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FLASH NEWS(速報ニュース)

五輪ボイコットの動き批判 IOC調整委委員長=差替

 【北京3日共同】北京五輪の準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会は3日、3日間の日程を終了、記者会見したフェルブルッゲン委員長は各国首脳の間で開会式ボイコットの動きが出ていることについて「中国で大型の商談をまとめ、3、4カ月後にボイコットを口にするような政治家は尊敬できない」と述べ、フランスのサルコジ大統領らを強く批判した。

 同委員長は「政治とスポーツの間には太い一線が画されている。IOCは政治問題に介入しない」と述べた。チベット情勢のほかスーダン・ダルフール紛争への対応や人権問題などで高まる中国批判には耳を貸さないとの立場を強調した。

 昨年11月にサルコジ大統領が中国を訪問した際、中国側はエアバス160機の購入契約など大型商談を相次ぎ成立させた。しかし大統領は先月、チベット情勢に関連して北京五輪開会式ボイコットもあり得るとの考えを示した。

 IOCが求めていた大会中の報道陣に対するインターネット規制解除については中国側が保証した。ただし、ゴスパー副委員長は「保証されたのは大会中の報道陣のアクセスで、一般の中国人についてではない」と説明。一部の外国メディアのサイトにアクセスできなくするなど中国政府が日常的に行っている規制は中断されない。

 北京五輪組織委員会の王偉執行副会長は、チベット暴動に関し「世界の人々は一部の報道にだまされている。背後で操っている人物がいるというのが真実」などと中国政府の見解を繰り返した。

 フェルブルッゲン委員長は、聖火リレー走者による中国政府への抗議には「五輪憲章で政治活動を禁じている場所以外で、何を言うかは個人の自由」と容認姿勢も見せた。しかし「昨年まで騒がれた大気汚染などは忘れられたかのようだが、今起きている問題もそうなると思う」と述べた。


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