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高須基仁のメディア国士無双 内館牧子が相撲界に寄せる提言は“戯れ言”だ!

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高須基仁のメディア国士無双 内館牧子が相撲界に寄せる提言は“戯れ言”だ!
 もうすでに大相撲は新格闘技“オオズモウ”に変化していると言っていい。横綱はチャンピオンであり、ウィナーである。確かに古来より大相撲は神に捧げる“神事”であった。しかし、今後その伝統はアマチュア相撲に受け継がれていくだろう。相撲道はアマで教えてくれ。プロの世界に相撲道は不要だ。金的とかマゲをつかむといった反則はともかく、張り手、蹴たぐり、サバ折り…総合格闘技にもない技が相撲四十八手には網羅されているのだ。

 それに今の力士の多くがヒザなどを痛めている。サポーターを付けていない力士のほうが珍しいほどだ。それは勝負の舞台がリングではなく、固く作られた土俵のせいというのも大きい。土俵下もマットレスとか敷いてないから、落っこちたらケガしてしまう。今や相撲の土俵は金網ファイトと同様の危険性をはらんでいると言っていい。昔に比べて力士の体が大型化している、時代は変わっているのだ。
 これに対して、朝青龍と“犬猿の仲”の内館牧子センセイが「週刊朝日」4月11日号で、お節介にも「大相撲教育システム」なる珍アイデアを提案している。ただし、これは横綱審議委員としてではなく、あくまでも私案だ。
 一つ目は「更正教育機関」。今後、朝青龍のような“非常識”な力士が現れたら、ここに通わせて“更正”させるのだそうだ。馬鹿言うな!
最初から道徳や倫理常識を携えて入門してくる新弟子なんているかよ。みんな食うための方便で、必死の思いで角界入りしてくるのだ。だいたい、去勢…いや更正された力士の相撲を見て、何が面白いのか?
 二つ目は「全力士の再教育機関」。入門時の6カ月教育とは別に、全力士に定期的に再教育を行うシステムなのだそうだ。よく私には分からないが、今の力士はそこまで馬鹿なのか?
 また、外人力士に最低限のルールを教える「外国人クラス」も設置するという。大鵬や力道山の例を引くまでもなく、もともと角界は異邦人、ボヘミアンの集まり。兄弟子は新弟子に己の肉体を叩き付けることで、同時にルールも叩き込む。教卓を介して教えられるほど単純な代物ではない。
 三つ目は「全親方の再教育機関」。第2の高砂親方出現を阻むため、再教育と情報交換を行う場所だとか。そもそも親方にとって最も大切な仕事は、部屋の米櫃(びつ)を常に満杯にすること。だからこそ各部屋にはそれぞれタニマチが付き、親方は密接に付き合っているのだ。もちろん弟子の教育も大切だが、それも先に“ちゃんこ”ありきの話だろう。
 これらのシステムを通して見えてくるのは、内舘が角界を常識も理性も持ち合わせていない“人間以下の生き物”の巣窟とでも思っているかのような、傲慢な姿勢である。言うまでもなく相撲取りは“異形の人”。今なお髷(まげ)を結い、着流し姿に雪駄履きで街を歩いても許されるのは、彼らが”特別な存在”だからこそ。それを今さら“教育”などという愚かしい行為で縛り付けようとは、呆れて言葉もない。
 また、このような“教育”でどうこうしようというのは母親的なモノの考え方である。師匠と弟子という男と男の“特殊”な関係に、母親性が介在できる場所など微塵もない。相撲に女の出てくる幕はないのだ。
 もし相撲界に関わりたければ、自ら「日本女相撲協会」を設立してコミッショナーになればいい。天照大御神のように「女大相撲」の上で君臨すればいいのだ。

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