倉敷市役所で開かれた説明会には、市長選挙に立候補予定の４陣営と市議会議員補欠選挙への立候補予定の３陣営の関係者などおよそ２０人が出席しました。今回、市長選にあわせて、欠員１に対する市議補選が真備・船穂を除く旧倉敷市選挙区で同時に行われます。選挙管理委員会からは、選挙の日程をはじめ立候補の届出法や選挙運動などについて説明が行われました。任期満了に伴う倉敷市長選挙は、４月２０日に告示され、２７日に投票が行われます。ＫＣＴでは倉敷市長選挙の開票速報を４月２７日午後９時からお伝えする予定です。

倉敷駅周辺の商店街や病院・文化施設などを巡る循環コミュニティバスを本格運行をさせようと結成された実行委員会は、３月に続く２回目の会議を開きました。実行委員会では、来年の４月下旬ゴールデンウィークからの運行を目指しており、会議では、本格運行までの実施計画について話し合われました。その中で、循環バスの運行に必要な、ルートや利用対象者、料金、サービスなどを決定するためのアンケート調査を実施する計画で駅から半径２キロの住民や各施設や商店街の利用者を対象に行うことなどを決めました。倉敷駅周辺循環コミニュティバスは、中心市街地の活性化を目的に、住民や観光客などの便利な足となるよう検討されたもので、２００６年１０月から２ヶ月間試験運行されました。

入学の日を迎えたのは３年課程の４期生４５人と２年課程の１４期生２９人のあわせて７４人です。２年課程は准看護師の資格を持った学生が更に上の資格をめざすもので、３年課程はいちから看護師の勉強をするコースです。どちらの課程も卒業時に看護師国家試験の受験資格が得られます。三浦 洋 校長は「いたわりの心を基本にしてこれからの看護の道を歩んでください」と挨拶しました。これを受け入学生を代表して庵谷 理恵さんが「初心を忘れず豊かな人間性を備えた看護師をめざします」と宣誓しました。倉敷看護専門学校は昭和６３年に夜間定時制として設立され、今年で創立２０周年を迎えます。新入生らは病院で実習などを行いながら憧れのナースキャップ目指して勉強に励むことになっています。

オープニングセレモニーには大学の関係者などが出席し看板の除幕式が行われました。「まちなかきゃんぱす」は職業体験や若者の目線から街の活性化を考えていく職務体験プログラムの取り組みで、来年３月末までの１年間、活動拠点として使用されます。大学全体を挙げて取り組む事業としては県内初の試みです。今後、健康科学学科の学生が大学で学んだことを活かし市民を対象にエアロビクスやヨガ教室、美観地区ウォーキングなどを開きます。このほか学生と商店主らが商店街の活性化策について座談会を開くことなども検討されています。きょうはオープンを記念し、元山陽放送ラジオセンター長で倉敷芸術科学大学客員教授の濱家輝雄さんが講演し「この場所を核に若者の目で個性豊かな街を作ってください」と学生らを激励しました。