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【社会】

代理出産、計15組で試み 根津医師がデータ概要公表

2008年4月4日 20時21分

 8例の代理出産の成功を公表している諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)院長の根津八紘医師は4日、これまでに代理出産を試みたのは計15組で、依頼者の3分の1が生まれつき子宮がない女性だった、などとするデータの概要をホームページで公表した。

 それによると、代理母15人中、11人が妊娠したが3人は流産、残り8人が出産に至った。

 依頼者と代理母の関係は、実母5人、実姉妹3人、義理の姉妹7人。

 出産に至った8人の中では、実母が最も多く4人で年齢はいずれも55歳以上。自分の「孫」を出産したことになるが、1人が軽い妊娠中毒症になったほかは、経過は順調だったという。残る4人は30−44歳で、実の妹が1人、義姉妹が3人だった。

(共同)
 

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