現在位置:asahi.com>国際>北米> 記事

クリントン氏「私はロッキー」…あの、彼は負けましたが

2008年04月02日18時32分

 米民主党の候補者指名を狙うヒラリー・クリントン上院議員は1日、ペンシルベニア州フィラデルフィアでの演説で、この地を舞台としたボクシング映画「ロッキー」の主人公に自らをなぞらえ、先行するオバマ上院議員と戦い抜く不屈の闘志を強調した。

 76年に公開された映画は、無名のボクサーだった主人公のロッキーが練習を積み、黒人の世界チャンピオンと死闘を演じてアメリカン・ドリームを体現するストーリー。長い階段を駆け上がるトレーニングのシーンが有名だ。

 クリントン氏は演説で「ロッキーが階段の途中で『もうこの辺でいいかな』と言うなんて想像できる?」「ロッキーと私には共通点がいろいろある。私は絶対にギブアップしない」と断言した。

 獲得代議員数などで劣勢に立つクリントン氏には党内外の撤退圧力が高まっているが、22日のペンシルベニア州予備選から6月3日まで残り10の予備選・党員集会を戦い抜く姿勢を強調している。

 ただ、負けを覚悟で15ラウンドを戦い抜いた映画のロッキーは、最後は判定負けを喫した。演説を報じたABCニュースは「あの、上院議員、ロッキーは負けたんですけど……」と指摘した。

PR情報

このページのトップに戻る