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院内保育:医師や看護師らの子どもを 越谷市立病院でスタート /埼玉

 越谷市立病院(山本勉院長、481床)で1日、医師や看護師など医療従事者の子どもを病院内で預かる院内保育がスタートした。医療スタッフの人材確保と育児休業からの復職を図ることが狙い。

 院内保育施設は、隣接する旧看護学校を一部改装して再利用した。広さは約180平方メートルで、乳児室と遊戯室を完備。対象は0歳児から就学前の幼児で、定員30人。運営は民間の保育業者に委託し、保育時間は病院勤務の3交代制に対応させた。

 病院側によると、既に0~3歳児の12人から申し込みがあり、初日の1日は5人が利用した。このうち、保護者の3人は新年度から採用された医療従事者という。

 保護者のひとりは、「4月から市立病院で働くことになったが、院内保育が就職の決め手になった。職場の近くに子どもがいることは、急な用件でもすぐ対応でき、とても安心です」と話していた。【飯嶋英好】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

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