性行為の持続時間は３─１３分間　調査

ニューヨーク（ＡＰ）　性行為の持続時間は３─１３分間との調査結果が、性医学の学術誌「ジャーナル・オブ・セクシャル・メディシン」５月号に掲載される。

調査は米国とカナダの性療法士団体の会員５０人を対象に、米ペンシルベニア州ベレンド大学ペンステートエリー校のエリック・コーティ準教授（心理学）と学生が実施。全体の６８％にあたる３４人から回答があり、最適な持続時間は前戯を含まず３─１３分間であることが分かった。一部の回答者は、持続時間はカップル次第だの見解を示した。

コーティ準教授は、性行為が長く続くほど良いとの思い込みが、今回の調査結果で緩和されることを期待すると述べた。ただし同準教授によると、性療法士らの間では、持続時間１─２分は「短すぎる」と認識されているという。

学術誌が２００５年にカップル１５００人を対象に４週間行った調査では、持続時間は平均７．３分だった。この時の調査では、女性がストップウォッチで計測する方法が取られた。

専門家は、若い男性と中高年男性の双方にとって時間延長は困難だと指摘し、「大半の人の性生活は、他人が想像するほど楽しいものではない」としている。