ではないか。程度にもよるけど。むしろゲームに負けて機嫌が良くなる人の方が珍しいのではないかと。
常識的に考えて無理有りまくりな報道だと思う。何とか「異常な人が殺人をやった」ということにしたいという努力が見えるんだけど、こういう見え透いた煽りは良くない。もうそろそろ「ごく普通に見える人でも人を殺すことがある」という事実を正面から認めてはどうか。
【追記】
「amazonを使った新手の嫌がらせ」に関連して、金川真大容疑者の「ほしい物リスト」が早速偽造されている(登録日から考えてフェイクの可能性が高そう)。さらにJ-CASTがこのネタに釣られている(わざとかもしれないが)。
【追記2008/03/25】
続報はこんな具合。
無職の人による殺人事件のきっかけが、仕事に就けと家族にうるさく言われたことだった(かつ、特にゲームについては言及無し)という話はしょっちゅう見かける。マスコミの報道の頻度と矛盾しない報道の姿勢があるとしたら、ゲームを問題にするよりも「無職に仕事に就けなどとしつこく言うと殺人事件が発生するかもしれない」と世間に注意喚起するというものになるのではないか。
ゲーム好き、1人で食事=高卒後はバイト暮らし−金川容疑者・土浦死傷事件ゲームを10本しか持ってないようなヤツをゲーム好きと呼ぶなと。私でさえ家に50本くらいはゲームソフトを持っているが、普通に楽しんでいるだけなので「ゲーム好き」と名乗るのが憚れるというのに。
3月23日21時0分配信 時事通信
「テレビゲームが好きで、人付き合いは少ない」「まじめに見えた」−。無職男性の殺害と8人の殺傷を起こした金川真大容疑者(24)。周辺から事件につながる特異な性格や行動はうかがえないが、いずれの事件も、同容疑者が慣れ親しんだ街のごく狭いエリアで起きた。
茨城県警や近所の住民によると、金川容疑者の一家は1994年に土浦市に引っ越してきた。家は新興住宅地の一角にあり、両親と妹2人、弟1人の6人家族。地元の小学、中学、高校を卒業した後はアルバイト生活を送った。今年1月までの1年間は、家から直線で400メートル余のコンビニで働いていた。
家族は県警に「テレビゲームが好きでよくやっていた」「朝昼兼用の食事を1人で取っていた」「人付き合いはあまりない」と話しているという。
中学と高校で金川容疑者の後輩だったという20代の男性は「まじめで温厚だったので、事件をやるようには見えない」と話す。高校の時は弓道部に所属。部屋にはテレビゲームが10本、漫画本が100冊ぐらいあったという。男性と一緒に格闘技ゲームをした際、同容疑者が負けると機嫌が悪くなることがあったのが印象に残っているという。
同容疑者と娘が同じ小、中学校に通った近所の女性は「目立たなくて、おとなしいという印象しかない。中学時代は部活動をせず、娘も仲の良い友人を知らない」と話した。
マンガ100冊ってのも、マンガ好きな人を基準にするとどう考えても少ない方だろう。シリーズで巻数が増えるマンガは結構あるから、何作品か集めただけで100冊は越える。花とゆめコミックスの「パタリロ!」を集めただけで80冊だったりするわけで、追加で別の漫画家さんの作品を集めたら100冊越えなんか簡単だろう。私なんざ、もはや数えるのが面倒だから正確な冊数はわからないが、マンガ単行本は多分1000冊近いんじゃないかな(それ以外の専門書以外の一般の活字の本はとっくに2000冊を突破し、データベース管理している)。
人付き合いは少ない……かもしれない。しょっちゅうパーティーやコンパに出たり他人と会ったりするわけではないし。
生活時間帯が合わなければ、家族と食事の時間がずれるのは普通だし、食事の趣味が合わなくても、一人で外食になるのは珍しくない。なお、私は今日は昼朝食兼用のたこ焼きを一人で食ってたが、これでもし午後に誰かを殺したら「昼朝食兼用のたこ焼きを一人で(以下略)」と報道されるんかね。何だかなぁ。
ゲームに負けて機嫌が悪くなるのも普通ではないか。程度にもよるけど。むしろゲームに負けて機嫌が良くなる人の方が珍しいのではないかと。
常識的に考えて無理有りまくりな報道だと思う。何とか「異常な人が殺人をやった」ということにしたいという努力が見えるんだけど、こういう見え透いた煽りは良くない。もうそろそろ「ごく普通に見える人でも人を殺すことがある」という事実を正面から認めてはどうか。
【追記】
「amazonを使った新手の嫌がらせ」に関連して、金川真大容疑者の「ほしい物リスト」が早速偽造されている(登録日から考えてフェイクの可能性が高そう)。さらにJ-CASTがこのネタに釣られている(わざとかもしれないが)。
【追記2008/03/25】
続報はこんな具合。
父から「仕事に就け」で“逆切れ” 8人殺傷の金川容疑者最初の記事でゲームとの関連を強調しまくったマスコミが、より直接的な関係が深いと思われる「仕事に就け」圧力を問題にしないとしたら、やっぱり何かが偏っている。
2008.3.25 10:16
茨城県土浦市の8人殺傷事件で、無職、金川真大(かながわまさひろ)容疑者(24)が県警土浦署捜査本部の調べに対し、「最近、父親に『仕事に就け』と責められていた」などと供述していることが25日、分かった。金川容疑者は今年1月、市内のコンビニエンスストアの仕事を辞めた後、凶行に使ったサバイバルナイフと文化包丁を順次、購入。捜査本部は、家庭内での日ごろの鬱憤(うっぷん)が発端となり、計画的な連続殺人に発展した可能性があるとみて調べている。
金川容疑者は地元の私立高校を卒業後、定職に就かず、コンビニのアルバイト店員の職を転々としていた。1月には土浦市内のコンビニを「目標金額に達したから」と店長に言って辞めると、自宅に引きこもり状態だったという。
調べでは、コンビニ退職後の1月中旬、携帯電話のサイトを通じ、刃渡り約20センチのサバイバルナイフを約3000円で購入。2月には同市内のホームセンターで約3000円の文化包丁(刃渡り約20センチ)を手に入れている。「人を殺すために買った」と供述している。
金川容疑者は、父親に定職に就くよう言わると、家庭内で物にあたるなど暴力をふるっていた。逮捕容疑となった無職、三浦芳一さん(72)の殺害の前、妹の殺害を計画していたことも話しており、捜査本部は、家庭内での不満が一連の犯行の発端となった可能性もあるとみて、慎重に調べを進めている。
捜査本部は25日午前、金川容疑者の身柄を三浦さんに対する殺人容疑で水戸地検に送検した。金川容疑者はベージュのスボンに黒色のジャンパー姿。丸刈り頭に縁なしのメガネをかけ、無表情な顔で車に乗り込んだ。
無職の人による殺人事件のきっかけが、仕事に就けと家族にうるさく言われたことだった(かつ、特にゲームについては言及無し)という話はしょっちゅう見かける。マスコミの報道の頻度と矛盾しない報道の姿勢があるとしたら、ゲームを問題にするよりも「無職に仕事に就けなどとしつこく言うと殺人事件が発生するかもしれない」と世間に注意喚起するというものになるのではないか。
posted at 2008/03/24 12:24:44
lastupdate at 2008/03/25 20:09:34
【修正】
2008/03/23
[覚え書き]
物理学会で発表してきた。実は、ラマン散乱の解析に数年使ってきたモデルが違っていたことが判明したため、間違いでしたという報告になった。笑われてしまった……orz。元の理論屋さんの論文にミスがあったのをそのまま使ったというのが原因。不自然に見えるような式ではなく、使ってきた結果も他の実験と矛盾しないものであったために、気付かなかった。それを使った論文、統計物理の理論系のレフェリーも通していた。それでも、散々同じセッションで発表してきたので、間違いに気付いた以上は正直に報告するしかない。
悩ましいことに、訂正版で解析をやり直してみたら、どうも、間違いだったバージョンの方が結果が良かったり……。特定のモデルの定式化としては間違いであっても、もし意味のある別モデルから同じ形の式が導出できるようなら、モデルとしての性質は実は悪くないんじゃないかという、何だか歯切れの悪いことになってしまった。間違いではあったが、偶然性質のいい関数を引き当てていた可能性もあり……。もう少しいろいろいじってみて、理論屋さんにも元論文の訂正論文を出してもらうように頼んだりしなければならない。大きな方針に変更は無いし、水の場合は高温では訂正後のモデルの方がいい結果を出していたりする。落ち着くまでしばらくかかりそうである。
今回は、自分の発表が済んだら引き上げることに。他のもいろいろ聞きたかったのだけど、26日の薬学会で話すための準備をしなければならない。最終日の26日には、ポスドク問題についていくつか発表があり、以前世話になった阪大VBLの先生も話をするので、聞きたかったのだけどちょっと無理。
悩ましいことに、訂正版で解析をやり直してみたら、どうも、間違いだったバージョンの方が結果が良かったり……。特定のモデルの定式化としては間違いであっても、もし意味のある別モデルから同じ形の式が導出できるようなら、モデルとしての性質は実は悪くないんじゃないかという、何だか歯切れの悪いことになってしまった。間違いではあったが、偶然性質のいい関数を引き当てていた可能性もあり……。もう少しいろいろいじってみて、理論屋さんにも元論文の訂正論文を出してもらうように頼んだりしなければならない。大きな方針に変更は無いし、水の場合は高温では訂正後のモデルの方がいい結果を出していたりする。落ち着くまでしばらくかかりそうである。
今回は、自分の発表が済んだら引き上げることに。他のもいろいろ聞きたかったのだけど、26日の薬学会で話すための準備をしなければならない。最終日の26日には、ポスドク問題についていくつか発表があり、以前世話になった阪大VBLの先生も話をするので、聞きたかったのだけどちょっと無理。
posted at 2008/03/24 1:19:14
lastupdate at 2008/03/24 1:19:14
【修正】
2008/03/21
[覚え書き]
お店:大内商店
場所:弁護士会館地下1階
電話:03-3503-1688
fax:03-3503-1856
【品物リスト】
《ビニールファイル ソフト(透明タイプ)》
Sサイズ(2.5cm) 210円
Mサイズ(4cm位?) 315円
Lサイズ(6cm) 420円
《ビニールファイル 表紙付きのもの》
ハード 472円
ソフト 493円
※サイズはMのものと同じ。
【追記】
現物を確認。
S,M,Lサイズあるものは、2穴に通す部分が丸い形でだいぶ長め。500枚くらいは余裕で綴じられそう。
ハードカバー表紙付きとソフトカバー表紙付きは、2穴に通す部分が平たい形(つまり、普通に売ってるコクヨのフラットファイルで使われているのと同じ)でやや長め。ハードカバー表紙付きは、ファイル本体はMサイズのものとほぼ同じ。
なお、「表紙」は、この場合「訴訟資料専用表紙」なので、事件番号とか法廷とか双方代理人や当事者連絡先といったものを書くためのフォーマットが印刷されている。従って、訴訟資料入れ以外では役立たない。一般用途には、3サイズある表紙無しのものを買うか、表紙無しで売ってもらうかすると良い(表紙はボール紙を差し込んであるだけなので簡単に外せる)。ソフトファイルは見た目が軟質塩ビ素材、3サイズ物とハード表紙付きは、市販のクリアーファイル類似の素材。塩ビは経年劣化するが、本当はどの材料かまではわからず、耐久性能は不明。
紙のフラットファイルで厚みがコクヨ標準品の倍程度のものもあるが、これも法律事務所向けの表紙や背表紙が印刷済みなので、一般用途には向かない。無地のものは作っていないとのこと。
場所:弁護士会館地下1階
電話:03-3503-1688
fax:03-3503-1856
【品物リスト】
《ビニールファイル ソフト(透明タイプ)》
Sサイズ(2.5cm) 210円
Mサイズ(4cm位?) 315円
Lサイズ(6cm) 420円
《ビニールファイル 表紙付きのもの》
ハード 472円
ソフト 493円
※サイズはMのものと同じ。
【追記】
現物を確認。
S,M,Lサイズあるものは、2穴に通す部分が丸い形でだいぶ長め。500枚くらいは余裕で綴じられそう。
ハードカバー表紙付きとソフトカバー表紙付きは、2穴に通す部分が平たい形(つまり、普通に売ってるコクヨのフラットファイルで使われているのと同じ)でやや長め。ハードカバー表紙付きは、ファイル本体はMサイズのものとほぼ同じ。
なお、「表紙」は、この場合「訴訟資料専用表紙」なので、事件番号とか法廷とか双方代理人や当事者連絡先といったものを書くためのフォーマットが印刷されている。従って、訴訟資料入れ以外では役立たない。一般用途には、3サイズある表紙無しのものを買うか、表紙無しで売ってもらうかすると良い(表紙はボール紙を差し込んであるだけなので簡単に外せる)。ソフトファイルは見た目が軟質塩ビ素材、3サイズ物とハード表紙付きは、市販のクリアーファイル類似の素材。塩ビは経年劣化するが、本当はどの材料かまではわからず、耐久性能は不明。
紙のフラットファイルで厚みがコクヨ標準品の倍程度のものもあるが、これも法律事務所向けの表紙や背表紙が印刷済みなので、一般用途には向かない。無地のものは作っていないとのこと。
posted at 2008/03/21 14:39:10
lastupdate at 2008/03/25 3:19:33
【修正】
2008/03/19
[裁判]
神戸の訴訟の第5回口頭弁論なので行ってきた。今日は壇さんも来ていた。
帰りの新幹線で絵里タンといろいろ話をした中からいくつかネタを書いておく。
ロス疑惑の三浦さんがサイパンで捕まったため、お父上の弘中惇一郎弁護士のマスコミ露出度が上がっている。ニュースで放映されたインタビューは、自宅の近くで行われたとのこと。マスコミに弘中番が居て、張り込まれていて、囲みを突破しないと事務所に行けないのだそうで。事務所の近くで張るのかと思ったら違っていた。
その三浦さんの著書の「弁護士いらず」について。昨年改訂新版が出ている。ネタになった裁判自体はもう終わっているのだが、東京拘置所のしくみが変わったらしく、その部分で改訂したのだそうで。旧版と読み比べると、拘置所の何がどう変わったかがわかるという、ちょっとマニアックな情報が得られる。私は、旧版はamazonマーケットプレイスで購入し、改訂新版も買ったので、時間ができたら読み比べてみるつもり。
弁護士急増による弁護士の就職難について。やっぱり初任給は下がり続けているらしい。弁護士過疎のところで仕事をすれば、まだ売り上げを増やせる余地はあるが、そういうところでは紛争が多いわけではないから、訴訟の経験が手薄になる。弁護士といえども、情報交換しつつ訓練しないと訴訟の腕が上がらず、いい準備書面が書けないらしい。渉外専門の事務所だと、弁護士になって10年位経っても裁判したことがない弁護士も居るとのこと。訴訟代理人を選ぶ時は、どういう事務所を経てきた弁護士かというのは、結構重要な情報になる。
ただ、訓練を受けられない弁護士が増えて、薄利多売で紛争を引き受けるようになると、訴訟代理人が居るのに双方の準備書面が意味不明、という事態も起こりかねず……。価格の安い手抜き準備書面というのがあり得る。本人訴訟であれば、訴訟を進めるのが難しそうなら裁判官が弁護士をつけるように言うことがあるそうだが、既に弁護士がついていて弁論が意味不明な事態になったら、裁判官は一体何と言うのだろう?
実際、弁護士の名前で内容証明が来て、弁護士を問い詰めたら「私は記載の内容までは知らん」と言われ(だったらそんなもん出すなよ)、訴えてみたらその弁護士はおろか誰も出てこない、という事件があったということ。変な弁護士に当たるケースもこれからは増えるのかもしれない。
訴訟資料持ち歩き用のファイルは特別製らしい。確かに、一般の文具売り場では見かけない。なかなか便利そうだし、他でも使えそうなので、購入方法を今度教えてもらうことにする。
帰りの新幹線で絵里タンといろいろ話をした中からいくつかネタを書いておく。
ロス疑惑の三浦さんがサイパンで捕まったため、お父上の弘中惇一郎弁護士のマスコミ露出度が上がっている。ニュースで放映されたインタビューは、自宅の近くで行われたとのこと。マスコミに弘中番が居て、張り込まれていて、囲みを突破しないと事務所に行けないのだそうで。事務所の近くで張るのかと思ったら違っていた。
その三浦さんの著書の「弁護士いらず」について。昨年改訂新版が出ている。ネタになった裁判自体はもう終わっているのだが、東京拘置所のしくみが変わったらしく、その部分で改訂したのだそうで。旧版と読み比べると、拘置所の何がどう変わったかがわかるという、ちょっとマニアックな情報が得られる。私は、旧版はamazonマーケットプレイスで購入し、改訂新版も買ったので、時間ができたら読み比べてみるつもり。
弁護士急増による弁護士の就職難について。やっぱり初任給は下がり続けているらしい。弁護士過疎のところで仕事をすれば、まだ売り上げを増やせる余地はあるが、そういうところでは紛争が多いわけではないから、訴訟の経験が手薄になる。弁護士といえども、情報交換しつつ訓練しないと訴訟の腕が上がらず、いい準備書面が書けないらしい。渉外専門の事務所だと、弁護士になって10年位経っても裁判したことがない弁護士も居るとのこと。訴訟代理人を選ぶ時は、どういう事務所を経てきた弁護士かというのは、結構重要な情報になる。
ただ、訓練を受けられない弁護士が増えて、薄利多売で紛争を引き受けるようになると、訴訟代理人が居るのに双方の準備書面が意味不明、という事態も起こりかねず……。価格の安い手抜き準備書面というのがあり得る。本人訴訟であれば、訴訟を進めるのが難しそうなら裁判官が弁護士をつけるように言うことがあるそうだが、既に弁護士がついていて弁論が意味不明な事態になったら、裁判官は一体何と言うのだろう?
実際、弁護士の名前で内容証明が来て、弁護士を問い詰めたら「私は記載の内容までは知らん」と言われ(だったらそんなもん出すなよ)、訴えてみたらその弁護士はおろか誰も出てこない、という事件があったということ。変な弁護士に当たるケースもこれからは増えるのかもしれない。
訴訟資料持ち歩き用のファイルは特別製らしい。確かに、一般の文具売り場では見かけない。なかなか便利そうだし、他でも使えそうなので、購入方法を今度教えてもらうことにする。
posted at 2008/03/19 23:47:15
lastupdate at 2008/03/19 23:47:15
【修正】
2008/03/18
amazon.co.jpの「ほしい物リスト」が、リスト作成者のプロフィールと共に公開されてしまうという件で、先週あたり、ネットが騒然としていた。2ちゃんねるでもスレが立っていた。
今日になって、「ほしい物リスト」を使った嫌がらせが行われていることがわかった。他人の実名や住所を使って、「ほしい物リスト」に特定の性癖を連想させるものを大量に登録するという嫌がらせである。
お堅い職業の人の本名を騙って、その人が男性であれば、例えば「生ハメ○○」「痴漢○○」といったタイトルのビデオや本、女性向けランジェリー製品といったものを大量に登録すると、架空の性的嗜好を演出することができるし、商品の選び方次第で「変態」のレッテルを貼ることが可能になる。
amazon.co.jpを使っている人は、一度自分の名前でチェックして、おかしなことになってないか確認した方が安全だろう。知らないうちにとんでもない趣味の持ち主にされているかもしれないから。
【追記】
対amazon.co.jpには、名前を使われた人には「自己情報開示請求権」があるので、作成者のメールアドレスや書き込んだ時のIPアドレスの開示を求めるのが最初にすべきことである。拒否されたら、発信者情報開示請求の手続きに入り、IPとプロバイダを特定した後で、今度はプロバイダに対して発信者情報の開示を求めるという手順で、いたずらした人を特定することになる。
今日になって、「ほしい物リスト」を使った嫌がらせが行われていることがわかった。他人の実名や住所を使って、「ほしい物リスト」に特定の性癖を連想させるものを大量に登録するという嫌がらせである。
お堅い職業の人の本名を騙って、その人が男性であれば、例えば「生ハメ○○」「痴漢○○」といったタイトルのビデオや本、女性向けランジェリー製品といったものを大量に登録すると、架空の性的嗜好を演出することができるし、商品の選び方次第で「変態」のレッテルを貼ることが可能になる。
amazon.co.jpを使っている人は、一度自分の名前でチェックして、おかしなことになってないか確認した方が安全だろう。知らないうちにとんでもない趣味の持ち主にされているかもしれないから。
【追記】
対amazon.co.jpには、名前を使われた人には「自己情報開示請求権」があるので、作成者のメールアドレスや書き込んだ時のIPアドレスの開示を求めるのが最初にすべきことである。拒否されたら、発信者情報開示請求の手続きに入り、IPとプロバイダを特定した後で、今度はプロバイダに対して発信者情報の開示を求めるという手順で、いたずらした人を特定することになる。
posted at 2008/03/18 15:11:09
lastupdate at 2008/03/18 15:45:00
【修正】
[裁判]
YOMIURI ONLINEの記事より。
丸2年開講せずなんてのは、普通は体調不良で入退院といった状況しか考えられないが、それならそれで早めにフォローするものだし。第一この先生は宴会はしていたのだから元気そうだし。一体何をしていたのかが激しく謎。いや、何もしなかったのかこの場合は。
「授業なし・宴会だけ」に弁護士、一橋大と指導教授ら提訴一度も授業が無くて宴会だけか……。そりゃ普通は訴えられるわな。ってか弁護士を入学させてこんな指導は危険すぎるだろ(違。
一橋大大学院に入学した東京都内の佐藤文昭弁護士(34)が、指導教授の授業を一度も受けられなかったとして、同大と指導教授などに入学金や授業料計約239万円の返還などを求める訴訟を17日、東京地裁に起こした。
訴状などによると、佐藤弁護士は2002年4月、同大学院国際企業戦略研究科に入学。修士論文の指導教授の授業を受けようとしたが、この教授は02〜04年度に一度も授業を開かず、各学期の初めと終わりに宴会を開いただけだったという。その後も指導を受けないまま、今年1月に修士論文を提出したが、不合格にされたとしている。
一橋大の話「訴状を見ていないのでコメントできない」
(2008年3月17日22時44分 読売新聞)
丸2年開講せずなんてのは、普通は体調不良で入退院といった状況しか考えられないが、それならそれで早めにフォローするものだし。第一この先生は宴会はしていたのだから元気そうだし。一体何をしていたのかが激しく謎。いや、何もしなかったのかこの場合は。
posted at 2008/03/18 1:26:17
lastupdate at 2008/03/18 1:30:21
【修正】
2008/03/17
[献本御礼]
「信じぬ者は救われる」を菊池さんから献本していただいたのでコメントをいくつか。
既にいろんなところで感想や書評が書かれているけど、この本は、ニセ科学を批判する本ではない。なぜニセ科学を信じるのかを考えるための本である。
「ニセ科学、スピリチュアル、悪徳商法がつながっている」という見出しが30ページにあって、菊池さんの発言が
私が、私のできる範囲でニセ科学を斬ってみせることは簡単なのだけど、それをそのまま受け入れてしまう人は、新たなニセ科学が出てきた時には多分また騙される。
パターンの違うものに騙されないようにするには、悪徳商法への対処と同じで、「なぜそれを信じたのか」まで一度立ち戻り、各人が「信じてしまった自分」と徹底的に向き合う以外に解決策はないのではないか。でも、多分、それはとても辛い作業になる。誰だって「自分の経験は正しい」と思いたいし(そうでなければ不安になってしまうし)、「自分が信じたものは良いものだった」と思いたい筈だから。この「思いたい」を否定する作業が必要なのだとすると、ただ単純に正しい科学的知識を伝えるだけでは、その言葉は決して届かないだろう。
弁護士の紀藤正樹は、人間が本来持っている力ではないものに頼る発想を「インスタント志向」と呼んだ。納豆で痩せようとか、水で健康になろうという悪徳商法系のニセ科学を信じることと、スピリチュアルに頼って癒しを得ようとすることは、両方ともこれに当てはまる。しかし、「インスタント志向」で有形無形を問わず商品を売り、売れれば勝ちという社会で暮らしていると、「インスタント志向」そのものの否定は極めて難しくなる。第一、科学(と技術)の側だって、人間が本来持っていない力をいかに理解して人間のものにしていくかという営みを行ってきた。「因果関係を見いだして信じる」ことが人間の基本仕様の1つであり、「インスタント志向」が今に至る文明の発展及び経済活動の基本なのだとすると、否定するのは多分無理で、この2つを間違って使わないように適切に制御するといった発想でないと対応できないのではないか。
元々人間は、信じたい気持ちやインスタント志向を持っていたのだけど、そのままでは実現しないから、後付けで科学(とそれを利用した技術)というものを獲得して、本来の「気持ち」にとっては回り道をして実現してきた。人間の持ち物ではないものを獲得したプロセスを忘れたり、油断して楽な方を選ぼうとすると、この「回り道」をついはしょりたくなってしまって騙されるということなのだろう。
「信じぬ者は救われる」というこの本のタイトルは、人間の基本仕様にストレートに言及しているものだと思う。明快な答えを期待しないで、一度読んでみてほしい。この問題について、今、明快な答えが提示されるとしたら、それは多分嘘だから。
既にいろんなところで感想や書評が書かれているけど、この本は、ニセ科学を批判する本ではない。なぜニセ科学を信じるのかを考えるための本である。
「ニセ科学、スピリチュアル、悪徳商法がつながっている」という見出しが30ページにあって、菊池さんの発言が
僕も、「どれがウソでどれが本当かもっと教えてほしい」と言われるんです。だけど、それを言ったって、言われたものについてああウソなんだとか、本当なんだって思うだけじゃないかという、そんな無力感があります。結論だけあればいい。これは、私も同じ事を感じてきた。水商売ウォッチングの方で実例を取り上げていて、それなりにパターン別になっているから、考える手掛かりになるはずなんだけど「ウォッチングで取り上げていない○○は信用していいのか」という質問がやってくる。その○○の宣伝を見に行くと、ウォッチングで取り上げている別の製品の宣伝文句と似通ったものが一杯出ていたりする。公開している議論を通して知ってもらいたいことは、議論の仕方や目の付け所であり、私は一つの例を示しただけだと思っていたのに、「正解が書いてあるはず」という誤解が後を絶たない。どうすれば、考え方が大事なのだということを伝えられるのか、いつも悩んでいる。
私が、私のできる範囲でニセ科学を斬ってみせることは簡単なのだけど、それをそのまま受け入れてしまう人は、新たなニセ科学が出てきた時には多分また騙される。
パターンの違うものに騙されないようにするには、悪徳商法への対処と同じで、「なぜそれを信じたのか」まで一度立ち戻り、各人が「信じてしまった自分」と徹底的に向き合う以外に解決策はないのではないか。でも、多分、それはとても辛い作業になる。誰だって「自分の経験は正しい」と思いたいし(そうでなければ不安になってしまうし)、「自分が信じたものは良いものだった」と思いたい筈だから。この「思いたい」を否定する作業が必要なのだとすると、ただ単純に正しい科学的知識を伝えるだけでは、その言葉は決して届かないだろう。
弁護士の紀藤正樹は、人間が本来持っている力ではないものに頼る発想を「インスタント志向」と呼んだ。納豆で痩せようとか、水で健康になろうという悪徳商法系のニセ科学を信じることと、スピリチュアルに頼って癒しを得ようとすることは、両方ともこれに当てはまる。しかし、「インスタント志向」で有形無形を問わず商品を売り、売れれば勝ちという社会で暮らしていると、「インスタント志向」そのものの否定は極めて難しくなる。第一、科学(と技術)の側だって、人間が本来持っていない力をいかに理解して人間のものにしていくかという営みを行ってきた。「因果関係を見いだして信じる」ことが人間の基本仕様の1つであり、「インスタント志向」が今に至る文明の発展及び経済活動の基本なのだとすると、否定するのは多分無理で、この2つを間違って使わないように適切に制御するといった発想でないと対応できないのではないか。
元々人間は、信じたい気持ちやインスタント志向を持っていたのだけど、そのままでは実現しないから、後付けで科学(とそれを利用した技術)というものを獲得して、本来の「気持ち」にとっては回り道をして実現してきた。人間の持ち物ではないものを獲得したプロセスを忘れたり、油断して楽な方を選ぼうとすると、この「回り道」をついはしょりたくなってしまって騙されるということなのだろう。
「信じぬ者は救われる」というこの本のタイトルは、人間の基本仕様にストレートに言及しているものだと思う。明快な答えを期待しないで、一度読んでみてほしい。この問題について、今、明快な答えが提示されるとしたら、それは多分嘘だから。
posted at 2008/03/17 22:28:23
lastupdate at 2008/03/26 18:43:15
【修正】
2008/03/14
[覚え書き]
広島から山形に戻った。
東京で一旦駅を出て、毛髪科学技術者協会の方と打ち合わせ。美容室向けのパーマ液等の毛髪用の薬剤を製造販売している会社の団体である。4月に講演を頼まれたのでいろいろと……。今回の依頼は、以前、東京理科大の市民講座で話をしたことがきっかけであった。真面目にやっている業者さんを力づける内容をお話できればと思っている。
打ち合わせでいただいた資料の中に「QCP」という名前のミネラル液の宣伝パンフがあった。「声かけ核実験」の高尾博士による「元素転換認定商品」だそうで……。1リットル20000円のミネラルが入った水溶液で、これを使ってパーマ液などを調整せよということらしい。また、なぜか美容師さんに「液体の混合」が好きな方が多いのだとか。混ぜてお客さんに最適にする、という部分にこだわっておられるらしい。販売する側としては、混ぜなくて良いようにして出しているのだけど、という話。混ぜると大抵は性能が落ちるわけで「どうすればいいだろう?」と訊かれたので「いっそのこと、混ぜてから使うという製品を出してみては?」と言ってみた。混ぜる比率に多少幅を持たせて調整できるようにしておけば、美容師さんの混ぜたい気持ちを満足させつつ、混ぜてうまくいくパーマ液が出来上がるのでは、と思ったもので……。
広島駅で、にしき堂のもみじ饅頭を購入。以前、にしき堂のパッケージのキーホルダーがあったが、壊れてしまったので、また買おうと思ったら製造をやめたのか、全くみかけない。そのかわり、キャラクターもののご当地キーホルダーが大量に並んでいた。無理にキャラクターものばかりにしなくてもいいのに……。
東京で一旦駅を出て、毛髪科学技術者協会の方と打ち合わせ。美容室向けのパーマ液等の毛髪用の薬剤を製造販売している会社の団体である。4月に講演を頼まれたのでいろいろと……。今回の依頼は、以前、東京理科大の市民講座で話をしたことがきっかけであった。真面目にやっている業者さんを力づける内容をお話できればと思っている。
打ち合わせでいただいた資料の中に「QCP」という名前のミネラル液の宣伝パンフがあった。「声かけ核実験」の高尾博士による「元素転換認定商品」だそうで……。1リットル20000円のミネラルが入った水溶液で、これを使ってパーマ液などを調整せよということらしい。また、なぜか美容師さんに「液体の混合」が好きな方が多いのだとか。混ぜてお客さんに最適にする、という部分にこだわっておられるらしい。販売する側としては、混ぜなくて良いようにして出しているのだけど、という話。混ぜると大抵は性能が落ちるわけで「どうすればいいだろう?」と訊かれたので「いっそのこと、混ぜてから使うという製品を出してみては?」と言ってみた。混ぜる比率に多少幅を持たせて調整できるようにしておけば、美容師さんの混ぜたい気持ちを満足させつつ、混ぜてうまくいくパーマ液が出来上がるのでは、と思ったもので……。
広島駅で、にしき堂のもみじ饅頭を購入。以前、にしき堂のパッケージのキーホルダーがあったが、壊れてしまったので、また買おうと思ったら製造をやめたのか、全くみかけない。そのかわり、キャラクターもののご当地キーホルダーが大量に並んでいた。無理にキャラクターものばかりにしなくてもいいのに……。
posted at 2008/03/15 0:08:55
lastupdate at 2008/03/15 0:37:11
【修正】
2008/03/13
[教育関係]
YOMIURI ONLINEの記事より。
私が最初の学位を得た時は、審査にパスした後で主査の先生が、研究室主催のお花見&食事会に誘って下さり、その研究室で無事学位を取った人に交じってお祝いをしてもらった。
論文博士の審査に通った時は、審査の後、世話人になってくれた教授夫妻(=お茶大の冨永教授)が「お祝い」だといって大学前のレストランでお昼をごちそうしてくださった。
もちろん、正規の授業料や大学の事務を通して納める審査料以外のものは支払っていない。
両方とも、どっちかというと、記事とは話が逆なんですが……。
横浜市大の論文審査、教授ら十数人にも院生から現金医学臨床系の特殊事情だろうか。理学系、特に物理では、博士号を得るのに、教授に謝礼を渡すというのは聞いたことがない。
横浜市立大医学部(横浜市金沢区)の嶋田紘(ひろし)医学部長(64)の研究室で、学位取得の謝礼として現金の授受が行われていた問題で、嶋田学部長のほかに教授ら十数人が大学院生らから現金を受け取っていたことが12日、関係者の話で分かった
同大の調査検討委員会も同様の事実を把握し、医学部全教員を対象に調べている。文部科学省は同日、事実関係の調査・報告を速やかに行い、再発防止策を講じるよう同大を指導した。
関係者によると、学位取得を巡る現金の授受は嶋田学部長が消化器病態外科(第2外科)の教授になった1992年ごろから始まったとみられているが、2000年から05年ごろにかけて、少なくとも研究室の大学院生らの論文審査で主査や副査を務めた教授ら十数人が、現金を受け取っていた。額は10万円のケースが多く、一部だけを受け取るケースもあったという。
横浜市大は05年に、理事長名で贈答の授受や饗応(きょうおう)接待を受けることを禁じる通知を教職員に出している。嶋田学部長はその後も謝礼の受け取りを続けていた。嶋田学部長は「謝礼を受け取り、預かったが、研究報告会や学位取得の記念品などのために、医局で積み立てて使い、個人として受け取っていない。しかし、金品の授受は誤解を受けるものと考え、医局長と相談の上、返還している」とのコメントを出した。
一方、文科省はこの日、横浜市大の事務局長を呼んで指導するとともに事態の説明を求めた。同省大学振興課は「現金のやりとりは論外。なぜこのようなことが起き、どう立て直すのか、しっかり対応してほしい」と話している。
(2008年3月13日03時00分 読売新聞)
私が最初の学位を得た時は、審査にパスした後で主査の先生が、研究室主催のお花見&食事会に誘って下さり、その研究室で無事学位を取った人に交じってお祝いをしてもらった。
論文博士の審査に通った時は、審査の後、世話人になってくれた教授夫妻(=お茶大の冨永教授)が「お祝い」だといって大学前のレストランでお昼をごちそうしてくださった。
もちろん、正規の授業料や大学の事務を通して納める審査料以外のものは支払っていない。
両方とも、どっちかというと、記事とは話が逆なんですが……。
posted at 2008/03/13 23:35:49
lastupdate at 2008/03/13 23:35:49
【修正】
2008/03/12
[覚え書き]
午前中、目黒区立東山中学校で話をしてきた。建物はキレイだし、生徒さんたちの雰囲気も良かった。
私の話は、普通に進学してもいろんな騒動に巻き込まれるとか、何をしたいかなんてやっていくうちにしかわかってこないとか、ニセ科学宣伝をしているあぶない商品がいろいろあるとか、悪徳商法によって販売されていることも多いとか、高校までくらいの理科の知識で危ないものを避けることが相当できるはずなので試験が終わったら忘れるんじゃだめだとか、いろいろ話をしてみた。今回は、出張ついでのボランティア講師(出張旅費が別件で出ていて、移動の途中の空いた時間に入れた)。
酔うぞさんの話も面白かった。使いながら作っていくしかないというのは、それなりにネットと関わりの深い人でないと言えないのだろうなぁ、と思いながら聞いていた。学校でネットを使うということになると、どうしても、既にある物を使うとか管理するという発想になりがちなので。
夕方、広島へ。久しぶりの広島大学。半年暮らしていた時と、周辺はそんなに変わっていない。キャンパス内の学士会館に宿泊できたので移動が楽である。適当に食事したり買い物したりして、明日の発表のスライド並べ替えやら新規製作やらをしないと……(中学校用スライド優先で準備したから、後回しになってる)。
私の話は、普通に進学してもいろんな騒動に巻き込まれるとか、何をしたいかなんてやっていくうちにしかわかってこないとか、ニセ科学宣伝をしているあぶない商品がいろいろあるとか、悪徳商法によって販売されていることも多いとか、高校までくらいの理科の知識で危ないものを避けることが相当できるはずなので試験が終わったら忘れるんじゃだめだとか、いろいろ話をしてみた。今回は、出張ついでのボランティア講師(出張旅費が別件で出ていて、移動の途中の空いた時間に入れた)。
酔うぞさんの話も面白かった。使いながら作っていくしかないというのは、それなりにネットと関わりの深い人でないと言えないのだろうなぁ、と思いながら聞いていた。学校でネットを使うということになると、どうしても、既にある物を使うとか管理するという発想になりがちなので。
夕方、広島へ。久しぶりの広島大学。半年暮らしていた時と、周辺はそんなに変わっていない。キャンパス内の学士会館に宿泊できたので移動が楽である。適当に食事したり買い物したりして、明日の発表のスライド並べ替えやら新規製作やらをしないと……(中学校用スライド優先で準備したから、後回しになってる)。
posted at 2008/03/12 22:01:57
lastupdate at 2008/03/12 22:01:57
【修正】
2008/03/10
YOMIURI ONLINEの記事より。中堅以上の普通に授業が成立するところに通っていたはずである。大学の方に企画が持ちかけられる高大連携やSSHといったものは、中堅以上の普通に授業が成立する高校を相手にしていることが多いから、大学から見えている高校のイメージは偏っているのではないか。博士持ちの人が、底辺と呼ばれるような授業自体が成立しないような学校で教えることになると、自身の経験とのあまりのギャップもあって、カルチャーショックが大きいんじゃないかと思う。授業が始まっても全く聞こうとせず、別のことをしていて、注意したって聞かないような生徒の相手をすることになるから(このあたりは、底辺校勤務の教員のblogなどを探せばいくらでも出てくる。追記:底辺とは学力が底辺なのではなく授業に取り組む姿勢やモラルが底辺だ、と指摘した教員もいる)。
教員養成のカリキュラムをくぐってきた人なら、底辺授業が成立しないような学校の問題点は一応講義等で知った上で就職してくるのだろうけど、教員免許無しで博士持ちから採用となった場合、どの程度認識されているのだろうか。高校進学率を100%に近い状態で維持するというのは、とことん勉強に向いてない人も学校に収容しておけ、ということで、当然無理があるわけで、熱意のある教員のやる気や気力やプライドを消耗させて使い潰すシステムでもある。博士を使い潰すポスドク制度以上に過酷かもしれず、底辺校授業が全く成立しない学校に配属されて辞めていく若い教員も後を絶たない。教員側の精神的なキツさは「研究生活に疲れた」の比ではないかもしれない。大学で知った「教育の面白さ」や「新しい情報を提示」などといったものが通用するのは、中堅以上の授業が成立している高校だけだろう。それでも、全く職が無いよりずっと良い、というところまで、ポスドクの就職状況は悪化している。
熱意ある人達が行くということなので、うまく行ってくれることを願っている。
まあ、国が人材の需要を当て込んでやったことは大体破綻している。大学院重点化、法科大学院、バイオ関連人材の養成(専門学校を作ったり学部を作ったり)、少子化を無視した大学設置の認可、薬学部6年制。逆に、需要が無いとして削った医師は不足しまくってもはや医療制度が崩壊の真っ最中だし。何でここまで不幸を増やす政策をとっているのかが謎である。
人材養成についてはこの10年と逆をやった方が無駄が減りそうである。つまり、大学院の定員を減らし、法科大学院の定員も減らし、バイオ関連の人材養成も総人数で減らし、薬学部は従来通り4年にする。浮いた予算で医学部の定員を増やし、医療費を増やす。
【追記2008/03/14】
「中堅校」「底辺校」という書き方をしていたら、正しくは「大学進学を主体とした学校」、「授業困難校」ではないかという指摘をいただいた。元々の意図としては、中堅以上云々は、進学のことよりもむしろ「授業が普通に成立する学校」と考えて書いたし、「底辺校」の方は「授業の成立自体がほとんど不可能な学校」というつもりだったのだが、言葉の選び方がまずかったために、別の受け取られ方をしたようである。
そこで、「中堅校」云々の方を「授業が普通に成立する学校」、「底辺校」の方は「授業が成立しない学校」と訂正します。
博士、小中高教諭目指す 就職難も背景に(秋田)職場が固定されている私学へ就職するならともかく、公立の、特に高校だと、いわゆる「底辺」校に行く場合もある。博士号を取るような人達は、小中でもそれなりに勉強はできたはずだし、高校も
「博士号」を持っている人を、教員免許がなくても小中高校の教諭に採用する県教育委員会の初めての試み。その採用試験となる「博士号保有者特別選考」が29日行われ、書類審査をパスした15人が潟上市の県自治研修所で、最終選考の小論文と面接に臨んだ。「博士難民の助け舟」と受験者自身が話すほど就職難の博士たち。“博士教諭”1期生として、後進へ続く道を開こうと意気込みは十分だ。
★研究生活の裏側
「正直、もう研究生活に疲れて、これからどうしようかと考えているとき、教諭の採用があると知ったんです」。面接試験を待つ控え室で30代の男性博士はこう切り出した。首都圏の進学校を卒業し、有名国立大に入学。修士、博士と進み、順風満帆に思われた。
博士号保有者が大学の研究室で教授などをサポートする「ポストドクター(ポスドク)」として大学に残った。好きな研究に没頭するはずだったが、「コピーやら資料収集やら実態は教授の小間使い」。午前8時半から深夜、日付が変わるまで拘束された。月給は25万円ほど。任期3年の“契約職員”。退職金もない。月3万8000円のワンルームは寝るためだけになった。
研究室には40代になっても、助教になれず、ほかの大学や研究所にも受け入れてもらえず、途方に暮れる先輩のポスドクがいた。「教授というステータスにこだわれば、自分もこうなってしまう。早くこのしがらみを断ち切らなければ」。迷わず採用試験に応募した。
★“博士の教育”実践
小論文対策の参考書を抱え試験会場を訪れた東京都内の女性農学博士(31)は「肩書ばかりで使えない」と言われてしまうかもしれないと、教諭になった時の心配を口にした。
宮城教育大教育学部で、教育学(生物)を専攻し、教員資格を取った。その後、東北大に進み、修士、博士課程を修了。現在は任期付きで、東大でポスドクとして研究生活を送る。
学生時代は森林散策の案内をするボランティアで昆虫や植物の説明をし、小中学生の興味を引き出すことを楽しいと感じたという。「ほかの教諭とのコミュニケーションを心掛け、良いところを学んでいきたい」と話す。
「農学は生態系や環境問題などに通じ、生徒たちにも身近な学問。科学は常に進歩し続けていくからこそ、研究者として、生徒たちに新しい情報を提示していきたい」と博士ならではの教育を実践したいと思っている。
★新たな道
今回受験したきっかけはさまざまだ。慶応大助教の男性農学博士(39)は、指導教官に「東北はきみにあってるよ」と言われ、応募に踏み切った。「大学の教壇に立つようになってから、教育のおもしろさを実感している。これまで培った知識を社会へ還元していきたい」。研究室にとどまるより、新たな道に希望を見いだす。
京都府から来た男性の理学博士(36)は、物理学会のホームページで、県の教諭採用があることを知った。「博士の就職先がなく、学会も支援してるみたいです」と苦笑いする。
盛岡市の男性の農学博士(32)は、知人に聞いて募集に飛びついた。一般企業への就職を考えたこともあったが、「うちにはもったいないね」とやんわりと断られることがあったという。「博士教諭の第1期生になれば、その実績によって全国の自治体にも、こうした採用が広がるかもしれない」と意気込む。
◇
「博士号保有者特別選考」には、台湾や米国在住者を含め計57人が応募した。採用枠は2〜3人の予定だったが、県高校教育課は「ふさわしい人材がいれば増やすこともある。しっかりと吟味したい」と当初、11日だった結果発表の日程を、14日にずらした。
1次試験は書類審査で18人を選考。今回の2次試験は3人が辞退し、15人が小論文と面接を受験した。
小論文のテーマは「現在の教育情勢を踏まえ、あなたがしたいこと」。80分間に800〜1000字で考えをまとめさせた。
その後の面接では志望動機などを聞いたほか、中高生に自分の研究内容を説明する想定で「模擬授業」をしてもらうユニークな内容だった。
(2008年3月3日 読売新聞)
教員養成のカリキュラムをくぐってきた人なら、
熱意ある人達が行くということなので、うまく行ってくれることを願っている。
まあ、国が人材の需要を当て込んでやったことは大体破綻している。大学院重点化、法科大学院、バイオ関連人材の養成(専門学校を作ったり学部を作ったり)、少子化を無視した大学設置の認可、薬学部6年制。逆に、需要が無いとして削った医師は不足しまくってもはや医療制度が崩壊の真っ最中だし。何でここまで不幸を増やす政策をとっているのかが謎である。
人材養成についてはこの10年と逆をやった方が無駄が減りそうである。つまり、大学院の定員を減らし、法科大学院の定員も減らし、バイオ関連の人材養成も総人数で減らし、薬学部は従来通り4年にする。浮いた予算で医学部の定員を増やし、医療費を増やす。
【追記2008/03/14】
「中堅校」「底辺校」という書き方をしていたら、正しくは「大学進学を主体とした学校」、「授業困難校」ではないかという指摘をいただいた。元々の意図としては、中堅以上云々は、進学のことよりもむしろ「授業が普通に成立する学校」と考えて書いたし、「底辺校」の方は「授業の成立自体がほとんど不可能な学校」というつもりだったのだが、言葉の選び方がまずかったために、別の受け取られ方をしたようである。
そこで、「中堅校」云々の方を「授業が普通に成立する学校」、「底辺校」の方は「授業が成立しない学校」と訂正します。
posted at 2008/03/11 2:05:44
lastupdate at 2008/03/14 21:49:29
【修正】
2008/03/07
[教育関係]
「法律と教育は、実は相容れない」を読んで。
また、「校則違反してるわけでないのに、なんで叱られなければならないのだ」と言われたときに、きちんと説明することが出来ないのなら、叱った方が多分何かを間違えている。
どうも、社会には、定めてあっても守る人が少なかったり、守らせる気もない規則が多すぎるように思う。車の制限速度は法律で決め、駅前に自転車を無闇に置くなというのは、条例あたりで定めているのだろうが、守られる率が少ないものである。つまり、規則を無視することが一種の文化になってしまっている。
モラル、というかやった方が良いことの集まりがまずあって、その中で最低限これだけは強制力を持たせましょうというのが法で、その中間くらいにあるのがローカルな規則ということになるのだろう。生徒を共同体の一員として訓練するというのであれば、規則に頼らずモラルを教えよう、というのではなくて、規則をどう定め、どう適用し、どう改正するかというプロセスを教えないとまずいのではないか。
私が何故この話題にこだわっているかというと、中学校の時の制服について定めた規則について、未だに納得していないからである。女子の制服は、セーラー服で、スカート丈は大体決まっていて、スカーフはそのまま結ばず下に垂らせ、靴下は三つ折りにしろ、といったものであった。ところがこれが甚だ不合理なのである。制服の方は入学時の体格と入学後の成長分を見越して入学時に大きめのものを買うのだが、スカーフのサイズは1種類。身長にもよるが、結ばないと長すぎて、食事の時には汚すことが多かった。靴下の三つ折りも、夏場はそれでもいいのだが、冬の寒いときには延ばす方が合理的、というか気温に応じて調整するのが服の本来の役割の筈である。でもって、これを強制する教師の理屈が「中学生らしく」「服装の乱れから生活の乱れが始まる」といったものであった。ついでに言うと、いわゆる「不良がかった」生徒は、そのような規則は当然破りまくりである。
常識的に考えて、女子生徒全員が靴下の三つ折りを止めたために学校として機能しなくなる、などということはあり得ない。スカーフを結ぶな、について、見てくれ以外の合理的理由をつけられるとしたら、後ろからスカーフを引っ張って首を絞められた時に危険だから(結ばず上衣のループに通しているだけなら引っ張れば抜けるから安全)というものだろう。
このことから経験的に学べるとことがあるとしたら、次のようなことだろう。
・規則の根拠に合理性はない。
・規則とは誰かが勝手に決めるものである。
・作った側が真面目に守らせる気のない規則がそのままにされる。
・規則を守らなくても、実は大したことにならない。
これでは、共同体の一員をつくる教育としては、逆効果でしかない。
モラルに頼って、規則の作り方や運用の仕方の教育をおろそかにしてはいけない。
どうも、前の方に書かれていることとうまくつながらない。具体例が無いので、非常にわかりにくい。
どんな社会を作りたいかというところから、絶対にしなければいけないこと(法定される)と、した方が良いことと、しない方が良いことが出てくる。余裕があるときに、このつながりに立ち戻ることさえできれば、普段は線引きで判断のコストを下げるというのも有りだろう。
法と教育が相容れないとは私は考えない。むしろ、線を引いたり引かれたりという経験をすることで、法やルールとの付き合い方を学んだ方が有益である。
【追記】
石田さんのトラックバックを参考にして、大事だと思うチェックポイントを1つ。
改正手続きが明示されていない規則は欠陥品であり、規則と呼べる代物ではない。
構成員にわかりやすく手続きが示されていれば、その条文内に全てが書かれていなくてもよい。「規則制定改廃の手続き○条による」とか何とか書いてあればOK。もちろん、手続きの中身が民主的であることは必要条件である。
だから、生徒が「校則違反してるわけでないのに、なんで叱られなければならないのだ」と言い出してその主張が通ったり、先生が「きっちりと指導したいから、誰の目にもはっきりする基準を儲けてくれ。スカート丈は、何センチと決めた方が、だれにも公平で指導がしやすい」と言い始めたら、その学校は、教育機関でなくなってしまう。校則にしろ、スカート丈にしろ、「線引き」に判断をゆだねているからだ。「線引き」することが合理的で妥当かどうかの検証を怠たりさえしなければ、線引きしたってまったく構わないはずだ。基準を設けることがいけないのではなく、理由が説明できない状態で基準を運用することがまずいということだろう。どうも、問題提起がずれてしまっているように見える。ここは、線引きの意味を見失うな、と言わなければならないところではないか。
また、「校則違反してるわけでないのに、なんで叱られなければならないのだ」と言われたときに、きちんと説明することが出来ないのなら、叱った方が多分何かを間違えている。
共同体の維持は、明文化されない「不文律」が「常識」や「モラル」として遵守されているからできるのだ。判断基準の全てを法律や校則による共同体は、相当に住み心地の悪い社会になるだろう。なぜなら、構成員には、常識もモラルもないということだからだ。それで、人間が共同体のメンバーとして生きる上での常識やモラルの育成の役割を担っているのが公教育であったり、家庭教育だったり、地域社会だったりする。構成員に常識やモラルが欠けていても、全てを法律や規則で判断することにすれば、それなりに居心地のよい社会が出来そうに思うのだが……。それだけの緻密で多量のルールを決めて運用するという部分に、ノウハウが必要になるだろうけど。
「それを学校でやっても良いことかどうかの判断」は容易い。「それ」を全てのメンバーが行ったときでも学校が機能するかどうか、である。全員が守らなくても学校が機能するような校則、つまり余計なものを定めていないかどうかの検証の方が先だろう。
どうも、社会には、定めてあっても守る人が少なかったり、守らせる気もない規則が多すぎるように思う。車の制限速度は法律で決め、駅前に自転車を無闇に置くなというのは、条例あたりで定めているのだろうが、守られる率が少ないものである。つまり、規則を無視することが一種の文化になってしまっている。
モラル、というかやった方が良いことの集まりがまずあって、その中で最低限これだけは強制力を持たせましょうというのが法で、その中間くらいにあるのがローカルな規則ということになるのだろう。生徒を共同体の一員として訓練するというのであれば、規則に頼らずモラルを教えよう、というのではなくて、規則をどう定め、どう適用し、どう改正するかというプロセスを教えないとまずいのではないか。
法律も校則も、その共同体の成員が「最低限に守るべき事項」を明文化したものである。だから、「法律(校則)にさえ触れなければいいさ」「抜け穴を探せ」などということを全てのメンバーが言い出したら、その社会は共同体としての機能を失う。わざわざ、抜け穴を探すなどという面倒なことをしなければならないのだとしたら、規則が本当に必要かどうか、何故必要だったのか、変更してより良いものにできないかを考えてみた方がよい。それで、少々不便だけど守る利益がある、ということになれば、それでもかまわない。
私が何故この話題にこだわっているかというと、中学校の時の制服について定めた規則について、未だに納得していないからである。女子の制服は、セーラー服で、スカート丈は大体決まっていて、スカーフはそのまま結ばず下に垂らせ、靴下は三つ折りにしろ、といったものであった。ところがこれが甚だ不合理なのである。制服の方は入学時の体格と入学後の成長分を見越して入学時に大きめのものを買うのだが、スカーフのサイズは1種類。身長にもよるが、結ばないと長すぎて、食事の時には汚すことが多かった。靴下の三つ折りも、夏場はそれでもいいのだが、冬の寒いときには延ばす方が合理的、というか気温に応じて調整するのが服の本来の役割の筈である。でもって、これを強制する教師の理屈が「中学生らしく」「服装の乱れから生活の乱れが始まる」といったものであった。ついでに言うと、いわゆる「不良がかった」生徒は、そのような規則は当然破りまくりである。
常識的に考えて、女子生徒全員が靴下の三つ折りを止めたために学校として機能しなくなる、などということはあり得ない。スカーフを結ぶな、について、見てくれ以外の合理的理由をつけられるとしたら、後ろからスカーフを引っ張って首を絞められた時に危険だから(結ばず上衣のループに通しているだけなら引っ張れば抜けるから安全)というものだろう。
このことから経験的に学べるとことがあるとしたら、次のようなことだろう。
・規則の根拠に合理性はない。
・規則とは誰かが勝手に決めるものである。
・作った側が真面目に守らせる気のない規則がそのままにされる。
・規則を守らなくても、実は大したことにならない。
これでは、共同体の一員をつくる教育としては、逆効果でしかない。
モラルに頼って、規則の作り方や運用の仕方の教育をおろそかにしてはいけない。
生徒の中には、「オレだけだから良いだろ」ということが多い。じゃあ、「なぜ、「オレ」だけがしなくて(或いは、皆もしたいのに我慢していることをすることが)許されるのか」ということである。他の人の存在はどうなるのか。これは、公平や平等から外れる考え方である。「ルールがタコだから」と答えなければならない場合もある。あるいは、リスクを背負うのもオレだから、と答える場合もあるだろう。
しかるに最初から「外れること」を是認していたら、「外れる人」の割合がもの凄く増えてしまうだろう。ヒトは、もともと、個性、個性と連呼しなくても、したいことやしたくないことは個体によって大きく異なるものなのだ。そうであるなら、他の人の存在は考えることに、常に意味があるとはいえない。その「オレ」が何かをしたとして、他の人がやりたいことはそれとは別の何かになるはずだからである。
どうも、前の方に書かれていることとうまくつながらない。具体例が無いので、非常にわかりにくい。
どんな社会を作りたいかというところから、絶対にしなければいけないこと(法定される)と、した方が良いことと、しない方が良いことが出てくる。余裕があるときに、このつながりに立ち戻ることさえできれば、普段は線引きで判断のコストを下げるというのも有りだろう。
法と教育が相容れないとは私は考えない。むしろ、線を引いたり引かれたりという経験をすることで、法やルールとの付き合い方を学んだ方が有益である。
【追記】
石田さんのトラックバックを参考にして、大事だと思うチェックポイントを1つ。
改正手続きが明示されていない規則は欠陥品であり、規則と呼べる代物ではない。
構成員にわかりやすく手続きが示されていれば、その条文内に全てが書かれていなくてもよい。「規則制定改廃の手続き○条による」とか何とか書いてあればOK。もちろん、手続きの中身が民主的であることは必要条件である。
posted at 2008/03/07 23:40:33
lastupdate at 2008/03/08 12:45:13
【修正】