2008−04−04 (Fri)
日本の獣医療と獣医料金
このブログでも何度かお伝えした通り、メグちゃんが乳腺腫瘍の手術をしたので、その際、獣医さんには大変お世話になった。
![s-P3220478.jpg](/contents/001/179/745.mime4)
乳腺を全摘したので、その手術費用と約1週間の入院費がかかり、その上、避妊手術も同時に行ったので、その分料金が加算された。
メグちゃんは引き取った時点では、避妊手術をしてなかった。体力がついてから、こちらの負担で手術するということで愛護団体さんと話しがまとまり、そのため譲渡費用も生じなかった。
その後メグちゃんはどんどん元気になっていったが、年齢と体力を考慮し、避妊手術のタイミングをみていた。
それで今回、腫瘍摘出手術を行うことになったので、一度にやってもらうことにしたのです。
![s-meg退院3_edited](/contents/001/179/746.mime4)
自分の意思で引き取ったメグちゃんのためにいくらお金を使ったか、な〜んて野暮なことは言いませんが、それにしても日本の獣医さんは高すぎやしないか。
毎年義務づけられている狂犬病の予防接種とワクチン。
これだけでも1万円以上かかる。
その上、夏期にはフィラリアの予防薬とフロントラインが必要だ。
だいたいこれで、毎年2〜3万円はかかる。
多頭飼いをしていると、結構負担になる金額だ。
それでも、これで十分だとは言えない。
避妊手術も必要だし、突発的な病に襲われた場合の治療費はびっくりするほど高額だし。。。
![s-P3090473.jpg](/contents/001/179/747.mime4)
今回の件でもいくつかの獣医さんを訪れたが、どこも混雑していた。
獣医さんにも寄るが、ちょっとした下痢でも、相当な金額が消えていく場合も多い。
そのせいか、今の獣医さんは、大抵とってもお金持ちだ。
(でも今回の先生はとても親身になって下さったし、今回のメグちゃんの治療と料金に不満があるという訳ではありません。)
ただ、私が言いたいのは、日本ではある程度お金をもっていないと、犬も飼えない仕組みになっている、ということ。(家はお金ないんですがねっ
)
これって、正しい形なのだろうか![](/contents/001/179/749.mime1)
![s-meg退院_edited](/contents/001/179/750.mime4)
お金がなくても大切にしてくれるご家庭も、少なくないはずだ。
定年を迎えたご夫妻が、生き甲斐としてワンちゃんを飼うこともできないような仕組みで、本当にいいのだろうか。
といっても、このような高額獣医料は、獣医さんだけの責任ではないのかもしれない。
聞くところによると、獣医さんになるためには6年制の獣医学部を卒業しなければならず、その6年間にかかる費用は、私大の場合、1000万円にのぼるというから驚きだ![](/contents/001/179/751.mime1)
そんなに費用をかけて得た職業なら、ある程度の費用を要求しないと割が合わないと考えるのも無理はない。
![s-P3230591_edited.jpg](/contents/001/179/752.mime4)
要するに、一部の国立大出身者を除いて、獣医さんもお金持ちのご子息ばかりなのだ。
なんだかな〜![](/contents/001/179/753.mime1)
お金持ちのご子息にも素晴らしい方は沢山おられるだろうが、貧しくても優しい動物好きの少年が獣医師を目指した場合、それが叶えられる世の中であってほしいものだ。
行政の力を借りて、そういう人材にもチャンスを与えてほしいと心から思う。
といっても、このあたりの私の知識はかなり頼りないので、ご存知の方にご教示頂きたいぐらいなんですけど![](/contents/001/179/754.mime1)
![s-P4060074_edited.jpg](/contents/001/179/755.mime4)
それに獣医さんの業務は、相当な重労働だと聞く。業務内容からしたら、それ程高額を要求している訳でもないのかもしれない。
ただ、一般の飼い主は仕方ないとしても(本音はもう少し安くしてほしいが)、善意の愛護団体や一定の人々に対しては、医療費の減額や公的獣医師制度の導入などを行って頂きたいものだ。
知り合いの知り合いの話だが、愛犬が癌にかかり暫くは治療に励んだが、治療費が40万円を超えた時点で治療を断念したそうだ。
誰もこの飼い主を責められないのではないだろうか。
今後、料金が更に加算されていったら、愛犬が病気になった時、獣医さんに診てもらえない飼い主も増えてくるだろう。
お金持ちしかペット(特に犬)が飼えない国なんて、やっぱりどっか間違ってる気がするのは、私だけだろうか![](/contents/001/179/756.mime1)
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乳腺を全摘したので、その手術費用と約1週間の入院費がかかり、その上、避妊手術も同時に行ったので、その分料金が加算された。
メグちゃんは引き取った時点では、避妊手術をしてなかった。体力がついてから、こちらの負担で手術するということで愛護団体さんと話しがまとまり、そのため譲渡費用も生じなかった。
その後メグちゃんはどんどん元気になっていったが、年齢と体力を考慮し、避妊手術のタイミングをみていた。
それで今回、腫瘍摘出手術を行うことになったので、一度にやってもらうことにしたのです。
自分の意思で引き取ったメグちゃんのためにいくらお金を使ったか、な〜んて野暮なことは言いませんが、それにしても日本の獣医さんは高すぎやしないか。
毎年義務づけられている狂犬病の予防接種とワクチン。
これだけでも1万円以上かかる。
その上、夏期にはフィラリアの予防薬とフロントラインが必要だ。
だいたいこれで、毎年2〜3万円はかかる。
多頭飼いをしていると、結構負担になる金額だ。
それでも、これで十分だとは言えない。
避妊手術も必要だし、突発的な病に襲われた場合の治療費はびっくりするほど高額だし。。。
今回の件でもいくつかの獣医さんを訪れたが、どこも混雑していた。
獣医さんにも寄るが、ちょっとした下痢でも、相当な金額が消えていく場合も多い。
そのせいか、今の獣医さんは、大抵とってもお金持ちだ。
(でも今回の先生はとても親身になって下さったし、今回のメグちゃんの治療と料金に不満があるという訳ではありません。)
ただ、私が言いたいのは、日本ではある程度お金をもっていないと、犬も飼えない仕組みになっている、ということ。(家はお金ないんですがねっ
これって、正しい形なのだろうか
お金がなくても大切にしてくれるご家庭も、少なくないはずだ。
定年を迎えたご夫妻が、生き甲斐としてワンちゃんを飼うこともできないような仕組みで、本当にいいのだろうか。
といっても、このような高額獣医料は、獣医さんだけの責任ではないのかもしれない。
聞くところによると、獣医さんになるためには6年制の獣医学部を卒業しなければならず、その6年間にかかる費用は、私大の場合、1000万円にのぼるというから驚きだ
そんなに費用をかけて得た職業なら、ある程度の費用を要求しないと割が合わないと考えるのも無理はない。
要するに、一部の国立大出身者を除いて、獣医さんもお金持ちのご子息ばかりなのだ。
なんだかな〜
お金持ちのご子息にも素晴らしい方は沢山おられるだろうが、貧しくても優しい動物好きの少年が獣医師を目指した場合、それが叶えられる世の中であってほしいものだ。
行政の力を借りて、そういう人材にもチャンスを与えてほしいと心から思う。
といっても、このあたりの私の知識はかなり頼りないので、ご存知の方にご教示頂きたいぐらいなんですけど
それに獣医さんの業務は、相当な重労働だと聞く。業務内容からしたら、それ程高額を要求している訳でもないのかもしれない。
ただ、一般の飼い主は仕方ないとしても(本音はもう少し安くしてほしいが)、善意の愛護団体や一定の人々に対しては、医療費の減額や公的獣医師制度の導入などを行って頂きたいものだ。
知り合いの知り合いの話だが、愛犬が癌にかかり暫くは治療に励んだが、治療費が40万円を超えた時点で治療を断念したそうだ。
誰もこの飼い主を責められないのではないだろうか。
今後、料金が更に加算されていったら、愛犬が病気になった時、獣医さんに診てもらえない飼い主も増えてくるだろう。
お金持ちしかペット(特に犬)が飼えない国なんて、やっぱりどっか間違ってる気がするのは、私だけだろうか
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大型犬を3頭飼ってる友達がお金がいくらあっても足りないって言ってた。
どうにかならないかなー(-.-;)