総務省が3日発表した07年12月末のIP(インターネット・プロトコル)電話の市場占有率(シェア)によると、NTT東日本、NTT西日本の合計は9月末比2.7ポイント増の29.5%と、ソフトバンクBBの27.7%を抜き、初めて首位になった。
IP電話は、電話回線経由と光ファイバー回線経由の2方式がある。NTT東西は、高音質の光回線の整備に力を入れ、音質の劣る電話回線中心のソフトバンクの追撃に成功した。IP電話の利用番号件数は、4.0%増の1677万件だった。
毎日新聞 2008年4月3日 20時43分