「ラサ事件を平定させたことにはどれほどの解放軍兵士を動員したのか?」―。

再開されるラサのポタラ宮
このほどラサで開かれた内外記者会見で、記者の質問に対し、チベット自治区政府のペマ・トリンレ常務副主席は「3・14ラサ事件に対し、我々は公安警察と武装警察を動員したが、解放軍兵士を動員しなかった。したがって、戦車と装甲車を出動しなかった。しかし、事件平定後のラサ町の清掃に解放軍兵士が参与した。」と答えた。
一方、ニューデリーで開催された記者会見でダライ・ラマは、ラサ暴力犯罪事件への関与を否定し、数百人の中国兵士が僧侶に変装したと聞いていると断言した。

再開されるラサのポタラ宮
それについて、外交部の姜瑜報道官は3月31日の記者会見の席で「ラサ暴力犯罪事件の真相は覆い隠すことのできない事実であり、確実で動かすことができない証拠がある。ダライ・ラマは根拠のないうわさをデマにして、事件の真相を変えることはできない。これはダライ・ラマがびくびくしている証であり、デマで大衆を惑わし、ラサ暴力犯罪事件での自らの責任を逃れるつもりだ」と非難した。
(章坤良 写真:中新社)
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